踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

多奈の絮(わた)

2006年04月23日 | 俳句
次の世の夢にふくらみ多奈の絮(わた)

<この俳句の作句意図>
多奈’(田菜’とも書く)は、蒲公英(たんぽぽ)の和名です。

花の終えた蒲公英が高々と絮を掲げている。行き着く先がどんな環境になるのかは風任せではあるが、きっと優しい風の吹く野原を夢見ているのだろう。
とにもかくにも、精一杯咲いて種を旅立たせられれば、はなたかだか’も異論の無いところではある・・・

・季語は、多奈の絮’で、春’です。
コメント
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