理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

「金正恩は在日朝鮮人」韓国政府高官の発言は北朝鮮最大のタブー gooニュース

2018年06月16日 18時36分22秒 | 政治・拡散記事・報道・海外

「金正恩は在日朝鮮人」 韓国政府高官の発言は北朝鮮最大のタブー    gooニュース

https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/world/dailyshincho-543869.html

背景には金正日の女性関係

 世界中は米朝会談に釘付けだったが、北朝鮮の専門家は全く別のニュースに驚愕していたという。

朝鮮日報は6月8日(日本電子版)、「韓国大統領特補『金正恩氏は在日なので先代とは違う』」の記事を報じた。

 ***

 極めて重要なのは冒頭だ。引用してみよう。

《韓国の文正仁(ムン・ジョンイン)大統領特別補佐官(統一・外交・安全保障)は7日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長について「金委員長は若く、スイスで教育を受けた人物で、厳密にいえば在日朝鮮人。そういう点から、先代とはリーダーシップに違いがある」と語った。

 文氏は7日、ソウル市小公洞のロッテホテルで開かれた「第19回光化門ラウンジ」での講演で、「金委員長は(米国との交渉で)条件が合えば核廃棄ができると考えている」としつつ、このような発言を行った。金委員長は母親の高英姫(コ・ヨンヒ)氏が在日朝鮮人出身なので、白頭の血統に対するコンプレックスを持っている――という解釈は多いが、文氏はこれに言及したのだ》

 詳しく見る前に、まずは事実関係を確認しておく。金正恩の父親である金正日(キム・ジョンイル/1941〜2011)は女性関係が非常に複雑だったことでも知られる。

金正男と金正恩は「異母兄弟」

 例えば韓国の東亜日報は、以下のように報じた。

《金正日は、本妻の金英淑(キム・ヨンスク)の他にも、洪一茜(ホン・イルチョン)、成恵琳(ソン・ヘリム)、高英姫(コ・ヨンヒ)、ソン・ヒリム、ホン・ヨンヒ、チョン・ヘスン、イ・ヒョンヨンの8人の女性の間に息子3人、娘5人の8人の子をもうけた》(2004年3月19日「金総書は『夜型人間』 『私生活に見る金正日』」)。

 登場した女性の中で重要なのは、まず「2番目の妻」である成恵琳(1937〜2002)だろう。彼女は“粛清”された長男・金正男(キム・ジョンナム/1971〜2017)の母親だ。

 そして、本来は愛人でありながら「4番目の妻」とされるほど寵愛を受けた高英姫(1952〜2004)が、次男・金正哲(キム・ジョンチョル/1981〜)、三男・金正恩(生年には諸説あり:1984?〜)、四女・金与正(キム・ヨジョン/1987〜)の2男1女をなした。

 冒頭で紹介した通り、文正仁・大統領特別補佐官は「金委員長は母親の高英姫(コ・ヨンヒ)氏が在日朝鮮人出身」と発言したという。では高英姫とは、どのような女性だったのだろうか。

出会いは「喜び組」のパーティー

 産経新聞は「金正恩氏の母 高英姫氏、隠された真実」(12年2月15日)の記事で、高英姫の生涯を以下のように伝えた。

《高英姫氏は、格闘家の高太文(テムン)氏の娘という説が広く信じられてきた。しかし、北朝鮮の民主化に取り組むNPO「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」(RENK)が北朝鮮内部や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者らから得た証言と、在日朝鮮人の帰国者名簿など複数の記録から、父親は韓国・済州(チェジュ)島出身の高京沢(ギョンテク)氏だと裏付けられた。(中略)

 関係者らの証言などによると、京沢氏は1929年に出稼ぎのため渡日。陸軍管理下で軍服や天幕を作る大阪市の「広田裁縫所」で働いた。戦後、済州島への密航船を運営し日本の警察に逮捕され、出所後、62年に家族を連れ北朝鮮に渡った。法務記録には「強制退去」と記された。他の在日朝鮮人のように「地上の楽園」を夢見た帰国ではなく、半ば強制的な送還だった。

 英姫氏が芸術団の踊り子時代に、金総書記に見初められたことは知られている。韓国に亡命した金総書記の親族らの証言によると後に「喜び組」と呼ばれる秘密パーティーでの接待役に選ばれ金総書記の固定パートナーとなり、76年から平壌の別荘で同居した》

高英姫の存在は「最高機密」

 産経新聞の記事は、以下のような結末で結ばれている。

《内部情報によると、出自に加え、金総書記に既に正妻がいたことから側室として扱われた。正恩氏ら2人の息子をもうけたが、金日成主席は当時、金総書記の別の妻が生んだ長男、正男(ジョンナム)氏を後継者とみなし、正恩氏らを正式な孫とも認めなかったという。

 金主席死去後は英姫氏を偶像化する動きも表れた。一方で、3代世襲の根拠に「革命の血統」を掲げる北朝鮮に不都合な英姫氏の出自には全く触れず、金総書記死去後は「最高機密」に指定された》

 こうして丁寧に辿って初めて、朝鮮日報が報じた記事のインパクトが理解できるだろう。北朝鮮の日本人専門家も「今でも本当に発言があったとは信じられません」と驚きを隠そうとしない。

「韓国でも北朝鮮でも、在日朝鮮人に対する差別は根強いものがあります。だからこそ北朝鮮では、金正恩の母親が在日であることは最大のタブーなのです。発言した文正仁氏ですが、彼はカリフォルニア大学サンディエゴ校教授などを歴任した外交学の専門家です。親北的な発言が多いことでも有名で、韓国社会で物議を醸したことも一度や二度ではありません。そんなバックグラウンドを持つ文教授が、どうして北朝鮮の虎の尾を踏むようなことを口走ったのか、何もかもが理解できませんね」

「朝鮮純血主義」ではない出自

 金正恩自身が母の神格化を目指して何度か行動に踏み切ったこともあるという。だが、古くからの側近に阻まれて成功していない。

「金正恩の生年月日は、正式に発表されていません。理由として、『生まれた年月日を明らかにすると、母親が誰なのか証拠を与えるに等しいから』という説もあるほどです。いかに高英姫がアンタッチャブルな存在かということですが、そのために北朝鮮が表立って文教授を非難したり、抗議したりすることはないでしょう。しかしながら、何らかの方法で秘密裏に報復してくる可能性は高いと思います」(同・北朝鮮専門家)

 朝鮮語には「チョッパリ」という日本人に対する侮蔑語があるが、これを援用して在日朝鮮人を「パンチョッパリ(半チョッパリ)」と蔑む。

 韓国も北朝鮮も「朝鮮純血主義」の呪縛が存在する。朝鮮民族のナショナリズムを支える概念だ。朝鮮人の純血を尊ぶからこそ、在日朝鮮人への差別も生まれてしまう。

 さらに北朝鮮には「白頭の血統」が存在する。朝鮮日報の記事にも「金正恩がコンプレックスを持っている」と指摘していた。これは金日成(キム・イルソン/1912〜1994)の血筋を意味し、ロイヤルファミリーの正当性を保証するものとされる。

生い立ちは政策決定にも影響

 少なくとも北朝鮮においては最も純粋であり、最も高貴であるはずの家系に、「半分日本」の女性が紛れ込み、「半チョッパリ」の血を受け継ぐ三男を産んだことになる。

 ひょっとすると、手塚治虫の『アドルフに告ぐ』(文春文庫など)を思い出した方がおられるかもしれない。あの作品では「アドルフ・ヒトラーはユダヤ人の血を引く」との機密文書が物語の“真の主役”だった。

「金正日の正式な妻、母として認められなかったという経験が、金正恩の政策決定に影響を与えている可能性もあります。父の側近を粛清し、父の先軍政治を否定し、何よりも前妻の間に産まれた、“母親は異なる兄”の暗殺を命じました。父親である金正日に憎しみを抱いている可能性は否定できないと思います」(同・北朝鮮専門家)

 父を憎む息子が、父も統治した国家の舵取りをしている。その胸中を思い計るのは、我々“凡人”には極めて難しい――。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月16日 掲載

 

 

 


 

与正氏は1990年代後半に、正恩氏とともに、中立国スイス・ベルンの公立小学校に留学した。放課後は、楽器やバレエのレッスンを受ける「普通の少女」だったという。かつては、大阪府出身である母親の高英姫(コ・ヨンヒ)氏と一緒に日本に極秘入国し、東京ディズニーランドで遊んだこともある。つまり、与正氏は、欧米と日本の価値観をともに知っている人物なのだ。与正氏は、2007年から08年にかけて、金日成総合大学物理学部で学んだ。その後、北朝鮮の組織指導部に次ぐ重要部署である「宣伝扇動部」で働くようになり、昨年末、宣伝扇動部副部長から組織指導部第1副部長に昇格し、スピード出世を果たす。与正氏は、血統の良さだけでなく、頭の回転が速く、容姿も端麗。正恩氏に直言できる「陰の権力者」として、北朝鮮を動かしている・・・・







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。