中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

長野労働局と懇談・要請書を渡す

2008年12月01日 20時30分06秒 | 活動日誌
            米軍機の犠牲になったかずえさんの名のバラ  党中央の屋上に咲いています。  
 
   
 
 午前中は地元の若槻地区、赤旗の11月分の〆がお昼までなので、すこしでも前進幅を大きくするために購読のお願い中心の訪問活動となりました。
 支部のNさんと一緒です。

 「また選挙が伸びそうだね、われわれそっちのけであきれ果てる。麻生さんは、怒りを通り越してあほくさくて」
 「息子の仕事が不景気で赤字。年金の私の扶養になっているんだよ」
 「この寒空に働くところがなくなったら、いったいどうすりゃいいんだ」
 「若い者がかわいそうだ」

 どこでも「どうでも共産党ががんばらなくてはだめだ」との声援を受けて、身が引き締まりました。

 自宅でお昼ご飯。自宅で一人でお昼ご飯を食べるときは、この頃は大概パスタです。にんにくと唐辛子をきかせて、ありあわせの野菜で作るぺペロンチーノは最高の満足度。

 午後は長野労働局との懇談でした。

 県委員会「雇用・不況打開緊急対策本部」(本部長山口のりひささん)と県議団の申し入れに応じての懇談で、こちらから要請書をお渡ししてきました。

 参加したのは、県議団から石坂ちほ団長、備前県議、山口のりひささんと私、そして小選挙区の予定候補者全員です。

 労働局側からはたくさんの資料を準備してくださり、詳しくレクチャーもしてくれました。



 長野県は解雇人数が全国第4位との、衝撃的な全国調査発表があったのですが、調査する母体が各県まちまち、応えてくれた企業の分しかまとめられなかったことが明らかになりました。

 そうなると、新聞報道の全国約3万人、長野県の1600人は、氷山の一角の数字と言うことになります。

 「長野県はまじめに調査した結果、全国で四位になったわけですね」とのジョークがとびました。

 内定取り消しの人数も、学校で把握している範囲しかわからない。高校はまだ、進路指導で教師が生徒の動向をつかんでいるけれど、大学生はまったくわからない。

 だから、実態は新聞報道の数字に出ているより、ずっと深刻であることが明らかになりました。

 また、就職内定は、法律にはないけれど、最高裁の判決での判例では「契約とみな」しているので、場合によっては保障も可能、労働局もそのように扱っているとのことでした。

 労働局では、派遣労働、期間社員の中途解除は「リストラではありません。次の仕事があるかもしれません。一言でリストラと言うのは間違っています」との説明でした。
 
 いずれにせよ次の仕事も困難な今、仕事がなくなるのは事実だから、仕事の確保のため、企業、経済団体への指導・監督の努力してほしい、との4項目に渡っての申し入れには、「その通りで、努力してきましたし、努力します」との前向きなお返事でした。

 11月28日には、厚生労働省が各都道府県労働局長宛に文書を出していますが、そこには、「派遣労働者の雇用の安定を図るための措置を講ずるよう指導を徹底すること」「偽装請負等の・・・是正指導に当たっては・・徹底指導を・・」と、前向きな内容が書かれています。

 厚生労働省がこのような文書をだしたのは、国民の運動と世論の力にほかなりません。

 「私たちも雇用を守るためには、企業とも直接話し合いをしてゆきたいと思っていますのでよろしくお願いします」と、山口のりひささんがお礼のご挨拶、労働局はたっぷり1時間以上の時間を取ってくださいました。

 明日は上田市と青木村に行きます。

 
 
 
 
コメント
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