桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

ドアパッキンが天国に召されました

2014-01-23 20:33:12 | 家の事
最近日の出が早くなりましたね。朝の珈琲の時間にはもう外が明るいです。

もう春だね!と言うと「外は氷点下ですよ。」と高橋さんに冷静に応えられました。

べろり~ん…


雪?餅?綺麗に積もり過ぎて手を出せない堆肥ピッドのフタ。安田侃さんも驚くであろう自然界の彫刻です。


ウサギちゃんの足跡。飛距離と足跡からして、大きさは中型犬ぐらいです。
うちに来るエゾリスもなんか大きい気がします。(餌付けはしてませんよ)


この季節になって、今までずっと見て見ぬ振りしていたドアパッキンが完全に剥がれました。

(うちのドアは知人に作ってもらったもので、建主さんのとは違うやつです。)

霜が降りてスースーしている所を測ったら-6℃でした


おかげさまで飛び石も冷えてます。朝寝室から降りて来て踏むとスッキリ目が覚めます。

ここまで冷えちゃったら接着剤もくっ付かないだろうし、春にならないと直せません。
見なかった事にしましょう!
(勿論建主さんの家のメンテナンスではそんなことしませんよ)



冬の庭

2014-01-21 19:40:36 | 庭・植物の事
家の裏の敷地境界あたりまで行ってみました。
家の向こう側の山がきれいです。今まで家の裏は林ばかりに意識が行っていましたが
こちらからの景色もなんか落ち着きます。


南側のお隣さんとうちの境界にはカラマツが並んでいます。
最近風が無く静かな日が多いです。たまにドサーっと樹に積もった雪が落ちるのが綺麗。


林の中では、動物と自分の足跡。
不思議なことに人間が足跡を付けると動物はそれを避けるように歩きます。匂いがするのかな?


家の窓にも樹が映っています。


ちょうど仕事部屋の向かいあたりにあるエゾニワトコの樹。
夏になるときれいな赤い実を沢山つけます。雪の重みで枝が折れそうです。


雪を落としてみましたが枝は元に戻りませんでした。
それでも冬芽が健気に沢山ついています。一生懸命生きようとしているんですね。

屋根日和

2014-01-19 11:16:32 | 家の事
車庫の雪庇がどんどんモッコリしてきたので、天気も良いし落とす事にしました。


多分1メートルぐらい積もっているかな。
うちの設計では屋根は全て無落雪、基本的に積雪加重は雪が1.9メートルまで積もっても大丈夫な設計をしています。

但し、雪庇の発生は北海道の豪雪エリアではどんな立地条件でも避けられない事です。

設計として心がけるのは、極力雪庇が発生し易い場所に人や車が頻繁に出入りする箇所(例えば玄関ポーチとか)を設けない事。
やむを得ない場合は、雪庇が出来ても安全に落とせる高さ、安全に登れる状況を作っておく事。
それから雪庇を落とす為に隣地との幅を十分に取る事です。
雪庇カッターを設置する、というのもあるけど状況によって効果はばらつきがあるみたいです。

日差しが気持ち良くて気軽に落としたのは良いものの、落とした雪を除けるのが結構大変でした。
体脂肪率が順調に右肩上がりになっている嫁もせっせと手伝ってくれました。


今日はお向かいのMさんも親子そろって雪下ろしです。
こういうのって大体皆約束している訳じゃないのに同じ日にやります。


Mさんも惚れ惚れする几帳面振りです。ノコギリで雪を切っているのかな?
石材屋のように雪を綺麗な立方体に切断しています。田舎暮らしする人って几帳面な人が多いのかも…


自宅の屋根はこれぐらい積もっています。この程度なら雪庇を切らなくても大丈夫です。


今日落とした雪はまだサクッと切れる軽い雪でした。
春先の、雪が溶けたり凍ったりする時期はどこの家も皆神経を使う時期になります。



ダスト祭りを逃しても

2014-01-17 20:18:06 | 風景・風土・気候
寒いのが当たり前の所に住んでいると、寒さの底辺を競いたくなります。
今日は旭川市の郊外の江丹別で-30℃。負けた~悔しいです。
旭川市街が本領を発揮するのは2月ぐらいかと思われます。

今朝は少しだけ早めに家を出て近所の写真を撮ってみました。

車の温度計は-25℃。珍しく市街地より気温が下がっていました。


これはダイヤモンドダストの予感がする!と思って出勤前に職場のガーデンに行きました。


忠別川に川霧が出ていました。


温泉じゃないですよ。


川の多い旭川では、これも冬の風物詩なんです。


ちょっと抽象的な写真が撮れるとマイケル・ケンナという写真家の作品を思い出します。
北海道にも取材に来てくれているんですよ。

ダイヤモンドダストのオンパレードは逃してしまいましたがきれいな景色が見られてよかったです。
市街地に気軽に来て貴重な自然現象が見られるのはとても贅沢なことですよね。




我が家の飛び石玄関

2014-01-16 20:44:43 | 家の事
うちの玄関は少し変です。これはちょっと前の写真。


土足エリアはこの小さなヤシマットの上だけでした。


玄関を挟んで片方に仕事部屋と寝室があり、反対側にリビングがあります。


「玄関」という機能はヤシマットの上だけにしか存在しませんでした。
「ドアを開けたらいきなり部屋」みたいな家だったんです。ところがそうすると玄関先で用が済むお客さんは
いつもヤシマットの上で小さく立ちすくんで身動きとれず、申し訳なかったので、
高橋さんが「飛び石を置こう」と言い出しました。

マットの下をよく掃除して、


まず2枚。この石を決めるのだけでも結構二人で探しまわったんです。


何日かしたら知らない間に4枚に増えてました。

以来我が家では、玄関はテキトーに土足で歩いていいことにして、
靴を脱いでいる人は飛び石を渡って部屋を行き来して下さい、という事になりました。
初めて来るお客さんに笑われていますが、思いの外好評です。