鎌砥ぎの桶へ零れぬ花南天
かまとぎの おけへこぼれぬ はななんてん
<一言>
夏草を刈らねばと庭の隅で鎌を砥ぎ始めたら、背後からぱらぱらと音を立てて散るものがある。水を張った桶に浮かんだ白い花びら、それは南天の花。
・季語は、花南天’で、夏’です。
鎌砥ぎの桶へ零れぬ花南天
かまとぎの おけへこぼれぬ はななんてん
<一言>
夏草を刈らねばと庭の隅で鎌を砥ぎ始めたら、背後からぱらぱらと音を立てて散るものがある。水を張った桶に浮かんだ白い花びら、それは南天の花。
・季語は、花南天’で、夏’です。