帰って来たエゾリス

この春最初の感動です。
去年うちの軒裏で産まれて、我が家の屋根の断熱層をボロボロにしてくれたエゾリスが帰って来ました。
「今年は家にドッタンバッタンしに来ないね～」と話していた矢先。ちゃんと我が家を覚えていたみたいですよ。


毎年うちの軒裏に来られると深刻に屋根が傷むので、今年は巣箱でも作ろうかと話していた所です。
ところが、リスは予想外の所に帰っていました。一生懸命松の葉っぱを加えて行ったり来たり…


なんと、仕事部屋の窓から見える枯木に巣を作づくりを始めていたんです。

この樹は正直、ずっと前から切りたいと話していた樹でした。
この樹が無ければ向こう側の池が綺麗に見えるし、スズメバチが巣を作りそうな枯木だし…
切らなかったのはたまたまうちの土地では無いので手を出せなかっただけです。

でも、切らなくて良かったです。こうしてエゾリスの新しい住処が見つかり、立派な役目を担っています。


ビュン！忙しい忙しい！


巣は着実に丈夫な壁になっています。自然の営みって、本当に凄いです。
自分の思い通りには成らなくて、思わぬ所で喜びをくれます。
命が終わったものも、その後の命を支える可能性があるんですね。

我が家の横で始まった新築計画、静かに見守ろうと思います。
暖かくなったらここから赤ちゃんリスがウジャウジャ出て来るのかな…