黄昏時

昔懐かしの少年ジャンプで連載されていた某・漫画の自己満足度MAX二次的文章駄置き場です。

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2027-07-26 15:10:43 | 案内

二次的自己満文章案内



・嘗て週刊少年ジャンプにて連載されていた「魁!!男塾」の二次的文章置き場です。

・次世代である「暁!!男塾」も置いています。

・作品としては全体的に長文になっています。

・オリキャラが登場します。

・全年齢対象。

・アップ後も、書き直しを行う事が多々あります。



新作横にはが付いています。



魁編

弥月          10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

21 22 23 24 25 26 27

寒椿 

 

氷咲          10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 
21

 


番外編

浮舟  

兄妹

約束 暴露 戻れ

 

激突  

馴染 雪色

始動 刹那

花咲



魁編・短編

初対面 帰るか ごろ寝 入替り

突破口 打開案

激突後 上っ面

   

迷い猫 化け狸

氷上花 片思い

その手 同級生

温もり 行く先 仕上げ 何も・ 

可能性

腕試し

 


暁編

莉桜          10

斎希          10

冴蔵  

一颯 

 



番外編

月影 素質

冴蔵 専属 花冠 疑問

昔話



暁編・短編

お弁当 

案の定 手痛い

お土産 おまけ 麗らか

 

 

 

 

倉庫(ごめん、作り直す)

 

影          終焉 ー完結ー

 

 

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2020-03-03 20:13:08 | 魁編・短編

 

いない、、、、、だと?!

真っ青になりながらも報告をしてきた者のその言葉に、俺は全身の血の気が引くのを感じた。

 

深月が姿を晦ましたというのだ。

 

まだ幼いあの子が。

 

 

 

 

 

 

「深月。」

行方知れずになってから暫しの時が流れた、あれからひと月以上が過ぎている。

 

深月を発見したとの報告を受けてから更に幾日かの時が過ぎ、やっとその姿を確認出来たその時、俺はこの子が行方を晦ましたその場に居合わせることが出来なかったことを大きく後悔した。

 

「深月。」

その名を口にすると、小さな体がぴくりと反応を示した。

 

俺の姿に気付いた深月が俺に向け、両の手を伸ばしてくる。

久し振りに抱き上げたその体は、記憶にあったそれよりも驚く程に軽かった。

 

「、、、、、。」

深月を見つけ出し、適切な治療の後ここ迄連れてきたその男は、何等言葉を発することも無くそのまま踵を返していた。

 

「、、、忝ない、一文字殿。」

「、、、、、。」

 

俺が慌てて礼を述べると一文字殿は歩き出していたその動きを止め、此方に視線を向けてきた。その後は二度と振り返ることも無く彼は去っていた。

 

 「何も、、」

「?!」

 深月を抱いたまま一文字殿を見送っていると、彼女が腕の中で小さく呟いた気がした。

 

「何も、出来なかった。」

 「、、、、、、、っ」

 

深月、、と、俺はその名を口にしようとした。

 

しかし、力の無い声でそれだけを告げると、深月は深い眠りに落ちてしまっていたようだった。

 

 

 

魁編・短編「隙」ー完ー

 

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何も・

2020-03-03 19:00:13 | 魁編・短編

 

夜中に、ふと目が覚めた。

 

「・・・・・。」

覚めたとはいえ、覚めきってはいない。

寝惚け眼で自分の懐に抱かれたまま小さな背中を丸め、すぅすぅと静かに寝息をたてているその子を見下ろした。

 

「、、、、、」

その子の小さな体を、、起きないようにそっと抱き締め直してみる。

温かい、、、、、

 

小さな体から伝わる温もりと、規則的に聞こえてくる寝息とがある事に私は救われていた。

 

不意に、、、、、今よりも幼かった時の事を思い出してしまうことがある。

あれは、、まだ私が三歳になったばかりの頃の出来事であったように思う。

 

「その時」の記憶は疎らであった。

そういえばあの当時の私は極度に栄養が足りていなかったな、そのせいも有るのかも知れない。

 

そんな事を思いつつも、私はゆっくりと瞼を閉じていた。

懐にある小さな体に命の鼓動が有ることに、安堵を感じながら。

 

生きていてくれることに、、感謝する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は流れ、、、、、

 

淡い音がした。

淡い響き。

それを伴って、そいつはものの見事に木っ端微塵に粉砕され、さらさらと宙に舞い姿を消していた。

 

「---------。」

「・・・・・・・。」

 

しーん、、と静まり返った場の中央で、奴は刀身を失った柄を手にしたまま動きを止めていた。

 

本当の本気で、やりやがったな。

王虎寺古来より伝え続けられていた御神刀にも等しいそれを、見事に、粉微塵にしやがった。

 

本来ならその場に飛び出して行きたいところであったのだが、故あって私はこの場に居ないことになっている。

 

「申し訳、御座いませんでした!!!!!」

結局はそれを見越して手を打っておいたのだが、大事な席で失態をやらかしたのは事実、後日、その話を耳にしたことにして皆伝者となり澄まし顔の桃を引き連れ、そのまま二人揃ってダブル土下座をしてきた。

 

あの頃は小さかった奴も今ではこの通り、立派に成長を遂げてくれている。

 

「裏で余計な手など回さず、本物をきちんと俺に渡しておいてくれたのなら失敗はしなかったかも知れませんよ?!」

更にそれよりも数日後、澄ました顔でそんなことを抜かしてきたので実際に持たせてみたら、奴はそれを抜ききる事さえも出来ずにいた。

 

それを手にしたまま落ち込んでぶっ倒れ、がっつり地面に顔を潜り込ませる勢いでいる奴の姿にはちと驚いた。

 

 

 

魁編・短編「何も・」ー完ー

 

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寒椿 1

2020-03-02 20:37:52 | 二次・寒椿

 

見られた。

見られた、、ぞ、間違いなく。

 

しかもその相手は、、あの伊達だ。

奴と、シッカリとその目が合ってしまった。

 

素知らぬ振りでその視線を逸らしてはみたものの、気のせいか奴の視線が背後から突き刺さってくる。

止めろ、伊達、、、、、「今の」私を見るな。

 

例え万が一、私が私であることを奴が気付いていなかったとしても、私としては居た堪れない気持ちで一杯なので見なかったことにして通り過ぎてくれ。

 

頼む。

頼む、、、

 

「、、、、、。」

そんな私の心中での願いが通じたのか、それ迄ヒシヒシと背中に感じていた奴の視線がふっ、と無くなったようだった。

 

念の為もうひと呼吸程時間を掛けてから振り返ったそこには、もう既に奴の姿は無かった。

 

 

 

 

 

ほ、、、、、お。

感心した様にして私の姿をマジマジと眺めているのは、血の繋がりのある兄達だ。

面と向かって彼等と顔を合わせたのはこの時が初めてだった。

 

上2人の兄が感心した様にして私の周囲をぐるぐる巡りつつも、此方を見下ろしてくる。

 

「ふうん、これが本来の姿、、、なんだね。」

「髪を下ろすと兄さんに似ているな。」

「後ろで乱雑気味に髪をひとつに縛るとお前にも似ている、こうして改めて見てみるとやはり血の繋がりというのは有るのだと実感させられるよ。」

「そうだね。」

等と語り合う二人の兄達から少し離れた位置に立ち、此方を見ているのは末の兄である。

 

二人の兄達と比べると、差程私に関心は無さそうに見える。

ポケットに両手を入れたまま壁に寄り掛かり、遠巻きに此方に視線を向けている。

 

「男塾に居た頃は幻術で黒髪、短髪にしていたのだけれど、その頃の姿は幸に似ていたね。」

、、、知っていたんだな、その頃の私の姿。

等といった感じのやり取りをした後、私はとある事情からある格好に扮し、潜り込まなければならない立場にあった。

 

そしてその役目を終え、その場から帰路についている途中、その姿を伊達に見られていた。

まさかとは思うのだが、こうして伊達と出くわすよう、上手いこと調整されていたりとかいうのは、、、ない、よな??

 

正直言ってこの姿を伊達に見られたのは恥ずかしい。

うん、恥ずかしい。

まさか「素」の姿で女の成りをしている時に出くわすとは思いも寄らなかった。

 

次、奴に依頼事を伝えに行く時、どのような顔で行けば良いのだろう?!

 

 

 

 

 

あいつに対してすっとぼけが通じるというのであれば、当たり前ではあるのだが実行に移す。

だがなあ、、、あれだ、男塾を卒業して以来、どうもやる気が半減しているというか、、何故か気分的に以前のような覇気を発することが難しくなってきているように思える。

 

ひょっとしたのなら、これが現段階での私の限界であるのだろうか、、が、私にはまだやらなければならないことがある。

そういった思いを馳せていたところ、何時の間にやら伊達の奴が居を構えていた小屋の中にその姿を現わしていた。

 

「・・・・・何だ、今日は随分と腑抜けた情けねえ面構えをしているじゃねえか。」

その口元にニヤリとした笑みを浮かべつつ、伊達の奴がそんな言葉を吐き捨ててきた。

 

「うるせえぞ、伊達、、、今の私は全力脱力状態なのだ。」

「ふざけるな。」

「何がだ。」

 

そんな伊達に向かって脱力感満載のだらしない格好でそう告げると、奴は不満気にしながら短く言い返してきていた。

 

「、、、、、此処を、、何処だと思っている。

関東豪学連総長でもあるこの俺、伊達 臣人が控えとして使っている小屋であること、忘れてはいまいな。」

「忘れてはいない、いないが、、、どうも今日はいまいちやる気が出なくてな。」

 

そう言いながらも、板の間にゴロンと寝転がった。

 

「今外に出るとなると、漏れなく『あの三人』が後をつけてきやがる。それを考えると、益々やる気が失せるぞ。」

ほじほじほじ、、、女でなかったのなら、そう告げながらもだらしなくこの場で鼻をほじりたくなるような気分でもある。

 

「ふん、悉く上手いこと奴等を煙に巻いておいて何を言うか。」

呆れた様にしてそんな言葉を伊達が返してくる「それだって、結構大変なんだぞ。」誰に言うともなく、私は口の中で小さくそう呟いた。

 

はあ、面倒癖えなあ~・・・・

今度はそのまま近くにあった奴の寝床と思われるその場所に寝転び、だらだらとした動きをしつつそう呟いてもいた。

直接床板の上にいるよりは良い、そして先程のそれは、、まあ、単なる独り言、、、だ。

 

「、、、、、、余りそこに安易に寝転ぶな、女臭くなる。」

「!!!!!!!!!!!!!!!」

「なんだ?」

 

伊達の先の言葉に私が驚きの表情全開でそちらに目を向けると、奴はサラリとした雰囲気で軽く返してきた。

 

「わ、私は、、、そんなに臭いのか?!」

「例えだ、貴様は今迄ただの一度もそれらしい匂いを伴っていたことは無い、ただ、、あの姿を目にしては、な。

入塾前の試験終了後に言っていたお前のそれ、つまらぬ戯言でしかないと思い、まともに聞き入れる気は無かったのだが、その宣言通りであったとはな、この俺でさえも上手いこと騙されたではないか。」

「だーかーらー、、、私は最初に断ったのだ、だがそれに耳を傾けなかったのはお前も言った通りお前自身ではないか、私が悪い訳では、、無い、、、、よな??」

「男塾は女人禁制なのだが。」

 

、、、、、、、、、、。

し、、知ってる。

それは、良く、、、知っている。

 

が、何故か塾長が来いって言うから試しに行ったら入塾試験当日で面白そうだったんで、試しに受けてみたら何故か受かっちまったんだから仕方ないだろ、受かったら受かったであれだ、実際に入塾してみるのもまた一興。

 

面白いんじゃねえかなあ、、、と、思ったんだ。

ほお、、、

 

私なりの説明の言葉に、伊達は冷めた声音でもって返して来るだけだった。

 

 私はふざけている訳では無いぞ、決してふざけてはいない。

これでも私は真剣にその言葉を発している。

 

なのに、伊達は半ば呆れたようにして言葉を吐いていた。

女人禁制なのに入っちまったのはその、ちょっと心が痛まないでもない。

だが実質塾内にいたのは数えられる程で、あとは殆ど遠征の地や馴染みになった諸流派と親睦を深めたり何だりしているうちに三年が過ぎ、卒業していたのだ。

 

 

 

 

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移動

2020-03-01 20:41:26 | お知らせ

 

以前からずっと気になっていて、それでもって自分なりには思い入れのあった物を「没」とし、新カテゴリー「倉庫」に移動しました。

 

影は時間次第で作り直したものを上げていこうと思っています。

 

何時になるのかは分かりませんが、いつかは出来ると思います。

 

m(_ _)m

 

 

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