Samyの自由日記で、我が国の食糧自給率は39%という話はしました。
今回その話を少し掘り下げてみようと思います。
先進国の中で食糧自給率が、ダントツの最下位である日本。
穀物自給率は、175ヶ国中なんと125位の日本。
日本の現状
養鶏場 65年には、320万軒 → 07年には、3,460軒
酪農家 65年 41万7千軒 → 07年 2万1千軒
恐らくこの数は、今年はもっと減るでしょう。
世界的な食糧不足が叫ばれ、今や食料の輸出規制を
掛けている国がどんどん増えてきています。
世界の穀物在庫量
98年 600万トン → 08年 300万トン
そういった中で、日本は生き残れるのでしょうか?
北海道は大丈夫です。
何故なら、北海道は食糧自給率が200%だからです。
50年前、日本は80%の食糧自給率だったのです。
何故この様な、情けない事になったのでしょう。
此は私の見解です、異論がある方も居られるかもしれません。
戦後直ぐには、食糧自給率は上がりません。
それでも政府は、躍起になって自給率を上げる様に努力していました。
そうです、私も経験がありますが、食べ物はあまりありませんでした。
そこへアメリカ政府が、「日本の将来を担う子供達の為に、給食を遣りましょう。
我が国が小麦粉と脱脂粉乳を出しましょう。」
この話に、なんと親切なと、日本政府は飛びついた訳です。
罠があるとは知らずに、嫌、この時の政府の対応を責める事はできません。
1954年から、コッペパンと脱脂粉乳の給食が始まります。
アメリカ政府と農務省は、ほくそ笑みました。
何故なら、小麦粉と脱脂粉乳が大量に余っていたのと、将来の大口の甘チャンお客を捕まえたからです。
次にアメリカがやった事は、キッチンカーでの全国巡回です。
小麦粉を無料で配り、スパゲティ・フライなど今まで日本食になかった調理の仕方を指導して廻る訳です。
食に飢えていた日本人は、無料で貰える欧米食に大喜びをして、新しい食を迎え入れる訳です。
ネットで調べましたが、キッチンカーについては、この位しか出てきませんでした。
http://blog.livedoor.jp/komesho/archives/50516888.html
続いてアメリカは、お抱え研究者に「日本人の早老短命は、米の大食い,
偏食が原因」などの発表をして、大々的にアンチ米食論を広げていきます。
その結果、日本の米の消費量は、下がる一方で今や、半分以下まで下がっています。
此処から、日本政府のアホ政策と農家の愚行と消費者の愚行が始まる訳です。
書き過ぎかな?
私も30年前には、こんなに酷くなるとは思っておりませんでした。
然し今、農業だけでなく、食用魚介類の自給率も59%まで下がってきてます。
2050年には、世界の食用魚介類が現在の30%になると言われています。
2100年には、枯渇するというデーターもあります。
今、日本は自滅するかしないかの、最後の分岐点に掛かっていると思います。
我々は、何をするべきなのでしょう?
最後に、ブッシュ大統領の自国内の演説より
「自国民に十分な食料を生産できない国を想像して下さい。それは国際的な圧力に晒される危険を抱える国なのです。」
今回、文章が長いので、Samy号は日本の漁船団と一緒に休みます。
今回その話を少し掘り下げてみようと思います。
先進国の中で食糧自給率が、ダントツの最下位である日本。
穀物自給率は、175ヶ国中なんと125位の日本。
日本の現状
養鶏場 65年には、320万軒 → 07年には、3,460軒
酪農家 65年 41万7千軒 → 07年 2万1千軒
恐らくこの数は、今年はもっと減るでしょう。
世界的な食糧不足が叫ばれ、今や食料の輸出規制を
掛けている国がどんどん増えてきています。
世界の穀物在庫量
98年 600万トン → 08年 300万トン
そういった中で、日本は生き残れるのでしょうか?
北海道は大丈夫です。
何故なら、北海道は食糧自給率が200%だからです。
50年前、日本は80%の食糧自給率だったのです。
何故この様な、情けない事になったのでしょう。
此は私の見解です、異論がある方も居られるかもしれません。
戦後直ぐには、食糧自給率は上がりません。
それでも政府は、躍起になって自給率を上げる様に努力していました。
そうです、私も経験がありますが、食べ物はあまりありませんでした。
そこへアメリカ政府が、「日本の将来を担う子供達の為に、給食を遣りましょう。
我が国が小麦粉と脱脂粉乳を出しましょう。」
この話に、なんと親切なと、日本政府は飛びついた訳です。
罠があるとは知らずに、嫌、この時の政府の対応を責める事はできません。
1954年から、コッペパンと脱脂粉乳の給食が始まります。
アメリカ政府と農務省は、ほくそ笑みました。
何故なら、小麦粉と脱脂粉乳が大量に余っていたのと、将来の大口の甘チャンお客を捕まえたからです。
次にアメリカがやった事は、キッチンカーでの全国巡回です。
小麦粉を無料で配り、スパゲティ・フライなど今まで日本食になかった調理の仕方を指導して廻る訳です。
食に飢えていた日本人は、無料で貰える欧米食に大喜びをして、新しい食を迎え入れる訳です。
ネットで調べましたが、キッチンカーについては、この位しか出てきませんでした。
http://blog.livedoor.jp/komesho/archives/50516888.html
続いてアメリカは、お抱え研究者に「日本人の早老短命は、米の大食い,
偏食が原因」などの発表をして、大々的にアンチ米食論を広げていきます。
その結果、日本の米の消費量は、下がる一方で今や、半分以下まで下がっています。
此処から、日本政府のアホ政策と農家の愚行と消費者の愚行が始まる訳です。
書き過ぎかな?
私も30年前には、こんなに酷くなるとは思っておりませんでした。
然し今、農業だけでなく、食用魚介類の自給率も59%まで下がってきてます。
2050年には、世界の食用魚介類が現在の30%になると言われています。
2100年には、枯渇するというデーターもあります。
今、日本は自滅するかしないかの、最後の分岐点に掛かっていると思います。
我々は、何をするべきなのでしょう?
最後に、ブッシュ大統領の自国内の演説より
「自国民に十分な食料を生産できない国を想像して下さい。それは国際的な圧力に晒される危険を抱える国なのです。」
今回、文章が長いので、Samy号は日本の漁船団と一緒に休みます。
…我が家は親類に農家があり、分けていただいていました。
今の僕があるのもその親類のおかげ
とはいえ農家は跡継ぎの問題など、今はいろいろな問題が山積しています
キッチンカーなんてものがあったのですか
北海道を除くと、農業就業者の65歳以上が90%を超します。
北海道も孫の代までの借金をこさえて、やむなくやっている人達ばかしです。
しかし、その後の日本は無策、愚策の連続でした。
米の減反政策などは、犯罪に近い政策です。
不作為の好きな官僚にしては、よくやったものだと思います。
アメリカのパン押しつけ政策に乗せられました。
それとも知らずに、欧米カブレのパン食が主流になり、今のテイタラクです。
自給率39%は、戦わずに白旗を掲げるしかないことを言っております。
残念です。
尚かつ、州知事が居ないという為体です。
然し私を含めて、誰も動かない。
私の妻がよく言ってます。
「家庭の奥さんの誰かが動き出したら、あっという間に全国に広がりウェーヴに為るんじゃない。」
然し妻も動こうとはしない。