サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

損をしない馬券は?Part2

2005年12月30日 13時41分00秒 | 競馬ネタ
昨日は年間を通して馬券を買う場合、トータルで損を少なくする可能性のある馬券はどれかというとについて論じてみた。
今日は単発的に損を少なくできる可能性のある馬券の買い方について考えたい。

ここでは馬連と馬単を考えたいと思う。
これは表裏一体の馬券。
ただ、なんとなく「馬単の方が配当つくし」などと思って、馬単の裏表で買ってる人は居やしないかい?
それじゃあ庶民から馬券代を毟り取ろうとする胴元JRAの思う壺でっせ。

昨日と同様、2005年のJRA平地重賞のみの結果からデータを算出する。
馬単は馬連の2倍の買い目がある、つまり2倍当たりにくいから、単純に考えると配当が倍付いていいことになる。
でも結果はそうではない。
2005年JRA平地重賞で、馬単の配当が馬連の倍以上になったのは、117レース中47レース(40.17%)。
つまり、6割のレースが馬単配当は馬連配当の倍ではないってことや。
これは平均配当も物語っている。
全117レースで、馬連平均配当が7,519円に対し馬単平均配当が14,067円と、1.87倍である。
馬単当たって喜んでても、結局その分馬連で倍買っといた方が得やったというケースの方が多いっちゅうことや。

極端な具体例挙げよか。
それはディープインパクトが単勝1.0倍の菊花賞。
2着6番人気アドマイヤジャパンで結果馬連1,290円。馬単1,320円。
馬単で裏表100円ずつ計200円買ってたとすると、儲けは1,120円。
もし馬連で200円買ってれば2,380円の儲け。
同じ投資額でも1,260円もの差が出るのだ。

仮にディープ2着以下やった場合はとんでもない配当やったやろうから馬単裏表でも魅力はあるで!と、おっしゃるアナタ。以下のデータも参考にして欲しい。
この47レース中1番人気が絡んで、かつ馬単が馬連の倍以上配当が付いたレースはたったの13レース(全体ではたったの11.1%)。しかも1番人気馬が頭での決着での場合では皆無。
で、2着が1番人気だった場合でも、13レース中7レースが相手の1着馬が4番人気以下だった。残り6レースは2番人気馬が1着となっているが、これは1番人気馬が人気を1本かぶりしていた場合だった。

結論!
確率でいうならば、馬連の方がリスクが少ない!
特に買う馬に1番人気馬がいた場合、馬単は避けるべし!
1番人気馬を絡めた馬単を買う場合は必ず1番人気馬を2着固定で!


追伸。
こんな結論を出しておきながら、やっぱり一発の魅力がある馬券は買わずにはいられない。
悲しい貧乏サラリーマンの性やね…。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ほんとだねぇ (hima)
2008-11-27 15:23:13
でもさぁ。。。いいんじゃないいつも頑張っている自分のご褒美だっと思えばねぇ過去のえ~さんに逢うなんて不思議だねぇこれがパソコンの良い所かもねぇ
そうだね (え~さん)
2008-11-28 20:28:41
himaさんのコメントに返事を書きながら、僕自身も「こんなこと考えてたんやなぁ」と思い出してます。
僕も過去の僕に会ってる気分です。

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