sakurabi☆ブログ

新生活を始めたsakurabiの心に感じたことをブログにしてみることにしました。

「パフューム」の試写会に行ってきました♪

2007年02月23日 01時29分44秒 | 映画・ドラマ・テレビ・DVD
…映画の話題そこそこ書いてるのに、カテゴリー作ってないってどういうことなんでしょうね?(←自分へツッコみw;)
過去の記事も時間があったら移すわ…。 たぶん(苦笑)

先日書いたけれど、「パフューム ある人殺しの物語」の試写会が当たったので観に行ってきましたー☆

ちなみに私の予備知識は
「ある天才調香師がまぼろしの香水を作っている。時を同じくして若い女性の連続殺人が多発してた…」
くらいです(苦笑)

そして、いろいろチラシくれたけど、まったく読んでないまま感想書きます。
…若干解釈が可笑しくてもご勘弁を。

おっと!それからこの映画は3月3日(土)から上映開始なので、観る予定のある方はこれから先は読まないでくださいねv











いい?書くよ?









この映画を一言で表すと、
「目に見えない究極の愛の形」な映画でした。

映画を観ていて思い出したのは、ふたつの曲。
一曲はKinKi Kidsの「愛のかたまり」(作詞:堂本剛 作曲:堂本光一)
もう一曲はaikoの「カブトムシ」(作詞・作曲:aiko)

「愛のかたまり」は女性目線の曲なのですが、歌詞に
 “あなたと同じ香水を
  街の中で感じるとね
  一瞬で体温蘇るから
  ついて行きたくなっちゃうの”

というフレーズがあります。

また、「カブトムシ」の
 “少し背の高いあなたの耳に寄せたおでこ
  甘い匂いに誘われたあたしはかぶとむし”

というフレーズ…。

自分の愛おしい人の匂いは、どんな匂いよりも甘くて。
そして、同じ匂い...正確には“同じような匂い”を感じると、愛おしい人を思い出すし、ついて行きたくなってしまう気持ちになるのはよく解かる。
人でなくても、匂いがきっかけとなって、思い出すことはたくさんある。

「自分の大切な人の匂いを残しておきたい。いつでも感じていたい」という気持ちは、私、とってもよく解かります。
変な意味ではなく、私のダンナさんも私にとって“カブトムシ”なのです。

主人公は、鋭い嗅覚の持ち主で、世の中の匂いをすべて嗅ぎ分けられることが出来る。生まれた場所や育ってきた環境から、限られた匂いしか嗅ぐことがない生活。しかし街の中で突然出会った、今までに嗅いだことがない、“カブトムシ”の匂いに吸い寄せられ、余すことなく嗅ぎつくす。そしてその匂いを留めて置こうと思い、昔有名だった調香師の元へ弟子に入る。
彼の作った香水はたちまち売れる。…しかしそれは「すでに抽出した香りの調合」でしかなく、自分の残したい香りではない。「香りの摘出の仕方を教えてくれ」と頼み、水蒸気蒸留法での摘出方法を教えてもらうが、それでは“ガラス”の匂いも“胴”の匂いも“猫”の匂いも摘出出来ない。
他の摘出方法を学びに、調香師の聖地グラースへと旅立ち、そこで働きながらいろいろな実験をし“カブトムシ”の匂いを摘出する方法をついに見つける。
香りは「トップ・ミドル・ベース」という3つの和音で構成されている。(←結構好きだから知ってた。香水は“トップ”といわれる、つけたての香り。“ミドル”と呼ばれる、長く続く香り。“ベース”と呼ばれる、何日にも渡って残る香り) それぞれに4種類×3の12種類の香りがあることは知られていて。でも映画の世界(18世紀パリ)よりも昔の、エジプトの遺跡から発掘された香水瓶からの匂いには、13番目のまぼろしの匂いがあり、いまだにその成分はわからないという(←少しあいまいw;)
主人公は“カブトムシ”の匂いのため、その12種類の匂いを集める。…それは誰もが美しいと思う若い女性たちの香り…。その驚異的な方法と、香りを搾り取られた体は、丸坊主の裸体で発見される…。相次ぐ美女ばかりの連続殺人に街は殺伐とし喧騒と化す。そんなことはお構いなしに、つぎつぎと匂いを集める。
12種類の匂いがそろい、まぼろしの13種類目の香り…。それは、初めに嗅いだ“カブトムシ”と同じ髪の色を持つ美女だった…。


って、あらすじじゃんね、コレじゃ(苦笑)



最終的には「“カブトムシ”香水」(←違うからw;)を作ることが出来るんだけれど。殺人者として捕まってしまうわけで…。
どんな人をも虜にしてしまう「愛の香り」
…まあ、それを表現する場面があるんですけれど、とあるCMを思い出しちゃったのは秘密(苦笑) そして、「愛の表現」はアレだけではないですよ?とも思ったり(汗) っていうか、ビックリでしたよう。あんだけの裸体を見るとは思わなかったw;
↑ここらあたりは「どうかなぁ?」と思ったのですが、ラストはよかったっ! 主人公は、最終的には「自分の価値」を感じることが出来たんじゃないかなって思う。


実は私、匂いにはある程度敏感なほうで(苦笑←特に女の子の時w;)
映画を観ている途中から、すっごく匂いに敏感になってたよう(汗)
前の人の匂いとか。自分の匂いとか。
はたまた「美女の香り」や「まぼろしの香水」の匂いまで嗅いだ気になった。
でも本当に「映像から匂いを感じる」作品だったと思う。

18世紀のパリの匂いは想像しないようにしたけれどw;
あ、凄いですよ、映像(苦笑) 私は全然ああいうの大丈夫だけどね(笑)

主人公の葛藤。…あんまり表立って表現されていないけれど、凄く感じる。
なんだか...一言では表現出来ないけれど・・・。切なかったです。


えっと。今までに私は出会ったことがない映画でした。
…でも個人的にはミニシアター系で放映した方がいいかもって思ったりもしたり。

会場の外に出たらポスターがあったんだけれど、宣伝部長?が桜塚やっくんみたいで。やっくん仕様になってるポスターがあった(笑)

↑いいの?(爆笑)

個人的には、なかなか面白かったです。
・・・ちょっと難しい話だと思うけれど、感じたままでいいのでは?
あ、でも殺人はいけませんよ?(苦笑)



さて。書いてる途中で私の“カブトムシ”さん(笑)から連絡がありました。
今日泊まりでお仕事だってさ。
・・・甘い香りを嗅げないじゃん、ね~(笑)

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