日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

「淳之介さんのこと」文春文庫 宮城まり子著 を読んでいる。

2017-06-14 10:01:02 | 
某委員の県外研修が次の日曜、月曜とあり、「ねむの木学園」に行く。

部長さんに、今年の候補地としてプッシュする際に、雑談として作家吉行淳之介のことも話題にした。
話題といっても、遠藤周作や安岡正太郎の作品は読んでも、吉行淳之介の作品は読んだこともなく、作家には女、病気、酒の3拍子が必要だと言う人だというイメージしかない、程度を話しただけなのだけれど。

月曜日の集まりの帰りに、ホイ、と文庫本1冊を手渡してくださった。

「淳之介さんのこと」文春文庫 宮城まり子著

短編エッセイなので、今度会う時までは読了しようと読み始める。


宮城まり子さんの亡き吉行淳之介へのラブレターです。
もし、不在でなく対面することがあるとしたら(今もお忙しくて、学園には不在のことが多いそうです)、こんなの読んだ人と顔を合わせるの嫌じゃないかな、とも思ったり。うっふふ
多分、どこかの週刊誌に連載されたのが文庫本に装丁されているのだと思うから、人様のラブレターを読む意義も感じないし、今、400ページほどの文庫本の4割ぐらい読み進めて、そういう気持ちにもなって1週間分おきに飛ばして読もうかな、という気分にもなっていたら、あっ、ここの章を飛ばしては、彼女をつかめない、という個所もあったりして、
結局、読ませていただきます。


宮城まり子さん、昭和2(1927)年生まれ。90歳です。
昭和30年に芸能界でヒットした歌手で女優さん。テレビが普及し始めることろはすでに人気者だったんですね。
昭和43年に私財を投じて「ねむの木学園」を設立なさっています。

文庫本は2003年が初版です。書き出しから6年の月日がかかっているとありました。

日曜日に返本できるように、読了予定です。







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3 コメント

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Unknown (さなえ)
2017-06-15 20:06:58
20歳頃、吉行淳之介は良く読んでました。今考えると、なんちゅうものを読んでるんだろと思うけどねw。で、宮城まりこが彼のことを書いたものと彼が彼女のことを書いたもの、両方読んだと思います。衝撃的なことが書いてあって、刺激が強すぎたw。それでどうも彼女を避けたい気分が強いですw。何十年も引きずるのだからおかしいけど。
さなえさんへ (案山子)
2017-06-15 20:39:54
そうですか。高校時代、大学時代と色々日本の作家の本を読んだけど、私は吉行淳之介にはカスリもしなかった。
生き方はそれぞれで、他人がとやかく言えないけれど、宮城さんはシンドイ選択をした人に思える。亡くなってからも、きっと頑張っているよ、見ててねって、淳之介さんと会話しておられるのでしょうね。
一応、読み終えました。 (案山子)
2017-06-15 20:56:47
パワフルな女性ですね。
これで日曜には借りたこの本を返せます。

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