サナダ虫 ~解体中~

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「ペルシャ猫の謎」【小説】

2009年01月27日 | 批評 「読」 
「ペルシャ猫の謎」(著:有栖川有栖)を読んだ。

臨床犯罪学者の火村英生助教授と、推理作家の有栖川有栖の国名シリーズ第5弾。


「切り裂きジャックを待ちながら」 「わらう月」 「暗号を撒く男」

「赤い帽子」 「悲劇的」 「ペルシャ猫の謎」 「猫と雨と助教授と」

この7作品を収録した短編集。


感想。

①文庫本カバーの猫がめちゃくちゃ可愛い!(ベロ出そう!ベロ出そう!)

②月は怖いぞ!

③どの作品にも一度は出て来る「猫」という字を探せ!


いつもは脇役であるイケメン森下刑事も大活躍!(「赤い帽子」参照)

彼が愛着しているアルマーニのスーツの謎も解明!

・・でも、全体的にイマイチかな。「猫」しか印象にない。

★★★☆☆


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
サナダさんへ (kei)
2009-01-28 11:25:35
 お邪魔します。

 国名シリーズは秀作が多いけど、この「ペルシャ猫の謎」はねぇ…。一番最初に「ペルシャ猫の謎」を読んだ人は、二度と有栖川有栖を読まないような気がする。

 「ペルシャ猫の謎」っていかにもミステリアスなタイトルだから、よけい読む人は期待するよ。

 個人的には「猫と雨と助教授と」みたいな軽い雑文をいっぱい読みたいです。
keiさんへ (サナダ)
2009-01-29 11:05:01
コメントありがとうございます。

うっ、厳しいお言葉ですね・・。
まぁ特に、「買いなさい、損はさせないから」の煽り文句まで付けてますからね。
少々やり過ぎかと・・。

ミステリよりも、火村ファンへのサービス的な一冊でしたね。

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