捕鯨と慰安婦

調査捕鯨に中止命令　国際司法裁　日本「判決従う」(産経新聞) - goo ニュース

年度末の末の末のニュース。
反捕鯨国のオーストラリアが、日本による南極海での調査捕鯨は国際捕鯨取締条約に違反するとして中止を求めた訴訟で、国際司法裁判所（オランダ・ハーグ）のトムカ裁判長は３１日、日本の調査捕鯨は「研究目的ではない」と述べ、条約違反と認定、今後実施しないよう命じた。

ほんま、ガッカリですわ。
確かにね、調査捕鯨と言いつつ実は商業捕鯨なんだろ！？と言われての反論が通用しなかったのは日本の代表団の失態と言わざるを得ない。
でもね、オレがガッカリしたのはそこでは無い。

この判決文の中にあった「科学的研究目的」の捕鯨には当たらないとしたってところ。
科学的？
科学って言った！？
言ったよね！

だったらオレも言おう。
科学的研究目的だとかもっともらしい事を言うとるが、それは後付け理由だろうが！
反捕鯨の連中がそもそも「クジラを獲るな！」と言い出したのは、科学的根拠とは程遠い「鯨は頭の良い動物だから殺すのは可哀そう」ってところからやろ？
これは科学って言葉なんかとはまったくもって正反対なただの感情論でしょうに。

こういう事を言う資格があるのは、産まれてこのかた野菜と果物以外の食べ物を口にしたことが無い人間だけ。
人間（を含む動物）はね、他の生き物の命を食べて生きているんだよ。
それはこの地球上に生命と呼ばれるものが誕生してから何十億年もの間繰り返し続いている地球上で生きる者の定めなの！
それを牛とか豚とか平気で食うときながら、鯨だけ「可哀そう」だとかいう幼稚園児並みの理屈で「反対だ！」なんて、本当におかしくてヘソで茶が沸くわ。

だいたいね、特定の種のみを過保護にすると生態系のバランスが崩れて生物界全体に影響を及ぼすってのは小学校の理科の授業で習ったはずや。
実際に捕鯨が規制され始めた後から、イワシとかの漁獲量が減っていると言う話も聞く。
クジラとの関連性はハッキリと分からんけども、少なからずクジラが食糧としている魚は減る一方になるやろな。
そうなると結局食糧不足でクジラも個体数が減って何のために獲るのを止めたんだい？って話になるやん。
そんなことも分からんのか？

結局ね、今回の決定は鯨を食べるという文化が無い白人どもの勝手な感情論に負けたってだけの話。
昔から鯨を獲って余すところなく利用してきた日本人と違って、石油が発見され安定的に利用できるまでは鯨から油だけを採るだけ目的に乱獲していた人間に言われたかねえわってのが日本人としての正直な感想ですわ。
江戸末期、ペリーが日本に開国を迫ったのは捕鯨船の補給基地として日本を利用したかっただけって日本の社会の教科書にキチンと記載して欲しいわ。
日本人が持つべき正しい歴史認識の一環としてね。

「別に鯨なんて食べられなくなってもいいし～」

…なんて思っている日本人がいるのなら言っておく。
今回の問題は「鯨の肉が今後食べられるかどうか」なんて言う小さな問題じゃ無いからね。
日本の文化が他国の身勝手な理由で絶やされようとしているんやからね！

改めて言おう。
自国には無い文化を認めようとしない白人ども。
他国の文化を感情論で絶やそうとする白人ども。
こういう人種に比べたら、海で平和に生きるクジラの方がよっぽど頭が良いんだろうなと思う。


最後に。
オレがこの一件で少し心配になったところ。
タイトルにも書いた「慰安婦」の問題。

そもそも「従軍慰安婦」なるものは存在しなかったのだけれど、お隣の某国は米国のあちこちに銅像を建てまくってあたかも甚大な被害を受けました的キャンペーンを絶賛展開中や。
そして今、オーストラリアにも建てまくり計画が進行中だとのこと。
今回の裁判でオーストラリア人っつーのは感情論だけで動くバカな連中だと言うのが良く分かった。
こういう連中だからきっと証拠も無い慰安婦（ただの高給取りの風俗嬢だったという証拠はいくらでもあるけども）を信じてしまう可能性が大きい。
（今生きているウリが証拠ニダ～！っと言うババアの妄言証言は証拠では無いからな！）

これがオーストラリアから徐々に広まってみ。
欧米の同じ白人どもが同調してしまう可能性は大いにある。
根拠も証拠も無いことで、日本バッシングや。
日本の地位は失墜や。

そうなる前にオレは言いたい。
今回の裁判を教訓に、今後は何においてもハッキリと日本の立場を言えるようになろう！
配慮が必要なコトに関しては配慮をする。
認めるべきところは認める。
でも、そんな必要が一切無いものにはハッキリNO！と言えるようになろう！

その為にもしっかり働け！外務省！


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