長崎琴遊び

長崎でのお琴の活動や、普段の生活を気が向くままに更新しています。

日本の詩(うた)

2022年01月23日 | 楽曲・CD紹介
1995年8月 水野利彦先生作曲
~砂山・城ケ島の雨・叱られて・月の砂漠~
4曲のメドレーで、箏2部・17絃・尺八の4パートです。

2005年1月カナリーホールで男組コンサートをした時の
プログラムに入れてもらい、
2008年9月 東京オリジナルコンサートで田辺先生の尺八で
演奏させてもらいました。

CD RINKOⅡに入っています。


CDを聴いていると、ワクワクするというか、心が躍るというか、
それでいておしゃれなアレンジです。
抒情歌がメドレーになっているので、
ワクワク感に繋がらないかもしれませんが、
そこがこの曲の面白い所です。
「叱られて」は、どういう訳か水野先生が、
亡きお母さまに叱られている
場面が浮かんできたりして~

お気に入りの1曲~機会があれば、また演奏したいです。

楽譜解説より
編曲というのは、既成のメロディという制約された中で
表現しなければならないという
点で、
オリジナル曲よりも窮屈な所があり、
この作品はまた、
洋楽器のやわらかく厚
みのあるアレンジが定番となっているような
愛唱歌を和楽器で編曲するということ
で、苦労しました。
構成としては、全体を流れる印象的なモチーフが最初に提示され、
その後オムニバ
ス的になつかしいメロディが
浮かび上がっては消えていく形になっています。

技術的には高度に書かれており、
とくに尺八は、すぐれたテクニックと表現力が要求
される曲になっています。
本来、小編成の作品ですが、ある程度大きな編成でも効果が
上がるようにソロ部と
合奏部を表記しました。
 永廣孝山 尺八リサイタル委嘱
コメント
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