踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

鯉のぼり

2009年05月05日 | 楽郷の会

少子化も嫁自慢なり鯉幟
  しょうしかも  よめじまんなり  こいのぼり

<一言>
今年も地域の集まり「楽郷の会」で恒例の鯉のぼりを揚げることになった。仲間の平均年齢が上がる中で、今年はポールを立てる代わりに水平に張ろうということになった。所謂発想の転換!(笑)
何といっても一番の楽しみは終わった後のお茶飲み話。
最近は鯉のぼりを揚げる家の少なくなった話から、お決まりの少子化問題。
挙句は、孫自慢・嫁自慢。なにはともあれ、近所の子供たちが喜んでくれれば・・・

・季語は、鯉幟’で、夏’です。

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夏近し

2009年05月04日 | 俳句

青空へ続く山みち夏近し
  あおぞらへ  つづくやまみち  なつちかし

<一言>
五月とともに一気に汗ばむ季節が到来した。昔は、八十八夜の忘れ霜などと言うように、この時期は急に冷え込んで桑の葉が枯れたりと不安定な気候だったものだが近年は一気に夏へと変わってしまうようだ。
高尾の植物もいつの間にか夏の姿に変わってきたが、早いとか遅いとか言ってもきっと人間の尺度とは違うところで動いているのだろう・・・

・季語は、夏近し’で、春’です。

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小手毬の花

2009年05月03日 | 俳句

小手毬の花に留まり車椅子
  こでまりの  はなにとどまり  くるまいす

<一言>
公園を養護施設の人達の一団が散歩中。花の前で一人が止まると全員が止まる。ひとしきり小手毬を愛でてまた移動して行った。小手毬が咲けばもう夏。あの人も元気にしているだろうか・・・

・季語は、小手毬の花’で、春’です。

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惜春

2009年05月01日 | 俳句

つくばいて小草確かめ春惜しむ
  つくばいて  こぐさたしかめ  はるおしむ

<一言>
山道で小さな花を見つけ、もしやと思ってしゃがみ込み膝をつく。やはりそれは小さな稚児百合の花だった。思えばこうして草花を追いかけて今日から五月。もう春も往くのか・・・

・季語は、春惜しむ’で、春’です。

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