中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

常任委員会・651票差の重み

2009年10月26日 21時16分39秒 | 活動日誌
 久し振りでスケッチしました。庭のゴウヤ。まだがんばっています。そばにいくと葉からいい香りが漂ってきます。
 

 定例の常任委員会でした。市長選挙のことも議題に出ました。
 
 長野市長選挙、高野さんと鷲沢さんは651票差の大激戦でした。あと326票あれば勝利できたのですから、この僅差の重みは、非常に価値があります。

 鷲沢さんも「いろいろな考えの人がいる中、市民の声を聞きながらかじとりをしていきたい」といっていますが、ぜひ、謙虚に市民の声に耳を傾けていただきたい。

 鷲沢さんの票は57728票、有権者は303922人、約5人に一人しか信任していないということになります。

 衆議院選挙では、民主党の勝利は世論調査でも明らかなように、国民の「自民党を倒したい」との票が集まったのであって、民主党のマニフェストを全部支持したわけではないのです。

 国政でも地方政治でも、どの政党や候補者が勝っても、相方に投票した方や投票に足を運ばなかった方の意見に耳を傾けながら、舵取りすることが求められるのだと思います。

 長野市では具体的には、例えば浅川ダム。中止を言ったのは高野さんだけでした。ダム反対で高野さんに投票した方も多いです。この重みに鷲沢さんはどう対処するのでしょうか?
 市民会館建設計画や保育園の民営化などもそうです。

 今日、市の職員にお会いする機会があり、その方は「もう、社長さんでふんぞり返ってばかりはいられないでしょう」と言っておられましたが、職員のみなさんも僅差まで追い詰めた選挙結果で、態度への反省の期待もしているのだと思いました。

 今回は、市民が立ち上がった選挙でした。「みんなの会」の構成団体のひとつである共産党も、党派を超えた市民有志の「ワクワク長野」のみなさんとご一緒にがんばれたことが、とても大切な宝になったと思っています。

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 さて、常任委員会を中座して、野々村市会議員のお父さんの告別式に参列するため、原田長野市会議員団長と共に、松本に向かいました。
 
 おじいちゃん、89才、母と同い年。遺影は生前と同じ、優しい笑顔でした。
 
 私の子どもたちと野々村さんのお子たちとは保育園時代から一緒。その長男とパートナーを頭に、7人の孫が頼もしい存在でした。家族っていいなあと思いました。

 ラジオで鳩山首相の所信表明演説を聴きながら、帰路につきました。臨時国会が始まりました。

 
コメント (1)
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