気持の良い新緑の中、田植え準備の一環として畦の草刈りや外来種の除草、タケノコ掘りのリベンジ等を実施しました。
畦の草刈りや縁の根抜き、花盛りのクレソン(アブラナ科、外来種)も抜きます
タケノコ掘りリベンジチームはやはり一生懸命探して。。
なんとか2本見つけて掘ることが出来ました
がんばって地下茎付近まで掘ります
掘った跡は埋め戻しておきます
緑地のタケはモウソウチク(イネ科、孟宗竹、帰化種)です、出来るだけ小さいうちに見つけて掘ります
この位伸びてしまうともう堅いです。。
入り口の階段も草刈り等メンテナンスをしてくれています
観察タイム。。
田んぼではアズマヒキガエルのオタマジャクシ達がメダカの学校のように群れて泳いでいました
オオシオカラトンボ(トンボ科)のヤゴ発見!
ニホントカゲの幼生が何故か噛みついています。。良く見ると過去に尻尾を切り離した痕がありますね
作業中はいろいろなイキモノ達に出会います、コガネムシ(コガネムシ科)の仲間の幼虫
クリイロコガネ?(コガネムシ科)
大きめなイモムシも発見(不明)
ナガメ(カメムシ科)はアブラナ科が好きらしい。。クレソン(アブラナ科)畑で見つかりました
子供達は哺乳類の骨格を見つけてきて観察しました(汗)
ハルジオン(キク科、帰化種)
イヌガラシ(アブラナ科)も畦に良く生えます
トキワハゼ(サギゴケ科)
クレソン(アブラナ科、外来種)満開!外来種ですが、桜ヶ丘緑地では制御できる範囲なので田植え前に除草しています
けっこう可愛いです♪
ツボスミレ(スミレ科、ニョイスミレ)は全体に良く増え、今年はタチツボスミレより多い位に見られました
ヘビイチゴ(バラ科)とセリバヒエンソウ(キンポウゲ科、外来種、有毒)
オニタビラコ(キク科)
ウシハコベ(ナデシコ科)ハコベも微妙に種類があります。。
キランソウ(シソ科、ジゴクノカマノフタ)
ホウチャクソウ(イヌサフラン科)
ヤブジラミ(セリ科)
ヒゴクサ(カヤツリグサ科)
ウラシマソウ(サトイモ科)は浦島太郎の釣り竿に見立てられたとのこと
ニリンソウ(キンポウゲ科)は前回より更に満開!ちゃんと二輪ずつ咲いています
ニリンソウエリアにもセリバヒエンソウが侵入していることが心配です。。
10年ほど掛け必死に除草しているトキワツユクサ(ツユクサ科)は林縁部にしぶとく残っています
ヤマグワ(クワ科)も地味に満開!6月頃に食べられます
ヒメコウゾ(クワ科)は赤い花火のような雌花と下のぽっちゃりが雄花
サンショウ(ミカン科、雌雄異株)
水路際にはイノデ(オシダ科、奥)やリョウメンシダ(オシダ科、手前)が元気に展開しています
クサソテツ(イワデンダ科、コゴメ)は何故か一株だけ見つかっています
オオバノイノモトソウ(イノモトソウ科)の胞子葉の芽吹き
ヤブソテツ(オシダ科)の芽吹き
シロダモ(クスノキ科)の芽吹きはウサギの耳のように白い毛で覆われています
アミガサタケ(アミガサタケ科)は春のキノコで高級食材とのこと。。珍しくないそうです
おまけ:入り口の工事が進んでいることが分かります。。
沢山のイキモノ達に囲まれて賑やかに作業が進みました、皆様お疲れ様でした!アゲハチョウ、クロアゲハ、アオスジアゲハも飛んでいました。毎回新たな発見があり、小さな緑地ですが学びが沢山あります。田植えシーズンも控え、忙しくなってきました!