さくら便り from Uganda

ウガンダ生活も残りわずか。
世界って広い。違いすぎる!
けど、やっぱり離れがたくなる。
世界のどこへいっても。

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ハシビロコウ

2017-02-08 | 旅行
首都から一時間ほどのビクトリア湖岸に
ある、マバンバスワンプという湿地。
ウガンダにたくさんある湿地の中でも
ハシビロコウが見られるその場所に、
ターム休み最後の週末、訪れました。

まず向かったのはナチウォゴという
ビクトリア湖岸の小さな港町。

両側にお店が並ぶ活気のある通りは、
なぜか港町独特の雰囲気が漂います。
そんな通りを進んでいくと、見えてくる
ビクトリア湖はまるで海のよう。
海を知らない内陸国ウガンダの人達が、
湖岸をビーチと呼んで憩うのも納得。

連絡していた地元の船乗りと合流して、
ビクトリア湖に向かってモーターボート
(といっても、木でできた小舟に
小さなエンジンを取り付けただけ)
に乗って対岸の湿地まで30分ちょい。
スワンプ(湿地)に着いてからは、
ガイドさんの乗った別の舟に乗り換え、
パピルスの茂みの間の細い水路を
時にエンジンを切り、櫂を漕いで、
分け入って、進んでいきました。

2000ヘクタール以上もあるこの湿地に
ハシビロコウは9羽しかいないそうで、
見られないかもしれないと思ってはいた
けれど、見られました!しかも2羽!
1羽目は他の舟が見つけていて、
私たちの舟が近づいたら、驚いたのか、
飛び立ってしまったのですが、
2羽目は飽きるくらいずっとそこに
留まっていてくれました。満喫。

ハシビロコウは英語名でshoebill。
靴(shoe)のような巨大な嘴(bill)が特徴。
湿地に住み、魚を食べ、
体長は1mを超える大きな鳥です。
大きな鳥といえばカンパラの町で
ゴミをあさるハゲコウも大きいのですが
見た目って大事。その名の通り、
はげちょろ頭で薄汚いハゲコウは
気持ち悪いと思ってしまうのに、
ハシビロコウは堂々と威厳があって
かっこいいなぁと感じました。

5年に一度しか繁殖しないそうで、
しかも2つしか卵を産まず、
夫婦で交代して卵を抱くそうです。
日本の動物園で人気者だったそうだけど
ウガンダから連れてこられたのかな。
自然界では30年程生きられる彼らは、
捕まると25年程しか生きられないとか。
そりゃこんな広々としたところから
狭い檻の中に入れられてしまったら、
本来の命を全うできないのだろうなぁ。
ちょっと残酷な話だなと思ったり。

サファリで見る動物も然り、
自然界で生きる動物たちってすごい。
生命力がその体から溢れ出ている
そんな感じがして圧倒されます。
ハシビロコウ、長生きしてほしいな。
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赤道

2017-01-20 | 旅行
ついにこの足で赤道を跨いできました!

ウガンダには赤道が通っています。
首都や空港、私の任地は北半球ですが
隊員仲間の中には南半球に住む人もいて
これまでに国内旅行する度に何度となく
赤道を越えてはいたのですが、
いつもバスの中から一瞬見かけるか、
下手したら気付かずに通り過ぎるかで、
降り立ったことはなかったのです。

この度、多分この任期中最後になる
であろう日本からのお客さんとともに
きっと最初で最後になるであろう
クィーンエリザベスNPへ行く途中に
赤道に降り立つことができました。

とは言っても、これまで何度となく
見逃してきたような程度の名所で、
首都から南西に伸びる幹線道路の
何もないところに赤道が交差していて
そこだけ道路の両側にちょっとした
モニュメントが立っていて、
周辺にお土産やさんやレストランが
数件立っているだけの、そんなところ。
でもやっぱりなんだか地球を感じられる
少し特別な気持ちのする場所でした。

一年中、お昼の太陽が真上から照る
赤道直下。その線の上に立ち記念撮影。

北半球と南半球で水の渦巻く向きが違う
というのを実証するための実験器具が
南北直下の3点に置かれていたのですが、
実験料が1万シリングだと言われ、
馬鹿らしくなってやりませんでした。笑

けど本当に赤道直下は渦巻かないらしく
やっぱりやればよかったかなぁと
後からちょっぴり後悔。また次かな。

とはいえ、次はいつになるんだろう?
帰国まで2ヶ月を切り、いろんなことが
ウガンダでの最後になっていくことに
センチメンタルを感じてしまっている、
そんなこんなの今日この頃です。

けど、こうしてお客さんが来てくれて、
ウガンダのことを知ってもらえて、
案内して一緒に旅している私もいつも
新しい発見をさせてもらえるので、
本当にありがたいなぁと思います。

こうしてウガンダでのいろんなことが、
”今回は”最後になっていくけれど、
また再会したり、再訪したり、
きっとまた”次回”があると信じて、
あまりセンチメンタルにならないように
残りの時間も精一杯、笑顔で前向きに、
ウガンダを生き抜きたいと強く思う、
そんな今日この頃でもあります。
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キリマンジャロ登山

2017-01-12 | 旅行
アフリカ最高峰、キリマンジャロ。
山脈に属さない独立峰としては、
世界最高の5895メートルの山に
年明け早々5泊6日で登ってきました!
写真はウフルピーク(山頂)アタック前日
キャンプ地から臨んだマウェンジピーク
というもう一つの山頂(5270メートル)。

案内をしてくれるガイド、サブガイド、
料理をしてくれるシェフに
荷物を運んでくれるポーターなど
20人近くのパーティで登ってきました。

長い道のり、高度順応のためにゆっくり
少しずつ登る最初のうちはみんな元気で
歌って喋って踊って、うるさいくらい。
けど、さすがにピークアタックの時には
星空の下、ヘッドライトで足元を照らし
急斜面を蛇行しながら何時間も登るので
だんだん口数も少なくなっていき、
山頂近くで臨んだ日の出は美しすぎて
感動でか、酸欠でか、涙が出ました。

雲が出てくるギリギリに到着した山頂。

今回の目標だった頂上恋ダンスを踊って
(キャンプごとに踊って成長&好評!笑)
その後は高山病と疲れと霰とにやられ、
ほぼ一言も話せず、歩くのがやっと。
行くべきでない聖域へ足を踏み入れた
人間への天罰に違いないと思いながら、
もう二度と来ることはないであろう
高度に別れを告げながら、一歩一歩
ポレポレ(ゆっくり)下りました。

登山道は行きはロンガイルートという
植生の乏しい、登山者数の少ない、
月面のような岩場に続く緩やかな道を
キボ(登頂した嶺の方)とマウェンジを
眺めながらひたすら喋って歩きました。

帰りはマラングルートという主要路。
施設の整った立派なキャンプ地に
多くの登山者、整備された道に驚き、
体調の回復した最終日は
豊かな植生を楽しみながら、
無事に下界へ帰ってきました。

エルゴンにも生息する大好きなセネショ

南アフリカの国花プロテア


ピークアタック日は相当辛かったけれど
自然の美しさ偉大さに畏敬の念を抱き、
素晴らしい景色を見、全身で山を感じ、
またひとつ最高の体験ができました。

重たい荷物を運んでくれたポーター、
温かいご飯を作ってくれたシェフ、
辛い時に腕を貸してくれたガイド、
そして共に歌い、踊り、語った仲間に
感謝感謝のキリマンジャロ登山でした。
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タンザニア旅ルワンダ旅

2016-09-29 | 旅行
ウガンダへ来て一年以上が経ち、
なのに毎日悩みだらけで凹んでたので、
ターム休み、これでもかってほど
気分転換してきました!

タンザニアのサファリと隣国ルワンダ。

タンザニアは憧れのセレンゲティへ。
ウガンダにもサファリはありますが、
やっぱりスケールが違いました。
ゾウ、キリン、シマウマはもちろん
目の前で見るライオンの家族に感動!
ウガンダではあまり見られないようや
チーター、ヒョウ、ヌー、ハイエナ、
といった動物も見られて、大興奮!
広大な荒野の中を牛や羊を追って暮らす
マサイの人たちの生活も垣間見れて、
素晴らしい時間でした。

まるで地中から湧き出すエネルギーを
空に向けてドカーンと放つように生える
大好きなバオバブもたくさん!

ルワンダは弾丸2泊3日旅で、
ほぼ首都から出なかったけれど、
会いたかった隊員仲間に会って、
おいしいものたくさん食べました。

行きたかった虐殺記念館も訪ねました。
小学生の頃、ニュースで知って受けた
あの衝撃。民族が違うというだけで、
国中で普通の人が普通の人を殺す。
民族が違うだけ。でも、民族が違う
というのは、酷いけどただの口実で、
実際は長い歴史の中で虐げられてきた
人々の怒りが、狂気を生んでしまった。
民族間に存在しない優劣を捏造して
利用した侵略者たちの底知れない欲。
ここで暮らしていてたまに感じる、
人間の奥の動物の部分に潜む狂気。
いろんなことを考えさせられました。

1万人以上が虐殺されたという教会で、
山と積まれた犠牲者の方たちの衣服と
地下にぎっしりと並べられた遺骨は、
あまりにすごすぎて、何がすごいって、
なんだかそれもわからないくらい、
ただただ圧倒されてしまって、
何かを通り越して、もう
呆然とするしかありませんでした。

そして、そんな過去を経て、
ウガンダよりもだんぜん発展している
と言われる、ルワンダの今をこの目で
見てみたかったのです。が、
いや、本当に、すぐお隣の国で
人も言葉も気候もとても似ているのに、
どうしてこうも違うのか。

バイクの人は必ずヘルメットしてる。
車が歩行者のために止まってくれる。
街に汚いゴミがほとんど落ちていない。
しつこい声かけも冷やかしも少ない。
市場の野菜が綺麗に並んでいる。
バス待つ人も並んでいる。(傘さして!)
その辺で売ってるパンがふわふわ!
言い出したらキリがありません。

ほんとに、どうしてこうも違うのか。
もちろん、全国津々浦々回った
というわけではありませんが、
ルワンダ隊員に聞いてもやっぱり
ウガンダとはだいぶ違う様子でした。

あの大虐殺があった20余年前、
ほぼゼロからスタートしたから、
全てが新しく整っているのでしょうか。

ウガンダにも紛争はあったけれど、
街中には築80年くらいの建物が残り、
今でも普通に使われています。
その上からヨーロッパや中国など
諸外国がばんばん新しい建物を建て、
首都カンパラはごちゃごちゃしてる
というのがぴったりな表現。

いろいろうらやましくもあったけど、
綺麗なキガリ空港から飛び立ち、
ボロボロのエンテベ空港に到着して、
ごちゃごちゃのウガンダの地に立つと、
帰ってきた!という気持ちになるのは
不思議なもので。ここが今の私の
ホームなんだなぁと思います。

さて、3学期。
泣いても笑っても、LBの子たちを
まるまる1学期みられるのは、
これが最後の学期です。早いもので。
となりの芝生は青いもの!
赤土まみれでも、ゴミだらけでも、
今、私の生きる場所はここウガンダ。
地に足つけて、トゥゲンデマーソ!
前進します!
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シマウマと走る

2016-06-04 | 旅行
久々にマラソン参加してきました!

2月の始めに工事中の校庭でブリっと
(本当にこんな音がした、足首から。)
捻挫グセのある右足首をやってしまい、
地域の小マラソン大会には出たものの、
すっかりご無沙汰だったマラソン大会。
今回はハーフで登録してたものの、
直前に足首とも相談して10㎞に変更。
走ってきました。ミヒンゴマラソン!

場所はカンパラから南西へ200㎞ほど
行ったところにあるムブロ湖国立公園。
(正確に言うと走ったのは公園周辺。)
このムブロ湖周辺はシマウマが有名で、
このマラソンはミヒンゴロッジという
湖畔にある高級ロッジが主催する
チャリティーマラソンです。
ここのロッジ泊まるだけでもオススメ
と聞いていたのですが、生憎すぐ満室。
出遅れた私たちはRwakobo Rockという
見晴らしの良い岩場に建てられた
これまたとっても素敵なロッジに
宿泊しました。本当に素敵な宿でした。


マラソン前日の夕方、自転車を借りて
サイクリングサファリをしました。
これが最高に楽しかった!

自分たちのペースでのんびりと、
体を動かしながらサバンナを散策でき、
幸か不幸かレオパード(ヒョウ)には
遭遇しませんでしたが、牛は当然(笑)、
シマウマやイボイノシシ、インパラ、
ウォーターバックなどの動物を
たくさん見ることができました。
サイクリングサファリ、最高!


もうこれだけで大満足!だったけれど、
あくまで本命は翌日のマラソン。笑
スタート直後に、我々に感化されたのか
シマウマの群れが一斉に駆け出して
私たちの眼の前を横切っていき、
THE ミヒンゴマラソンという感じ。
久々の10㎞で、ちょっと疲れたけれど
とても気持ちよくて楽しいランでした。


捻挫した足もだいぶ快調なので、
11月のカンパラマラソンに向けて、
またぼちぼち走って行こうと思います。
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