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「ソフトバンクの赤字決算―孫正義社長の経営は大丈夫か」江夏正敏の「闘魂一喝!」

2019年11月20日 10時00分37秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

幸福実現党  
江夏正敏の闘魂メルマガ vol.144
2019年11月19日発行
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江夏正敏 幸福実現党
幹事長(兼)政務調査会長のオフィシャルブログ
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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「ソフトバンクの赤字決算―孫正義社長の経営は大丈夫か」
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11月6日、ソフトバンクの孫正義社長は「ぼろぼろ。真っ赤かの大赤字」としながら、赤字決算を発表しました。
日本を代表する通信会社が転ぶと、日本経済に大きな影響を及ぼしかねないので、他人ごとではいられません。
ソフトバンクの携帯電話を使っている人も多いと思いますので、関心も高いと思います。
今回のメルマガは、ソフトバンクの赤字決算から、孫正義社長の経営思想が永続的であるのかをシンプルに考えてみたいと思います。

●16兆円もの借金。
ソフトバンク・グループとして、総額16兆円もの借金があります。
大風呂敷を広げて、事業規模を大きくし続けることで、借金を正当化し、その借金が十数兆円と増え続けても大丈夫という考え方かと思います。
自転車操業と言ってしまえばそれまでですが、この勢いが止まった時、ドミノのように全部倒れてしまう可能性があります。

●国家予算ぐらいの売り上げが必要。
財務を経験した人だと、「借金が16兆円あれば、国家予算ぐらいの売上がないと返せるものではない」という感覚だそうです。
国家予算と言えば100兆円ぐらいです。これはキツイですね。

●孫社長のカリスマで成り立っている!?
事業において、借金をすることは普通と言えます。そして、良い仕事をしていけば道が拓けていきます。
しかし、これだけ規模が大きくなると、普通の人では、これらの事業を支えるのは難しいのではないでしょうか。
孫社長が持っているカリスマによって、その信用力から大規模の借入をして会社をM&Aで買いながら、その会社の株価を上げていきつつ、
さらに借入をして規模を大きくしていくということが可能となっています。
バブル時代に見たような光景ですが・・・。

●国際会計基準と日本の会計基準。
これだけの借金をしつつ、まだ信用されているのは、孫社長のプレゼン能力があるのかもしれません。
会計評論家の細野祐二氏によれば、ソフトバンクは国際会計基準を用いつつ、金融工学を駆使して利益が出ているように演出をしていたとのこと。
簡単に言えば、将来の事業計画を作文して、利益が出るように見せているだけと指摘。これを日本の会計基準で決算を行えば、赤字経営が続いることになるそうです。
日本の基準は金融工学的時価や作文を認めていませんので。
それが2019年3月期までの状況でしたが、今回、15年ぶりに営業赤字決算を発表するに至りました。
それでも孫社長の信用力なのか、赤字決算発表の翌日、ソフトバンク・グループの株価はほとんど下がらなかったようです。

●さらなる借金へ。
ただ、前出の細野氏によると、経営実態はサウジアラビア政府などから6%の高利で10兆円もの資金を集め、累計正味1,000億円の損失を出していながら、
さらに、出資を募って際限なく投資をしようとしているとのこと。
年内にみずほ銀行を軸として10兆円を集めるようです。
大丈夫なのか心配になります。怖いと言えば怖い。

●毎年1兆円の返済
前述しましたように16兆円の借金があって、毎年1兆円の返済をしなければならないようです。
グループのキャッシュフローは年間換算で7,472億円なので、毎年2,528億円の借金をしなければ持ちません。
それに加えて、2022年3月期は合計1兆3,056億円の返済期日が来るようです。

●なんとか乗り越えて欲しいが・・・
細野氏の指摘からすると、かなり厳しい状況が見て取れます。もし、ソフトバンク・グループが傾くようなことがあれば、日本経済に少なからず影響を与えるでしょう。
日本国民としては、それは避けたいところです。孫社長の個人の能力は高いと信じたいところです。
孫社長のカリスマで、乗り越えられればありがたいのですが。

●経営思想が命運を分ける。
ただ、その経営思想がバブル期に数多くの企業が失敗をしたものと同根だと思われますので、
仮に孫社長健在の時は良くても、次の世代が継承したときは、かなり厳しいのではないでしょうか。
やはり、経営思想は黒字経営を目指す正攻法であるべきでしょう。もちろん、適正な借金は是とされますが。
これからの経営者は、経済や経営の中に倫理、道徳というものが必要になってくると思われます。

参考:「ソフトバンクグループ 金融工学が創り出す『史上最高益』に資本市場は疑念を抱いている」(「FACTA」11月号)
参考:「『ソフトバンク』破綻への道」(「週刊新潮11月12日号」)
参考:大川隆法著多数
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2、編集後記
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「経済や経営に宗教や道徳が必要だ」と言うと、驚く方も多いと思います。
しかし、これから資本主義が正しく機能するためには、宗教や道徳が必要になります。
お金は価値中立です。それを正しく使えば、発展・繁栄が来ます。
悪いことに使おうと思えば、いくらでもできます。
例えば、リーマンショックでは、単純に「返せない人に、お金を貸した」ということが本質です。
これはやはり、倫理に反すると思います。
やはり、経済や経営に正しさを反映させるためには、宗教が必要なのです。

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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール 
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
幸福実現党幹事長・総務会長を経て、現在、幹事長(兼)政務調査会長。
http://enatsu-masatoshi.com/profile
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◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・幹事長(兼)政務調査会長)

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1 コメント

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Unknown (泣き虫ウンモ)
2019-11-21 20:31:28
資産の会計はユダヤ式の時価会計で、損失の会計は企業の買収をしやすいような会計基準かなぁ。

ていうか、ユダヤ式じゃね?

まぁ、ユダヤの経営者は窮地に陥れば、時価会計を日本式にするそうだが・・・
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