踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

枯芙蓉

2009年11月07日 | 俳句

蒼空へ綿膨らませ芙蓉の実
  あをぞらへ  わたふくらませ  ふようのみ

<一言>
初冬の空は冷たく広い。その空の下で芙蓉の実は風に逆らうように真っすぐ天を向き、とげとげしい綿を覗かせる。最後まで自分の心を貫き通したシラノ ド ベルジュラックのように・・・

・季語は、芙蓉の実’で、冬’です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする