理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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金利5%を目指せ!元祖インフレ目標

2012年09月29日 14時16分16秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

金利5%を目指せ!元祖インフレ目標

         

2012-09-27  川辺賢一氏 ブログ転載

 幸福実現党は立党以来、3%程度のインフレ目標を
提唱している政党であり、おそらく日本のどの政党よりも、
さらなる金融緩和がいかに経済成長を起こす上で重要で
あるかを提唱している政党だと思います。

しかし、このインフレを起こすための政策としての
インフレ目標やインフレ・ターゲットは、私は
ポール・クルーグマンの98年の論文「日本がはまった罠」
が世界で一番最初のものであると思っておりました。
(インフレを抑える目的でのインフレ・ターゲットは、
すでにニュージーランドやスウェーデン等で実施されておりましたが)


そして日本の経済学者の間で認知が広まり、世間的にも
話題になったのは2000年代の初め頃だと思います。


さらにインフレ目標やインフレ・ターゲティングを有名に
したのは、脱藩官僚として竹中平蔵氏や安倍内閣のブレーンと
なり、今では大阪の会のブレーンとなっている高橋洋一氏だ
と思います。高橋氏は財務官僚時代にプリンストン大学に
留学しており、直接、クルーグマンやバーナンキに教わって
いたそうです。

そして今、世界的に金融政策においてメジャーとなっているのは
マイケル・ウッドフォードら新・ヴィクセル派と呼ばれる人たち
であり、彼らの中心的な主張はやはりインフレ目標です。


しかし実はこのインフレ目標政策も実は一番に最初にその
アイディアを提示したのは「幸福の科学」でありました。
実に驚き!クルーグマンよりも早くです。

1998年1月号の月刊リバティには「金利5%を目指せ!」
という記事があります。

私たちは「インフレを起こせ!」ということを提唱しておりますから、
日銀が誘導する政策金利はゼロ金利が前提です。

ですから、一見「金利5%を目指せ!」という主張は、
私たちが今主張している内容とは真逆の内容、つまり
「デフレをより押し進めべき」という主張に見えなくもありません。


しかし、リバティにはこのように書かれております。


「長期の利回り――――。

それは、未来の明るさを示す指標」


つまり未来の明るさを示す指標としての、長期の利回り
(10年物国債の金利)に着目して「金利5%を目指せ!」
という主張をしているということです。


人々が描く日本経済に対する未来の展望が明るくなれば、
長期金利は上昇します。


なぜなら人々が日本経済の未来に対して明るい展望を抱いている
状態では、日本経済に対する投融資が活発化し、
経済がインフレになるからです。


つまり


人々が日本経済に対して明るい見通しを持っているということは、
日本で新たなビジネスをしたり、新たな設備投資を行ったり、
海外ではなく、日本に新しい工場をつくったり、
お店をつくったり、とにかく日本で新たな投融資を行おうと
考えるということです。

すると金融機関が自ら貨幣を創りだします。つまり銀行の貸出などに
よって、市中に流れるお金の量が増えるということです。

するとインフレになります。インフレになれば金利は上がります。

なぜならインフレの経済では借金の実質額が時間が経つにつれ、
下がっていくからです。つまりインフレ率5%の経済で、
100万円の借金をして1年後に返すとすれば、返す時の
100万円は借りた時の100万円よりも5%価値が減って
おります。

そうすると人々はその分、金利を高くしてお金を貸すように
なるということです。


つまり政策金利を下げて、下げるだけでなく、インフレに
なるくらいまで量的緩和を続けていけば、いずれ人々は
インフレ予想して金利を高くつけてお金を貸すようになると
いうことです。「金利を上げたければ金利を下げろ」と
金融政策では言うのですが、金利を下げるとインフレになり、
インフレになると金利が上がるということです。

そして「金利5%を目指せ!」ということは当時の長期金利が
1.5%程度ですから、「3~4%くらいのインフレを目指せ!」
と言っているのと同じことです。

「インフレを起こす」ということは人々が心の中に描く
未来を明るいものに変えるということです。

この人々が描く未来予想に着目するクルーグマンという経済学者は
すごい人だなぁと思っていたのですが、ほとんど同じことを
実はリバティがそれよりも先に書いていたということを
知って大変、驚きました。


少々マニアックな記事になってしまいましたが、
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。


http://ameblo.jp/kawabe87/entry-11365532577.html

転載、させていただいた記事です

 


 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (プラム)
2012-09-29 23:01:38
ブログ記事拝見しました。

確かにご指摘のとおり、リバティには「金利5%」の主張がありました。金利で生活されている方にとっては、5%程度の金利があれば生活水準も向上するでしょう。

しかし、反対に現時点では、この金利だから助かっている多くの国民・事業主がいることも事実です。

私の認識では、幸福実現党は、原則金融緩和を推進していると思います。ということは、最低でも現在の金利水準を上げることはないということになります。

また、主張としての金利5%は、やはり日銀にとってはうれしい言葉でしょう。今の政策を是認されていると受け取られかねません。

やはり金利上昇は、景気回復後が望ましいと思いますが、いかがでしょうか。
ご紹介記事について (桜咲久也)
2012-09-29 23:36:40
記事への内容へのご質問などありましたら、ご紹介しているサイト側におねがいします。専門的なことはお答えできませんので、お知りになりたい時は、そのようによろしく お願い致します。

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