中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

飯田市で福祉施設の訪問・懇談。つどい。街頭宣伝。記者会見

2009年11月11日 21時04分03秒 | 活動日誌
 飯田市で行動しました。雨でいやな天気、でも、内田市議、伊壺市議、大坪後援会長、支部のみなさんとの、盛りだくさんな行動でした。

 障害者施設や特養ホームなどの福祉施設、健和解病院、薬局など7カ所の団体の訪問と懇談。
 新婦人の「介護小組」とのつどい。南信の2社との記者会見もして、最後に街頭宣伝をしました。

 全部はとても書ききれませんが、一端を報告します。
 

 障がい者の厚生施設では、施設長さんが、利用者と職員全員を集めて、30人ほどの懇談を準備してくださっており、こちらが驚きました。
 
 「自立支援法を廃止のあと、共産党はどんな案を持っているのですか」
 「職員の労働条件を良くして欲しい。給料は安いし仕事はきつい」
 ちなみに、給料は大卒30代で17万円ほどだと言います。高卒で40代男性が約16万円。
 「今、民主党はお金の使い方の見直しをしていますが、社会保障の財源はどうするのか、共産党の考えを聞きたい」
 「アメリカとの関係は、共産党はどうやっていきたいのか知りたい」
 「法律が決まるときに、私たちには何の説明もない。おかしい」

 などなど、次々とたくさんの質問攻めでした。
 最後に施設長さんから「共産党さんが来てくださったのは、初めてのことですから、緊張しました。障がい者問題はどうしても谷間にしずんでしまいます。当選したら、今日の懇談の内容をぜひ、実現してください」との丁寧なご挨拶がありました。


 特養ホームでも、深刻な実態が話されました。
 「ケアマネージャーは、別名マネーマネージャーというのです。介護保険の限度額とのたたかいです」
 「配食サービスを1000色やっています。住民アンケートでは特養に続いて2番目の58パーセントの要求です。配食さえあれば、何とか自宅でやっていけると。毎年、倍倍にふえており、アップアップ、ボランティア総動員です。民間の配食センターは、交通の便の悪いところには行かないからです。
市から200円の補助で600円の弁当ですが、一つを二人で分けて食べているご夫婦もいます。1ヶ月にすると、金額がのしますから・・・」
 
 
 擁護老人施設の施設長さんの話しは次の通りです。
「私が一番、胸を痛めていることは、無年金者のかたのお小遣いです。措置費がきますが、事務費、事業費にも足りないくらい。お小遣いが入っているのかどうか、県も市もわからないと曖昧。
 施設から毎月1万円、渡していますが、病院に通う交通費だけでなくなってしまい、あめ玉一つ買えません。だから、事件も起きるのです。
 まさに「朝日訴訟」そのまま、人権侵害です。
 交通費は施設で半額補助しています。前は全額出していましたが、とても経営がやってゆけません」

 他に訪問した施設でも、同様にたくさんの困難が話されました。短時間に、堰を切ったように話してくださるのです。

 
 新婦人の「介護小組」でのつどいでした。介護でがんばっている方が、一ヶ月に一回集まって、励まし合っているそうです。和気藹々とした話を聞きながら、「よく、明るくがんばっているなあ」と心打たれました。

 「添い寝してあげてるんです。すると落ち着いて、夜も家の中を俳諧しないのです。夫と交代でやろうと決めたけど、一ヶ月交替が『一週間交代にしてくれ』それが『一日交替にしてくれ』と。トイレなど世話があるから、男は駄目ねえ・・・・ワッハッハ」
 「ヘルパーさんに夜も30分、来てもらうようにしただけで、助かってる。楽になった」
 「一ヶ月となると大変でしょう?払える力がなければ、頼めない」


 大坪さんと街頭からの訴え。「世論を大きくして、要求を実現させましょう!」
 こころから、党を大きくしたい。苦しみを無くしたい。
コメント
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