さなこの日記

5年目に突入したロンドン生活☆
引き続き、そんな日々を気ままに綴っていきま~す!

中田さんのおススメ 

2012年05月07日 | イタリア
ボローニャに戻り、レストラン探し 

これまた、早い時間からやっているお店を探すのが、大変だったが

ネットでなんとかヒットしたのが、こちらのトラットリア・ダ・ジャンニ
 
中田ヒデさんが訪れたことで、有名らしい 

予約をしなかったが、時間が早いせいか、余裕で入れた 

小雨が降っていたけど、R がキーキー言うから、外の方が気楽なので、テラスにて
 

前菜の野菜のグリル  ただグリルしただけ、だと思うんだけど、
 
とっても美味しいのは、やっぱり素材が良いから???

とくに、トマトが甘くて美味しかった!! さすがイタリア 

そして、こちらが、名物の トルテリーニ・イン・ブロード (Tortellini in brodo)
 
肉詰めされたパスタを、スープにして頂く  

これ、一口食べて、J も私も唸ってしまった  感動~~~~

普通のコンソメスープに入っているだけなのに、見た目よりもとっても美味しい 

しかも、小雨のせいで、かなり冷えてきたので、温かいスープが体に優しい~~

この写真は、1人前を丁寧に2つに分けて、持って来てくれたので、半分の量 

でも、結構お腹に溜まるし、これで十分満足  

そして、メインもちゃんと分けてくれた  素敵すぎる 
  
これも、ボローニャの郷土料理なんだけど、名前忘れちゃった・・・

仔牛の上に、ベーコンとたっぷりのチーズ そして、カリカリに焼かれたポテト 

目新しいことはされていないが、ホッとするような、温かみのある1品 

デザートは、初日と同じく、ボローニャ名物のズッパ・イングレーゼと、ティラミス 

ココ最近、ロンドンを含め、イタリアンレストランで食べたティラミスのクリームが

マスカルポーネというより、生クリーム?? というお店が多くて、

ティラミスは、「絶対マスカルポーネ」で、作るものだと思っていた私には、ちょっと衝撃的。。。

生クリームが多いと、チーズの酸味が少なくて、ちょっと物足りない感じだなぁ・・・

ところで、この、テラス席から見えた、石造りの古い建物(銃弾のような穴まで開いてる!)は

一体、何でしょう・・・・???

お料理が出てくる前、J が、ちょっと散策してくるといって、この扉から入ったっきり、

なっかなか戻らず、もちろん、前菜も運ばれて来ちゃったし、

「もしや、拉致?? 誘拐??」と、冗談抜きで、結構心配していたら・・・・

20分以上経ってから、『すごいよ~~~!』とハイテンションで帰って来た。。。。

どうやら、この扉を開けると、中はかなり広いらしく、

本屋さんに、電気屋さん  という、両方とも 、J のツボを刺激するお店が入っていて

すっかり、興奮しちゃったらしい。。。

ちゃっかり、お買い物もしてるし・・・

でも確かに、この中がそんなお店になってるとは、意外だわ・・・・ 

電気屋さんとか、ほとんど見かけないな~~と思っていたけど、

案外、こんな感じに、さりげなく、あったりするのかもね 


食後、小雨もほとんど止んで来たので、また、ジェラードを食べながらホテルへ 
  
しっかり、デザート食べたのにね・・・

日曜の静かな夜  夜の景色もなかなかだ 
   

さて、翌日は、お昼の便でロンドンに戻るので、すぐに空港へ 

もちろん、最後にジェラードを食べて・・・ね 
 

アルプスが綺麗に見えた 
 

はい!こちらが、パルマで買った、パルマハム 


そして、パルメザンチーズ かなりのお買い得品 
 

他にも、パルマのスーパーマーケットで、ちょこちょこ買ったもの 

気づけば、全部、食べ物だなぁ・・・・

ボローニャは、フィレンツェにも近いし、ブランドショップは一通り揃っていたけど、

全く、足を踏み入れませんでした~~~~

この旅の目的は、美食ですもん 

日帰りでパルマへ

2012年05月06日 | イタリア
ボローニャ旅行2日目  前日、1日ブラブラした結果、

・・・もう、ボローニャは、いっか~~~ (観光してないくせに・・・)

ということで、日帰りで、パルマに行く事に 

ボローニャからは、フィレンツェ、ミラノ、なども、1時間程度で行けるのだけど、

やはりここは、パルマでしょう~~~

パルマハム、そして、パルメザンチーズの、パルマ 

たとえ、何も無くても、行ってみたい 

ちょうど、ホテルの目の前が、中央駅で、ここから、どこにでも行けちゃう 
 

ユーロスター・イタリー も、停まるよ 
  

私達が乗るのは、ローカル電車のこちら 
  
ファーストクラスにしたので、ちょっと広々  そして、誰もいない。。。
 

J も私も、テツじゃないけど、やっぱり、こういう電車に乗ると、ワクワクしちゃう 

眠いけど、眠れそうにないわ 

しかも、ところどころに、ブドウ畑 が~~~~
 
そうそう、ボローニャのある、エミリア・ロマーニャ州は、赤の発泡性ワインの ランブルスコ が有名なところ 

スーパーで、2ユーロくらいで売ってた  (→購入 

そして、途中駅の、モデナは、バルサミコ酢で有名な街 
 

他にも、ここが駅なの??というくらい、超ローカルな感じの所を5、6ヶ所、停車して、

約1時間で、パルマに到着~~~


これが駅 



この パルマ川で、2つの地区に分かれている 
 

思ったよりも、人が多くて、ちょっと驚き 
  

それでも、ボローニャよりはかなり、こじんまりとして、小さな小さな田舎街だけど 

しかも、日曜日なので、お店はほとんど閉まっていて、ランチ場所を探すのに、一苦労。。。。

オープンしていても、予約で満席なお店ばかり 

そんな中、看板が出ていたので、こちらのレストランに入ってみると・・・
 

誰かの書斎のようなお部屋で、とても可愛い   けど、だ~れも居ない。。。
 
しばらくして、奥の方から出て来たお兄さんに、「ランチしたいんだけど・・」と言うと、

「え? ランチ?? う~~~ん・・・いいよ 」  という感じで、

若干、不安になったが、やっと見つけた1軒だったので、着席。

奥にワインショップがあるから、そっちが本業のようね

注文したのは、お兄さんおススメの一品、パルマハム~~

おいしい~~~っ 塩分が少なくて、食べやすいね   

いくらでも食べられそうな、飽きのこないお味  さすが、メジャーになるだけのことはある 

そして、メインは、トルテリーニ (詰め物をしたパスタ)

たぶん、ほうれん草だったと思われる・・・

この地方の名物、トルテリーニやトルテロー二は、本来、こういう形では無いらしいけど、

大抵、自家製でなので、まっ、何でもありだよね 

たっぷりと、パルメザンチーズがかけられていて、こってり美味しい 

もう一品は、イカ墨のパスタ 

イカ墨が練り込まれたパスタなので、、お歯黒にはなりません 

美味しかったけど、ちょっと、油が多くて、ギトギトだった 

でも、恐る恐る入った割に、なかなか、よかったかな 

・・・が、残念ながら、パンが美味しくない  

一体、いつ焼かれたパン?? という感じで。。(たぶん5日以上は経っているでしょう・・・)

やっぱり、あんまりお客さん来ないのかしら?? 


ランチ後は、サッカースタジアムへ 

パルマのチームは 中田英寿選手が、2001年から2004年まで所属していたところ
(ちなみにボローニャのチームにも、ちょこっと在籍していたらしい。。。)

長~~~い道のりを歩いていったのだけど、
 
入り口しか見えなかった 
 

そのまま、歩き続け、近くにある、小さ~~~い、ショッピングモールへ 
  
H&M と、スーパーマーケットくらいしか、気になるお店はない・・・。

でも、ここのスーパーで、お目当てのパルマハムをゲット  

その場で、ギーコギーコと、スライスしてくれる 

さすが、トルテリーニも、色んな種類が売ってるね 


帰りの電車は、16時半を目安にしていたので、1番賑やかそうな広場で、(これでも!)
 
ちょっとお茶して、早めに帰途へ・・・・
 

また、夕飯場所を探すのが・・・・・大変だろうからねぇ~~~~~

ボローニャ<食>

2012年05月05日 | イタリア
早速、初日のランチは、こちら 

ボロネーゼの、タリアテッレ  


本場のボロネーゼは、スパゲティーではなく、タリアテッレ (しかも太め)

この街では、ボロネーゼじゃなくても、スパゲティーはほとんど見かけなかった 

そして、感動したのは、しっかりアルデンテであること 

ロンドンのイタリアンは、美味しくても、ここまでアルデンテであることは、本当に稀だからね 

さすがです~~~

イギリス人のお友達に、

「日本人は、どうしてみんな、アルデンテを好むんだ?? 固いじゃない・・・」

と、言われ・・・『はて?そういえば、なんでだろう・・・??? うどんは柔らかい方がいいのになぁ~』と、

思ってしまったが、やっぱり、パスタは アルデンテがいいな 

それから、こちらは、ジェノヴェーゼのニョッキ 

塩加減といい、ペーストの量といい、絶妙なバランスで素晴らしいが、ワインが無いとつらい・・


で、なぜか、メインコースとして出された、 カプレーゼ (大抵、前菜だよね??)
  

デザートは、定番ティラミスと、手前のは、ボローニャの名物 ズッパ・イングレーゼ 

ズッパは、イタリア語で「スープ」、イングレーゼは、イギリス風という意味で

要は、「イギリス風スープ」  昔、このあたりにいたイギリス人が、好んで食べたからだそう・・・。

スープといっても、スポンジやビスケットをリキュールに浸したスープのことで、

アルケルメスという、赤いリキュールを使っているから、こんな色に 
(ウインナーじゃないですよ 

スポンジとカスタードとリキュールを、交互に挟んでいって、出来上がり 

材料が違うだけど、やっていることは、ティラミスと一緒だね 

やっぱり、イギリス人は、カスタード好きか・・・



ランチの後、ブラブラしている時に、Rさんったら、この日1番の  しっかりウンチくん をしてくれた。

さあ、どこで替えようか・・・・

ロンドンと違って、コーヒーショップも無いし、パブもないし、デパートも無いし・・・・
(みんなどこで替えてるの??)

近くに芝生もないし・・・ 

唯一のチェーン店、マクドナルドならあるでしょう!!と、行ってみると、

やっぱり、ベイビーチェンジはない 

で、R を抱えたまま、ウロウロしていると、ごっつい警備員のおじさんが、「どうしたんだい?」と、声をかけてくれたので、

「オムツを替えたいんだけど・・・」と、伝えると、

ちょっと待ってろ  的な事を言って、、キッチンの方へ・・・。

しばらくして、手に、チェンジングマットを抱えて、戻ってきた 

『お~~~~ サ、サンキュ~~~ いや、グラッツェ~~~

と、お礼を言って、受け取ったはいいが、

これを便器に乗せて使うってことだよね。。。。まあ、仕方ない。。。

若干、不安定で怖かったけど、無事に交換   待たせていた J を探すと・・・

なっ、なんと、1人ですでに、バーガーを買って食べている!!! 

『だって、何か買わなきゃ悪いでしょ~~~~ 』だって。

まあね~~~ 

しかも、私が、「これ食べてみたい!」と目をつけていた、

ご当地マックの モッツアレラバーガー を、

綺麗に半分だけ食べて・・・・・

・・・ありがとう・・・じゃあ、残りは遠慮なく頂きます 

こちらがその、ご当地マック 

なかなかでした 


ここからは、ディナー 

18時頃から、お店を探し始めたのだが、困ったことに、ほとんどのレストランが、「ディナーは19時半から」

  

それだと、R さん、ちょっと可哀想なので、頑張って探し回り、(また歩き回って・・・

なんだかんだで、19時近くになり、やっと19時からオープンしているお店に辿り着いた 

同じように、ディナーを待ちきれない人達が、数組  
   
ここでは、ちょっと太めの タリアテッレ  これまた、かなりのアルデンテで、噛み答えがありました~~~

食後でもまだ明るい、嬉しいサマータイム 
 
この旅の、目的の一つでもある ジェラード を食べながら、帰途へ・・・。

ボローニャは、ジェラード屋さんが、とっても多い!! しかも、意外に、夜遅くまでやっているのだ 

このピスタチオは、半端無く美味しかった!!!  

明日も、絶対食べよ~~~っ


さて、また、この旅でもお風呂タイムが、一苦労 

日本一時帰国や、J の出張で、J と離れていた時間が長いので、

すっかり「ママっこ」になってしまった R

しかも、この日は、寝不足で終始不機嫌な日 

J がお風呂に入れるのは、もちろんダメだけど、私が入っている間も、キーキー泣きわめく 

そんな R に、 J が使った手段は、

日本でゲットした、『童謡がいっぱい』

お~~ 大人しく観ているではないかい 

それとも、もう疲れ果てて、泣く元気もない??





ボローニャと 忘れかけた初節句

2012年05月05日 | イタリア
5月最初の週末、ロンドンは貴重な3連休 

・・・ということに、気づいたのは、その1週間前 

例年、この休日に旅行はしないので(高いから・・・)、ついつい忘れてたが、

ロンドンでの生活も、後半戦となった今、そうも言ってられず、行ける時に行くことにした 

・・・で、なぜ、ボローニャ???  

たいした理由はありません~~~~ 

何となく、イタリアに行きたかった  そして、美味しいイタリアンを食べたかった  

でも、せっかくだから、行ったことの無い都市へ~~ というわけさ 

しかも、ボローニャって、名前からして、美味しそうでしょ 

なんてったって、スパゲティ・ボロネーゼの発祥の地  ワクワク 

そんなわけで、easy jet で、何も考えずにチケットを買ったんだけど、時間をよくよく見たら

ガトウィックを、朝6時40分発  ということは、ずばり3時起き 

まあ、大体いつもこんな感じだから、私達はいいのだけど、

赤ちゃんに、それは無謀だったと、後から気づく。。。。

どうせ抱っこだから、寝かせておいてあげられるじゃんっ、という考えのもと、

起こさないようにと、前日はパジャマでなく、次の日のお洋服を着せて、寝かせたのに、

家を出る4時に、抱き上げてガサコソやってたら、やはり起きてしまい・・・・
(眠りの浅い子なのである

そのまま、空港に着くまで、お目目ぱっちり 

まあ、2時間のフライト中、寝てくれたらいいや  という願いもむなしく、

なんだかんだ、うるさくて、なかなか眠れず、最後にちょっと寝ただけで、着いてしまった 

バギーでは寝ない子だから、ずっと抱っこなんだけど、その後も歩き通しだし、

いつもよりすぐに、起きてしまう  

・・・つまるところ、結局、 超寝不足 状態で

この日は、終始、愚図り通しだったのである  
(大人の都合に付き合わせてしまい、ごめんなさい。。。)

なので、もちろん、バギーに乗せても、数分でキィーキィー 言い出すから、

ほとんど抱っこひもで、移動・・・・

しかも、最近ママっ子だから、J でもダメな時がほとんどで

私がず~~~~っと、抱っこして歩き回る羽目に・・・。まだ7キロとは言え、長時間はつらい 

よって、 観光  なんて気分には、ならず・・・・

そもそも、ボローニャの観光名所といえば、『ヨーロッパ最古の大学』くらいで、

特に見所があるわけではないのである。

なので、J の口からも、一度も、「観光しよう!』という言葉はなく、

ただ、のんびりと、美味しいご飯が食べられればいいね  という感じ 

では、ここからは、ブラブラ歩いた街の風景を 

このようにお店が立ち並ぶ通りは、ほとんど全部といって良いほど、屋根が付いているので、

雨でもショッピングには困らない 

ナイキ・ボローニャ 
 

1番賑やかな広場 
  

赤茶けた古~い建物が多い 
 
 

  

格好良すぎです  
 

こんな、広々とした公園もあり、
 
何する事もなく、ブラブラ歩いたのでありました。。。。

お食事編は、また次回 


ところで、5月5日といえば、こどもの日 

つまり、 R の初節句  なんですが、、、、、

ロンドンにいると、どうも、盛り上がらず、、、、、

気づけば、ボローニャで、その日が終わろうとしていた。。。

よって、日本で買って来た、鯉のぼりと(おせんべい入り)

お友達に頂いた、こちら  で、終了 

この巾着の中には、何が入っているでしょう~~~~???

じゃ~んっ

虎屋の羊羹、子供の日バージョンでした 

わ~いわ~い