「評論家」という最悪最低な職業の、更にその真似事

事象を己自身の価値判断で論じることはとても恥ずかしい事である。
ましてや一文にもならないのに書くなんてただのバカ

四島問題に関する私見

2011-02-08 22:08:12 | 北方領土帰属問題
<北方領土>菅首相、露大統領国後島訪問「暴挙」発言 展望見えず危機感 (Yahoo! 毎日新聞配信)

別の新聞によると、菅首相のこの発言に対してロシアの新聞が騒いでいるらしい。
せっかく騒いでくれるんだから、この機を逃さずロシアが満州や樺太で何をしたかを書き出してロシア国民に晒すべきではないだろうか。
無抵抗の一般人を殺し犯し私財を奪い、連行した捕虜は終戦協定を結んでもなおシベリアに抑留したままにしておいた事実は変わらない。

これが問題にならなかったのは一重に日本の論壇が一時、赤化していたからだけに過ぎない。

北朝鮮による拉致事件もそうだが、共産国が行った一般人への犯罪が「なかったこと」にしてしまった勢力、陣営はこの世界が終わるまで糾弾されるべきであろう。

無論、平和は尊いものではある。
が、その理想のために一部の人にはしなくても良かった負担をさせてしまったのでは、ただ形骸化した「平和」という上っ面の言葉だけである。
一部の人にとっては、戦争はまだ終わっていない現在進行形の事象、と思う次第である。



北方領土問題めぐり鳩山前首相「2島返還案をベースに」 あなたはこの考えに賛成ですか、反対ですか?



この記事についての意見:


 北方領土「2島返還案をべースに」との考えに反対




返還もなにも、日本の領土なのだから粛々と交渉するだけだと思うのですが。
ただ、いま住んでいる人の土地家屋をどうするのか、また返還によりロシアにはどれだけのメリットがあるのか、逆に返還を拒むとどれ程のデメリットが生じるのかを説明できないままでは困りますのでそれ相応の戦略を立て、超党派、国家主体で毅然と構える必要があるでしょう。
その意味では野党・民主党では政権奪取のための材料にもされかねないので、民主が与党の内に進めるのは好都合なのかもしれません。

ただ政治よりも国民の姿勢が本当に返還を望んでいるのか不明瞭では、返る物も返らなくなりそうな気がします。
一頃ソ連にもロシアにも言われたらしいのですが、返還運動を叫んでいるのは日本のごく一部であり、本州でこの問題を聞いても、そもそも北方領土がどこにあり、島の名前さえ分からない人がほとんどだった、という事を上げ、日本には領土返還の意志がないのでは、という話があったそうです。

かと思うと、これらの事実から目を逸らし、返還交渉が進まないのは日本が攻撃可能な武力持ち得ていない、並びにその使用を禁じているからと、まるで北方領土をネタにして九条改正を正当化しようとする人達もいますし。

考えるのなら同じ国民が何十年も悩んでいる、もっと身近な問題として真剣に考えてほしいと思うのは難しい話なのでしょうか。



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