君とともに生き、君とともに逝くのならば、僕は君の為に生きよう。

真城灯火の小説ブログです。
二次小説とオリジナル小説の置き場となっています。
同人に傾いているので入室注意★

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☆入室ありがとうございます☆ PN:真城灯火です。 『小説家になろう』で書いています。「なろう」で書いている小説も転載させていますが、ここはアニメ「地球へ…」の二次小説置き場です。本編の『君がいる幸せ』は終了しています。今は続編の『限りある永遠』を連載中です☆まずは、カテゴリーの「はじめに」と「目次」「年表」で(設定やR指定について等…)ご確認の上、お進み下さい。 ブログタイトルですが、これの「君」は自分自身、心の事で、「僕」は自分の身体の事です。 自分の心がそうであるなら、自分はそれに従う覚悟を意味しています。 だから、ジョミーや誰かが一方的に誰かに…って意味ではありません。(小説停滞中) 2021年に、他にあるブログを統合させたので、日常の駄文とゲームの話が混ざった状態になっています。

裏話・感想「ありがとうございました」

2012-05-02 00:45:41 | 『君がいる幸せ』本編終章 「epilogue」
 後書き、感想本文

 どうも、真城灯火です。
 ここまで読んで下さって、ありがとうございます。さて、全体の感想です。
 昨年六月から約十一ヶ月かけて書いていた。
 二次小説が終了しました。

 ここまで読んで下さって本当にありがとうございます。

 ここまで書けて、完結出来たのは、これは絶対私の力なんかでは無いです!
「地球へ…」という作品がすばらしいからです。
 そんな事を今頃言ってもって感じですが、本当にそうなんですよね。

 ジョミーが好きで、
 ブルーが好きで、
 キースが好きで、
 トォニィが好き。
 なにより「地球へ…」が好き。
 って人が読んで下さっていたと…そう確信しています。

 だから、ここに来て下さっていた方とお話をしてみたかったです。
 で、ここ変じゃない?などと突っ込みを入れて欲しかった(オイ)
 言われたら言われたで凹むのにね^^;
 ともかく、本物をあちこちいじっている点はそれを否定している訳ではありません。
 それから、いろいろな設定や年数も適当です。
 調べられる範囲で調べましたが、木星からノアまでの距離って何日?
 シャングリラのノットっていくつ??ってか、まず大きさは?
 それで、丁度、シンガポールに出来たビルの上の船。
「マリーナベイサンズ」「スカイパーク」
 あれを連想して書きました。
 一度見てみたいです。
 でも、ビルの幅はそう無いだろうから、あれよりずっと大きいですね。
 それだけのものを操縦出来てしまうシドはすごいです。
 で、それを持ち上げれてしまうソルジャー達はもっとすごいです。よね?

 さて、全体の感想です。
 最初に、書き出してからすぐに困ったのは、ブログってカテゴリーはあっても、章と項で分けて表記する事ができないので書いた順から下に行ってしまう事でした。
 だから、本当はもっと感想やらを書きたかったけど読む時の邪魔になるので極力書きませんでした。
 今思うとそれは書かなくてよかったな。と思っています。
 それでも、一番書いておくべきだったのは、BLについてです。
 BLは、私としては、ここの場合は、
「人類とミュウの垣根を越えるついでに性別も超えてしまったよ。この2人は」って感じで書いています。
 どっちかというとジョミーの方が同性である事を気にしていますね。
 だから、R指定もどうなんだろうなぁ。って感じです。
 Hしてるけど書いてないし、でも十五歳には読ませたくないような…。
 で、R-18にすると、そこまでの表現はしてないし…。
 もう、読む方まかせにしました。
 BLとかそんな小さい事より…。;(ち、小さい事なのか…?)^^;
 問題は、そこより、生かしてみて、生きてゆくには彼らの境遇は甘くなかったので、すぐに、これはヤバイな。となりました。
 彼らは、戦った結果死んだ者なので、生かしてしまうと、戦争犯罪者となるんですよね。
 しかも、負けた方が圧倒的に人口が多くて、勝った方が戦いで主要人物たちを死なせてしまっているから、その後を書くのに、とてもバランスが悪かった。
 だから、最初で詰まってしまったのだけれど、とにかく、まずは。
 死んだ場所から、生きて脱出させる事から書き始めました。
 もう、大筋とラストは決まっていたので、そこまで何とか書いてゆく事だけはする!と決めて進んできました。

  一章「黄昏の海」
 地上へ出るまでの痛いシーンの絵は浮かぶけど、それを文にするのが難しくて、どこまで書いていいのか悩みました。
 大怪我をした状態の二人が地上までどうやって上るのかと…、やはり誰かの助けがあるとしたら、そこの他の場所で死んでいった者たちにしよう。となりました。
 そう、地上まで自力だけで上がるのはきっと無理。
 だから、夢かもしれないけど全人類の力を借りました。
 「ウルドの泉」
 脱出シーンが痛くて、重くて、辛くなったので、軽いのが書きたくなって…。
 …色っぽいのも書きたくなった結果です。これを二章の頭にしても良かったかもしれませんね。
 でも、「俺を好きになればいい」の辺りと「ウルド」が書いていて楽しかったのは言うまでもないです。
  二章「湖底の城」
 ここもかなり苦労しました。カナリアの設定に無理があり、でも、彼らには死んでいってもらわないとクローン達に「死」を教えれなかったのと、ジョミーが二つに分かれるのも相手がブルーでなきゃいけなかったので…、だから、謎になっている部分が多くて、文中でもキースに叱られていますが、説明が下手すぎるのは自分でもわかってました。
 説明不足を補うつもりで、二人で会話させたけど、ここも微妙になってますね。
  三章「星の祈り」
 惑星キロンでの殺害シーンと自分を殺すシーンが書きたかったと言うと、問題ありですか?
 若い時のジョミーの戦う覚悟と、殺す事の重さを入れたかったのです。
 戦艦の戦闘シーンが大変でした。
 戦艦同士ってどう戦うの?と…。
 ここはブルーと戦わせたかったのが本音で、ジョミー(本体)は手加減してると言いながら、ジョミーを床に磔にして放って来たりして、結構自分に冷たい。
 それとメギドもそうだけど、兵器のフィズの扱いがあやふやでしたね。
 だからまた兵器で出そうかと思ったけれど、もうあれはあれで、と放置しました。
 そうそう、やっと、この中で、ラブシーンが書けましたね。
 全然くっついてくれない二人にジレンマを感じていたら、本当にあれ?ここでいいの?ってな感じでなだれ込みました。
 もっと、良い場所もあっただろうに。とは親心。
 あのシーンは彼らが自由に会話して動いていった所です。
 ここで、ただ出してみただけのシドが良い位置に来ましたね。
 ラストの語りは彼が居ないと成立しなかった。
  四章「心のままに」epilogue bridge
 ここは最終章に向かう前に、書き落としが無いようにと、本当に思いつくものを書いていった感じでした。
 だから、時間も何もバラバラで…。
 最初に書かなかった「道なき道へ」が書けたのは嬉しかった。
 ノアでの暴行事件・レイプシーンは無くても良いかも、と思いますが、私がジョミーの本意をさらけ出させる為にいじめてみた結果です。
 最初はソルジャーズのブルーに問題を起こさせようとしたら、NGを出されたので、設定を変えたら、あんな事になってしまった;
 事件後にくるゴタゴタはキースをただの人に落とす為のもので、二人を救済していません。
 あれで絆は深くなったと思うのは錯覚なんだろうなと思います。
 でも、物語的には救いがないとね。
 オリキャラ、ヴィーを悪役にしたのは、あれでまだ甘い方。もっと酷いヤツにしてやろうと思ってたら、これもジョミーにダメ出しされました。
 ここで書いている矛盾が二部を書くきっかけになりました。
  五章「時の在り処」
 時間を現在に戻して、サクっと倒れるシーンからいこうとしてたら、、四章「心のままに」をはさんでいるので長く感じたけどクローン達に会ってまだ1年未満で倒れてしまうジョミーが、彼らに何もしていないのに気付き、親として何かしないと、と思っていたら、今度は、トォニィが戦艦で喧嘩を売ってきました(笑)
 僕を忘れてるよ!って感じで…。
 なので、メサイアに戻る移動シーンから入れました。
 そしたら、シドにキスされるし、かなりモメテますね。
 「姫」位置のジョミーをセルジュに誘拐?させるのは楽しかったです。
 横恋慕と誘拐は恋愛物語の定番ですもんね。
 シャングリラとアルビオンの戦闘は大きさの違いが出せてたら成功だと思っています。
 主人公が倒れてから、謎解き。って言うか、大暴露大会になっていますが、キース、あんたバラし過ぎ!
 戦後処理に奔走しつつ、共存を望むってのが…、ジョミーが理想を追い過ぎなんです。けど。

 さて。本編でも言っていますが、通算八十七話にして、ブルーの登場。
 最後の対決がマザーではなくブルーになった瞬間です。
 しかし、一気に主役を持ってゆきますね。彼は。
 会話の主導権を取られて、でも、それすら嬉しくて。
 でも、彼の会話の矛盾も突っ込んでいける経験をもうしてるし。
 最後にブルーの心を無理やり引っ張り出して、ひっくり返すをやらせました。
 ジョミーのが相当強いのです。
  終章「epilogue」
 完全なる終章です。
 これはエンディング映像に近い扱いです。
 ジョミーが戻って来て、終わりにしなかった経緯を彼らに語らせました。

 最終的な感想としては、とにかく二人、主にジョミーを中心にしているので、他のメンバーまで掘り下げてれていませんね。
 もっとじっくり書いていたらもっと色々あっただろうな。
 書いてあげたかったとは思うけれど、収拾不可になってしまうので、ここで区切りです。
 一番のテーマは「生き抜くこと」でした。
 問題は山ほどあるけれど、生きていこう。
「命」とか「愛」とかも生きるのに無関係ではないけれど、とにかく生きていれば。です。
 ジョミーはキースを道標にして戻って来ましたが、彼を「生き甲斐」にする気はありません。
 それはキースも同じです。
 彼らは彼らの歩く先にある何かを追い続けます。


 今は二部を開始ししました。
 どうぞ、よろしければ、
 またおいでやす。

 それでは、長い間、
 お付き合いありがとうございました。

 

     真城 灯火