踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

河骨の花

2009年06月04日 | 俳句

河骨や高倉城址沼蒼く
  かうほねや  たかくらじゃうし  ぬまあをく

<一言>
戦国の時代、八王子は戦略的な要所だったためにいくつかの城跡が残っている。高倉城址もその一つだが、幾度か焼け落ちては再構築されたのだろう、いまでは空堀のあとがそれとわかる程度だ。鬱蒼とした森と、木下闇の薄暗い沼に浮かぶ河骨の黄色が過ぎた昔を思わせるようだ。

・季語は、河骨’で、夏’です。

コメント
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