理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

あまりマスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/

「残業規制は正しいのか」江夏正敏の「闘魂一喝!」

2018年04月04日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

幸福実現党   江夏正敏の闘魂メルマガ vol.110 2018年4月3日発行
━━━━━━━━━━━━━━   
江夏正敏 幸福実現党
政務調査会長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/
━━━━━━━━━━━━━━
1、江夏正敏の「闘魂一喝!」「残業規制は正しいのか」
━━━━━━━━━━━━━━
政府は森友問題で忙しそうですが、『働き方改革』を進めようとしています。その中で「長時間労働の是正」という問題があります。
もちろん、過度に働きすぎて健康を害することになれば、苦難を背負う人生となってしまいます。
ただ、単純に残業を規制すればよいという考え方も、バランスを欠いています。
今回は、『残業』についての政府の是非について述べてみたいと思います。

●日本人は働きすぎ!?
1980年代に「時短」という言葉が流行りました。「日本人は働きすぎだから、もう少し休みをとって人生を楽しもう」という雰囲気だったと思います。
確かに1980年代は、国際比較をすると、日本人の労働時間は長かったというデータがあります。では、現在はどうなのでしょうか。

●日本だけが長時間労働!?
先進国の中で、日本だけが長時間労働というわけではありません。アメリカやイタリアなどは、日本よりも長時間労働をしています。

●正社員の労働時間は横ばい。
確かに、1980年代に比べて、日本人の労働時間は短くなってきましたが、正社員の労働時間は横ばいというのが事実です。
では、なぜ労働時間が短くなってきているのか。その答えは、労働時間の短い非正規雇用者が増えているからです。
つまり、データを元に分析をすると、日本は、時短は進んでいるものの、正社員の労働時間はあまり改善されていないというのが現実のようです。
特に、運送業、建設業、教育関係の仕事で長時間労働になりがちです。

●サービス残業。
日本には、さらに「サービス残業」の問題があります。サービス残業とは、実際に働いた時間よりも、少ない時間を勤務先に申告することを言います。
このサービス残業があるので、日本人の正確な労働時間を把握することは難しいとされています。

●なぜ残業が発生するのか。
なぜ残業が発生するのでしょうか。報道などでは、「日本人の生産性が低いから」とか、「ダラダラと会議をしているから」とか言われています。
何となく共感してしまうのですが、事実は違うようです。データで追跡調査をすると、ハッキリと原因が分かります。
そうすると、対策も可能となってきます。

●企業側の調査によると。
厚生労働省『平成28年版過労死等防止対策白書』のデータから、残業の発生原因を企業側の調査をまとめると、
「顧客からの不規則な要望に対応する必要があるため」「業務量が多いため」「仕事の繁閑の差が大きいため」が上位を占めています。

●労働者側の調査によると。
同じ資料のデータから、労働者側の調査をまとめると、
「人員が足りないため(仕事量が多いため)」「予定外の仕事が突発的に発生するため」「業務の繁閑が激しいため」が上位を占めました。

●労使両側から同じ意見。
このように、企業側、労働者側の双方が、同じ理由で残業が発生すると認識しています。
ここで言いたいことは、個人の能力や、ダラダラ会議などの雰囲気ではなくて、仕事の在り方や量によるものが原因で残業が発生しているということです。

●社会が残業を前提としている!?
これらの事実から、仕事量、繁閑、突発的な仕事、取引先との関係というキーワードが浮き上がってきます。
こうなってくると、個人の努力、さらに踏み込むと一企業だけでは解決できないのが、残業と言えます。
つまり、社会が、残業を前提として設計されていると言えなくもないのです。

●残業手当。
経営者側から見ると、残業は合理的です。従業員を増やすよりも、残業で対応した方が、コストを低くすることができます。
残業によって、仕事の増減を柔軟に対応できます。また、労働者側から見ると、残業手当を期待しているところもあり、残業が減ると困る人もいます。

●社会の仕組みの根本の差異。
法定労働時間を超えて労働させた場合、ドイツでは過料が課せられ、フランスでは罪として罰金が適用されます。
日本は、残業手当を割増して給与を多く与えています。そして、好況期には残業で対応し、不況期には残業と賞与を抑制して乗り越えるようにします。
欧米などでは、不況期において人員削減で乗り越えようとします。
このように見ていくと、日本における残業は、合理的な面もあり、労働者にとってもメリットがあるとも言えるのです。

●仕事の任せ方。
また、残業の根本問題は、「仕事の任せ方」にあるという識者もいます。「仕事に人をつける」のか「人に仕事をつける」のかということです。
前者が欧米のジョブ型、後者が日本のメンバーシップ型と言えます。
「仕事に人をつける」という欧米流のやり方だと、仕事が定型化、標準化しやすく、業務に合わせて人を雇ったり、解雇したりという発想になっていくでしょう。
「人に仕事をつける」という日本流のやり方だと、個人の業務の範囲が無限に広がっていく可能性があり、場合によっては仕事の終わりが見えなくなります。
結果、残業が増えることに繋がっていきます。

●一律な改革では対応できない。
「働き方改革」と叫ばれていますが、残業という側面だけをとっても、必要とされている面もあります。
しかし、無茶な長時間労働を強いている企業も散見されます。
日本人は労働生産性が低いとか、ダラダラと残業があるとか、言われていますが、そのようなステレオタイプの発想は、本質をミスリードする危険性があります。
例えば、「労働者が怠けているとか」「体力のない中小企業が、ブラック企業のレッテルを貼られたりとか」です。
政府の良かれと思って行った改善策が、企業規模や業界によっては実現困難なものになってしまうこともあるのです。

●サービス残業を誘発する危険性。
残業の法規制をかけることで、サービス残業を誘発する危険性があります。
業種や、職種、企業規模によっては、サービス残業をせざるをえない状況に追い込まれるでしょう。
従業員が、黙って仕事を家に持ち帰り、残業手当を申告できずに、サービス残業をするような事態が起きる可能性があります。

●仕事量と役割分担の見直しを。
残業の法規制を強めることで、残業が水面下に潜ってしまい、現状把握が難しくなります。
現在は、残業の多さが目立つと、ブラック企業のレッテルを貼られてしまいます。
そして、労働者にとっては、残業が水面下に潜ってしまうことで、残業代も貰えなくなります。これでは本末転倒です。
まずは、サービス残業をやめ、正直に申告してもらい、残業代も正当に出すところから始めなければならないのではないでしょうか。
そして、仕事量と役割分担を見直す必要があります。
となると、これは本質的には、企業統治の問題になると思われます。
あまり、政府が口を出しすぎると“ひずみ”が出てしまいます。政府は必要最小限のルールづくりで良いのですが。
では、その企業統治のあり方についてはどうするか。それは、別の機会に述べてみたいと思います。
※参考文献『なぜ、残業はなくならないのか』常見陽平著(祥伝社新書)
━━━━━━━━━━━━━━
2、編集後記
━━━━━━━━━━━━━━
最近、尿管結石で七転八倒の激痛と一週間、戦いました。
ある女性によると、「一週間、出産が続く痛さと同じですよ」と言われました。
本当に痛くて、体力的に疲弊しました。
今まで、4~5時間で治っていたのですが、足かけ一週間・・・
病院に行くと「普通ですよ。4ミリなんで頑張って」と言われました。
休みなしと睡眠不足(一日2~3時間)、そしてストレスかなぁ、と反省中です。
来年の参院選まで「死ぬ気で」と自分を追いつめているのもいけないのか・・・
「長く良い仕事を」という発想転換で、潜在意識から考え方を替えないといけませんね。

━━━━━━━━━━━━━━
◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール 
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
幸福実現党幹事長・総務会長を経て、現在、政務調査会長。
http://enatsu-masatoshi.com/profile
━━━━━━━━━━━━━━
◇本メルマガは自由に転送、転載いただいて結構です。
 転送・転載の際は引用元の表示をお願い致します。
◇本メールアドレスは送信専用です。
──────────────
◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・政務調査会長)

◇オフィシャルブログ http://enatsu-masatoshi.com/
◇公式Facebook https://www.facebook.com/Enatsu.Masatoshi.HR

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 「このままだと殺される!」... | トップ | ボルトン新大統領補佐官のイ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

リバティ 学園 幸福実現党 関連  」カテゴリの最新記事