サンズ・トーク

自分を越えたい。時にそう思っている中高年の記。

家庭菜園は放射能が怖い

2011-04-28 23:08:57 | 菜園・園芸
千葉の私のいるところは、福島原発から直線距離にして200㌔ちょっとです。
同じ千葉でも、ホウレンソウなどが一時出荷制限になった地域もあって、自分の栽培している野菜は大丈夫か、心配な面もあります。
私の畑でも、丁度、ホウレンソウができていたのですが、すこし躊躇しているうちに収穫が遅れて、食べることは食べたのですが、育ちすぎて大分、ぼつにしました。

放射能は目に見えない。野菜が汚染されたかどうかわからないのです。
新聞で、各地の空気中の放射能濃度がでているので、それを見て大丈夫だと思うしかないのです。
震災から49日、うちの野菜はいままでは汚染されていないと思っているのです。
だが、風向き次第、原発処理如何によっては、どうなるかわからないのです。

いまでも、夏向きの野菜を計画していますが、葉ものは汚染されやすいとか、根ものは大丈夫かとか、不安は持ちながらやっているのです。

農協経由の作物ならサンプリングされていて、大丈夫とか見極めがつくのでしょうが、われわれ個人のものはわからんのです。
道の駅などで顔の見える野菜を売っていますが、あれだっていちいち放射能を計測していないので安全なのかどうか、疑問ありと思います。

官房長官が、テレビで、その程度の微量の放射能は、摂取しても直ちに健康に影響をおよぼすものではない。と口癖のようにいいます。
菅さんが、キュウリを丸かじりして見せます。私は、それらを見ても、全く信用していないのです。

原発というのは、実に罪つくりなエネルギーなことがはっきり判りました。
また、福島の農家、酪農家の怒り、やるせなさは良く判ります。

政府と東電は、放射能問題の原因を作ったものとして、その大きな過ちを償うべきなのです。
経済産業大臣が、東電の役員報酬50%返上は甘すぎるといっていますが、人のことを批判するのでなく、あなた自身は、役人報酬をどうなさるつもりなのですか。原子力委員会も、原子力安全保安院も同罪なのです。

いずれ遠からぬうちに、お魚も放射能汚染問題が出てくるでしょう。
原発をやめて、その分、電気を使わないようにしよう。われわれも、夏、暑くても我慢しなくてはならない。

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