さくら便り from Uganda

ウガンダ生活も残りわずか。
世界って広い。違いすぎる!
けど、やっぱり離れがたくなる。
世界のどこへいっても。

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待ち時間のジレンマ

2015-11-30 | 日記
30日9:10から学期末職員会議をします。

期末試験の採点もひと段落してきた
そんなある日の黒板に書かれた言葉。

さて、約束の30日の朝は…雨。
まぁ、時間通りには始まらないだろうな
とは思いながら、パラパラ小雨の中、
傘をさして学校に行きました。

案の定、人気のない校内。
かろうじて校長室には校長がいました。
「今日、会議ですよね?」の問いに
「雨だからねぇ。」やっぱりそれか。

南の島の大王じゃないんだから。
雨降ったからって学校来ないとか、
ありえないわー。というのは日本の話。
TIU。そうでした。ここはウガンダ。

みんながみんなじゃないんですけどね。
ぽつぽつ集まってはいるんですけどね。
世間話でもして待ちますか。
いやいや、成績表つけ終わってないの?
あなたは仕事した方がいいんじゃない?

先生のやる気のなさはどうしたものか。
ウガンダでは、先生は薄給です。
特に小学校の先生は、
日本でいう中学卒業後に、
高校進学を諦めざるを得なかった人が
教員養成学校に通ってなる職業。
あまり人から尊ばれる職業ではなく、
政府も給料にあまり予算をさきません。
家族を養うためには兼業せねば
生きていけないことも多く、
教職一筋、熱血先生、なんて
現実的にほぼ不可能な環境です。

この他にも至る所に存在する
どうしようもない負のスパイラル。

努力は報われる。というのは日本の話。
TIU。そうなのか。ここはウガンダ。
一生懸命がんばっても報われない。
だから努力しない。だから進まない。
だからTIU。それがTIU。
ジレンマ。ジレンマ。ジレンマ。
達成感とかプライドとか、
そんなもので食べていけるなら
あんた、ちょっとはがんばんなさいよ!
とも言えるのですが。んー、ジレンマ。

でも、
そんなものでお腹は満たされないけれど
そんなもので満たされる心は
きっとあるんじゃないか。
という一縷の希望を胸に、
さぁ、来年度もがんばるぞ。


それにしたって、もうお昼の12時です。
こういう日に限っての長雨ですが、
いい加減、そろそろ止んできました。

さて、会議はいつ始まりますのやら。
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雨水タンク

2015-11-29 | 生活
「電気不安定、水道なし。」
というのが、当初の要請書に書かれた
私の住まいの状況でした。

が、実際は電気はたまに停電するけれど
水道はシャワー室まで通っています。
ただ蛇口がゆるんでしまっているので
元栓から止めていて使えていませんが。
そのため、生活用水はすぐ外にある
中庭の蛇口を通して利用しています。

赴任当初に、水を汲んで貯めておく用に
ジェリ缶を買って行きましたが、
家から蛇口まで10歩くらいなので、
必要な時に必要な分だけ汲んでくる、
それで事足りています。
もちろん、万一のためにジェリ缶には
いつも水を貯めておいていますが。

いつも村の共同井戸で水汲みしている
村人はもちろん、隊員の中にも
毎日数分かけて井戸まで水汲みに
行かなければならない
という人もいるので、
私はかなり便利に暮らしている方です。

今日は、もう一つの蛇口の話。
地面から突き出た水道からの蛇口
とは別に、中庭にもうひとつの蛇口。

雨水タンクからの蛇口です。
今の時期、ウガンダの雨は、
短期間に豪快に降ります。
その雨水をタンクに貯めておいて
必要な時に使うのです。

うちの大家さんとこの雨水タンクは
コンクリートでできた巨大なもの。
(町でよくみかけるのは、
プラスチックでできたタンクです。)
雨樋を通って集められた雨水が勢いよく
タンクの中に注がれていきます。

今日の午前中も短期集中豪雨が降って、
もう水がタンクいっぱいになって、
タンクの左上の穴から、下のバケツに
勢いよく水が流れて落ちていました。

それにしても、よく降ります。
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ご無沙汰

2015-11-22 | 日記
長らく投稿していなかったけど、
元気でやっています。
便りがないのはよい便り。笑

ルーターを盗られてしまい
ネットに繋げなくなっていたり、
週末はここぞと遊びまわっていたり、
なにかと忙しくしていたりしました。

この間、学校は三学期も終わりに近づき
今は学年末試験が行われています。

普段は一つの長机に4人とか5人が
ぎゅうぎゅう詰めで座ってるのですが、
さすがにこれでは試験は受けられず。
一つの長机に2人とかで試験をするため
まずは半分くらいの児童がテスト、
残り半分は外で待つ(遊びまわって騒ぐ)
という交代制で試験をしています。
私は試験監督にはあてられなかったので
待っている子どもたちと一緒に
大縄したり、九九カードをしたりして、
過ごしていました。
来週からは採点が始まります。
子どもたちはもう学校には来ません。
修了式なんてものもなく、
長い長い夏休みが始まります。
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平和

2015-11-20 | 思い
集団て怖い。
人がたくさん集まると
一人ひとりの顔が見えなくなる。
外から見ても、内側の感覚からも、
「自分」がいなくなる。
自分がない分、
無責任になるし、
迷子になる。

集団テロ、無差別殺人、
見境のない集団による暴力。

それに続く、集団バッシング。
報復を叫ぶのもまた集団。


「愛の反対は憎しみではなく無関心。」
深く響くマザーテレサの言葉。

愛のない、救いのないものには、
無関心で対抗する。無抵抗主義。
無関心でいろと言ったら、それも
語弊があるかもしれないけれど、
憎んで憎み返して、やり返して、
そこから平和が得られるとは思えない。

本当に大事なのは今目の前にいる人に
どれだけ優しくなれるかだと思う。
世界中の人が、集団に紛れてしまわず、
しっかり「自分」で存在して、
その「自分」のただ目の前にいる人に
ただただ優しくなれたなら。

とても簡単なことのようなのに、
それが難しくなってしまう世の中。
そんな社会がなによりも一番、
平和への道を妨げているように
思えてなりません。

だから私はここにいるのであって。

泥棒に対する集団リンチとか、
選挙キャンペーンに乗っかった
腹いせ混じりの馬鹿騒ぎとか、
ここにも集団の恐ろしさはあります。

けど、テレビもない田舎の村で、
同時多発テロの話を聞いて、
「エッ。ソーリーソーリー。」
(ウガンダの人がよく使う感嘆の表現)
そういって心からの哀れみを示して、
そうしてまた、汲んだ水を頭に
自分の生活に戻っていくニャボ。

私もそんな風に生きられたらなぁと
いつの間にか見慣れてしまっていた
大きな空の下でふと考えている
今日この頃です。
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羽アリ

2015-11-20 | 食べ物
近所の道端で子どもたちが輪になって
しゃがみこんで何かしています。
輪の中心にあるのは
地面に空いた小さな穴。
そこから次々と出てくるのは、
体の倍以上もある大きな羽をもった
アリです。

雨季の頃に大量発生するらしい
この羽アリ。
ウガンダの人たち、食べます。

私はまだ挑戦できずにいます。
出てきたところをひょいとつかまれて
パクッと食べられてしまう羽アリたち。
例の子どもたちの去った後には、
大量の羽の残骸…。
羽ごと食べてる子もいました。

おいしい、らしいです。

けど、考えてみてください。
地面の穴からおいしいおやつが
続々と行進してくるわけです。
おいしい話じゃありませんか。
そら取り合いの喧嘩もするか。笑

ウガンダの雨季は、
あともう少し続きそうです。
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