のソースとくれば黄色も欲しい!!ということで黄身酢です。卵黄五個に出汁大2、みりん大2、薄口小2を混ぜて湯せんします。固まったら酢大2をまぜて完成です。黄身酢を作ると卵白があまります。いつもお菓子などにしてましたが今日はあらたなチャレンジです。卵白にカニ味噌を混ぜて吸い地に落とせばカニ汁が出来るかもという予測です。手前の画像はオレンジバター。バターにオレンジを混ぜてみました。サツマイモに合いそう。
25年も前の料理本を眺めています。まず献立の中に必ず箸洗いが盛り込まれてることに感心します。箸洗いとは薄い吸い地にありあわせの材料をひとはし入れたものです。油ものの後などにすすめます。そして、素朴な昔料理の小皿と小鉢が重なり合うようなおもてなしが忘れられないと語っておられます。またセロリの葉っぱの黒煮の解説では、日本独特の殺して生かす、という感性に従い茹で色、形、香を殺してしまいます。ところがそれを食べているとふっとセロリの何かが浮かんでくるんですと締め括られてます。枯山水の世界です。 こころに響くいい本に出会えました。
