中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

長野市で。訪問懇談、各界連。巨峰の発祥地を知る!

2010年02月25日 20時14分38秒 | 活動日誌
       宮崎の友人から送られてきたポンカン、やっと描けた。おいしかったんだよー。  



 長野市に入りました。訪問、懇談、各界連の皆さんと街頭からの訴えをしました。

 いろいろな方にお会いしました。歯科医師会のドクター、車の修理工場の社長さん、薬局のご主人、医師会長さん、デイケアに通っている皆さん・・・午前中だけで69人とお話ししたから書き切れない。

 懇談もたくさんしました。保育園の園長先生、財産区、巨峰会の皆さん。そのほかにも、突然訪ねて懇談になったところもありました。

 昨日、今日は、長野県は「日刊紙デー」、日刊紙はこの頃特に魅力的な記事が多くて、表も裏も切り抜きたいときは困ってしまうほど。
 ま、うちは夫も私も朝ご飯を食べながら赤旗を読む習慣なので、1部では取り合いになる、そこで2部取っているので、裏表をとれるのですが。

 そこで、今日は私も「日刊赤旗」をきちっと位置づけて行動しました。
 3人の方が気持ちよく購読してくれましたよー。「こんどこそ、頑張って」と言って。
 それから日曜版も3人のかたが購読約束。「いいですよ、いよいよですね。政治を正してください、こちらこそ、よろしく、ほんとに頼みますよ」と励ましていただいて、嬉しかった。ふつふつと力が湧きますね。
 
 
 T保育園で懇談。「規制緩和、ひどい。保育園のこと分かっていない。腹がたって仕方がない。私立保育園の補助金も公立と同じように一般財源化された。これでは市の態度いかんでは、経営も大変になる。私はもう共産党しかないと言ってるんです」と理事長さん。

 
 南長池診療所のデイケアの皆さんにご挨拶。
 「中野先生、このごろお酒あまり飲まなくなったね。この前も控えてた」
 「そうですねえ、大丈夫、代わりに私が飲んでるよ!わっはは」
 「がんばってねえ、いつも入れてるんだよ。なんで共産党は大きくならないのよ」としかられた!
 「ごめんなさい、私が国会へ行くようでないと大きくならんね。たのみます!」
 「ハイよ」

 
 昼休みは各界連の街頭宣伝に参加しました。

 
 松代の西条財産区の皆さんと懇談。村有林だった山を合併を期に財産区として守っています。もう60年になると言います。
 昔は材木業は盛んだったので、部員になる人が多く選挙で選んだそうですが、今はまったくなり手がいなく「あたまを下げてたのみに行く」と。
 先輩が残してくれた貯金をおろしながら何とか整備をしていると言います。

 少し前、巨木を切って2千万で売れたとのこと。しかし、経費を引いて財産区にきたお金は百万円だけ。それで幼木を植林したが、10年は面倒見ないと育っていかないのに、百万では3年分だけ。あとの7年は持ち出し。
 
 更級農業高校の生徒の山の手入れの実習の場として、また地元の小学生の授業に山に入ってもらうなど「山を好きになって欲しい」との願いで支えられている財産区でした。

 昔、山が景気の良いときには、財産区内の学校や保育園の建設や、水道事業などの個人負担はみんな、山の利益でやってきたそうです。

 「山を守るためにぜひ、いい施策を出していただきたい」との強い要望が出されました。

 

 「巨峰会」の役員さんと懇談。良く時間を取ってくださった。心から感謝でした。だって、今日は晴天、農作業日よりです。しかも明日は雨模様、本当に申し訳ない。

「伊藤さん(元党市会議員)からお話があり、私たちのためになるならと受けることにしたんです」と会長さん。
 「一致できる要求では、皆さんと力を合わせたいので、現場の実態を聞かせてください」とわたし。
 
「子どもに後を継げと言える農業に」との願いが沢山語られました。

 私はまた賢くなりました! 懇談は賢くなる源です。
 
 「巨峰」の発祥の地は、ここ松代東寺尾だったのです! びっくりでしたねえ。「巨峰」の名称をめぐって争いもあったのですって。いわゆる「特許」ですね。
 「それでどうなりましたか?」と膝を乗り出す私。
 「同じ農業の仲間ですから、うやむやとなったかな・・・・今はどこでも使っているものね」

 知らなかった。でも結果はさすが、農民の皆さんの心意気を感じました。

 巨峰会は東寺尾で60年前に発足したと言います。高齢化で少なくなってきていますが、28軒が加盟して、共同で出荷しています。

 でも60年前には1キロ300円だった巨峰・・・高級品だったんだ!! それが、今も400円程度だというのです。
 一時は2千円の時もあったとか。「60年前と同じではがっくりきます。昨年は長雨で病気が発生、葉が落ちてしまった。葉がないと、糖度ものらないし色もつかない。昨年はだめだった。
 その影響が今年もでるか、心配。葉のつかない枝は切り詰めることになったから、花芽が思うようにつくかどうか、6月の様子で分かる」

 農家の方のご苦労をお聞きすると、いただくときに感謝の気持ちが湧いてきます。何とか農業を再生しなければ。急がれます。

 明日は泊まりで、上伊那、飯田、下伊那へ行きます。

  
 
コメント
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