帰りのバス停のベンチに座ってた
年配の男性が
凄くヨレヨレしていた
横向きに座ってたから
背中からしか見えなかったけど
寝てるの?
倒れるの?
って感じに背もたれに横向きに寄りかかって
ゆるゆる動いてて
凄くハラハラして
背後から
大丈夫ですか?
って声かけたら
何か言いながらコクコク頷いて
本当に大丈夫なのかな…
って思ってたら
私の次に並んでた5~60代と思われる男性が
車 呼んだほーがいーんじゃね?
と
電話の動作をして
きゅーきゅーしゃ?とか?
って聞いたら
うん まあ
って
年配の男性の前にしゃがんで
大丈夫ですか?
きゅーきゅーしゃ呼びましょーか?
って聞いたら
ほんとにほんとに少しの笑顔になって
大丈夫だよ
と
このバス停に来るバスに乗る
とのことで
5~60代と思われる男性に
大丈夫って
バスに乗るっておっしゃってて…
って伝えたら
『大丈夫だよ』が
彼にも聞こえてたみたい
あぁ
なんか悪かったな押し付けちまって
って
ちょっとバツが悪そおな感じしてた
でも
私もひとりでハラハラドキドキしてたから
5~60代と思われる男性に
背中押してもらえて
良かったと思う
バスが来るまでずっと
ハラハラドキドキだったけど
バスが来たら
ヨレヨレしながらも
シッカリとバスに乗り込んで
ひと安心しつつ
後ろの方の座席から見守ってたら
今度は座席に座ってた横の壁?にもたれてて
大丈夫なのかな
大丈夫なのかな
わりと早めのバス停で降りて
ゆっくり歩道を歩いてた
身なりのキチンとした方だった
ものすご~く眠かっただけ
だったのかもしれないよね
そ~だとよいよね