長年、緩和ケアの介護者として働いていた女性が余命数週間の患者さんたちに
人生で後悔していることについて聞いていたそうです。
その答えに最も多いのは
「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」なのだそう。
“自分に忠実に”
それが勇気のいることであるというのは
なんだか切ないような気もします。
自分のことを大事にしてあげたい、
と思うことは自然なはずなのに
自分に無理をさせ、我慢させ、犠牲にしていることを
“仕方ないこと”で済ませてしまっていると
本当は自覚しているのでしょう。
誰かのために
誰かが望むように
そう気にしながら
生きてきた人が本当に多いということですね。
後悔しない人生のために、
ということばかりを意識しなくてもいいとは思いますが
自分のことが好きでいられる自分になろうと
頑張ってみるのもいいのかな、
なんて思います。
いろいろやってみた、
失敗もあった、
だけど
それがあっての今の自分。
今まで生きてきて
今の自分がいちばん好き、
そう思える自分になれたらいいな、と。