隣の爺が、スイカを持ってきた。
「仏壇に供えてあったが、独り身じゃ食べきれないので持ってきた。」
「何時の?」と、思ったが、割ってみた。
すが入っている、食べてみた、甘くもなんともない。
取り敢えず、冷蔵庫に入れた。
其の夜、9時ごろ、チャイムなる。
「お腹なんでもないですか?気になって」
隣の爺である。
「なんでもない」と帰す。
オイと云う事は、お盆から供えてあったのか?
わしら夫婦は、お毒味方か?
彼が小学生のころから知っている、爺である。
カラスに餌はやるは、野良ネコに餌はやるは、近所の鼻つまみ者である。
然し何故か俺にはなついている。
マァ旨く付き合うしかないか。
「仏壇に供えてあったが、独り身じゃ食べきれないので持ってきた。」
「何時の?」と、思ったが、割ってみた。
すが入っている、食べてみた、甘くもなんともない。
取り敢えず、冷蔵庫に入れた。
其の夜、9時ごろ、チャイムなる。
「お腹なんでもないですか?気になって」
隣の爺である。
「なんでもない」と帰す。
オイと云う事は、お盆から供えてあったのか?
わしら夫婦は、お毒味方か?
彼が小学生のころから知っている、爺である。
カラスに餌はやるは、野良ネコに餌はやるは、近所の鼻つまみ者である。
然し何故か俺にはなついている。
マァ旨く付き合うしかないか。