阪神11R 第66回チャレンジカップ（GⅢ）

愛馬シャトーブランシュが出走である。

【出走情報】
難波騎手「先週に引き続き、追い切りに跨らせていただきました。先週は上がってきた際に息がフウフウ言っていましたが、担当者の話ではすぐに息が戻ったようで、あまり堪えていなかったようです。今回もテンから長めに追い切りましたが、時計の掛かる馬場にしては最後までしっかり脚も上がっていましたし、先週と同じぐらいの時計だったので、しっかり負荷を掛けることが出来たと思います。動きは確実に良くなっているので、後は競馬でしっかり力を出してほしいですね」

助手「先週の追い切りでそれなりに堪えていると思っていましたが、すぐに息が入って飼葉も完食するほど元気一杯でした。今回も難波騎手にしっかり負荷を掛けてもらいましたが、2週続けてこれだけしっかり出来るのですから、状態に関してはエリザベス女王杯以上の出来で競馬に向かえると思います。今回が引退レースとのことなので、悔いのない様に調整してきたつもりです。何とか良い形でレースを終えてほしいですね」

【調教】
難　波　12. 9ＣＷ良　81.0- 66.3- 51.8- 38.9- 12.5［7］一杯に追う


とうとうこの日が来てしまいました…。
そうなんです。
え～さん厩舎のエース、シャトーブラシュがこのレースを持って引退します。

おい！
クラブの規定では牝馬は6歳3月が引退期限じゃ無かったのかよ！
今年1番人気に押されながら勝てなかった中山牝馬Sを来年こそ勝ち、これを引退の花道に…と思ってたのに！

でも、仕方無いんですよ。
これがホンモノの馬主では無い一口馬主の宿命なんです。
所詮はクラブ会員なんです。
なので決定には逆らえません。
親玉は天下のノーザンファーム様なんですから…。
なので気持ちを切り替えて全力で最後の応援。

18頭のフルゲート。
牡馬相手の重賞レース。
正直条件は厳しいけれど、それでも阪神は得意やし、1,800ｍという距離にも実績がある。
ハンデはやはり重賞を勝っているせいか54kgになったけれど、助手さんのコメントにもあるように状態は前走のエリザベス女王杯以上とのこと。
ここでもチャンスはあると思っている。

仕上がりは「悔いの無い状態」とのことだから、後はジョッキーの腕次第。
藤岡弟！悔いの残るような騎乗をするんじゃねーぞ！
最高の騎乗をして負けるのは仕方無い。
それが競馬ってもんだ。
オレみたいなど素人の目から見ても「何やってんの！？」的な競馬だけは避けてくれよ。
最後のレース、オレもモヤモヤを残して終わりたくないもんね。

何とか良い結果で終わって欲しい！
頑張れ！シャトー！！
頼んだぞ！これが最後なんやで！藤岡弟！！


（レース回顧）
18頭立て5番人気で16着でした…

スタートは普通だったのに気がつけば離れた最後方追走。
なかなかテレビ画面に映らないもんだから故障でもしたか！？って心配になったくらいだよ。
そして終始最後方追走。

4コーナーを回って最後の直線、藤岡弟は大外ぶん回し作戦決行。
…が、嗚呼～画面から消えていく…。
結局、何の見せ場も無く、何のドキドキ感も無く、テレビ画面にもほぼ映ることなく引退レースを終えた…

もういい。
これで終わった。
いろいろ言いたいことは山ほどあるけれど、母となるべく無事牧場に帰れるのならもうそれでいいじゃないか。
重賞も勝たせてくれたすばらしいお馬だった。
黙って見送ることにしよう。

お疲れさん！シャトーブランシュ！


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