珠ちゃんと暮らすようになるまで、
猫の換毛期をそれほど意識したこと、なかったんです。
ちっちはちょっと抜け毛が気になるな~
と感た時に何回かコーミングするくらい。
その毛玉でボールを作って遊ぶのが楽しかった、
というくらい。
珠ちゃんをはじめて抱っこした時、
思いがけない軽さにびっくりしました。
見た目は「珠ちゃん太った?」と人にも言われてしまうし、
わたしもふっくらしていると感じるんですが、
4キロを超すことはないんです。
毛の密度が濃いせいです。
外側の黒っぽい毛の内側のアンダーコートには、
綿毛のようなふわっふわの毛がみっしり。
だから珠ちゃんは、抱っこすると
本当にぬいぐるみみみたいな柔らかさがあります。
ある日、ごはんを食べてる珠ちゃんの背中を見ながら、
あ~。換毛期がやってきたな。。。。
と、はっきり意識しました。
ふんわりふっくら
そう。
もともと吐き癖(?)がある珠ちゃんですが、
換毛期はそれがますますひどくなってしまいます(涙)
去年珠ちゃんとはじめて迎えた春。
そしてぼーちゃんの死があった春。
「猫はよく吐く」
というレベルを超えてるとしか思えない
珠ちゃんの吐き戻しの頻度の高さと、
わたし自身学校が始まり、精神的、時間的な余裕がない中、
わたしは珠ちゃんが吐いてしまうことに、
過剰な怖れを抱いて過ごしました。
全身を使って唸るように吐く珠ちゃんの姿が、
ぼーちゃんの最期と重なっていました。
吐しゃ物が喉につまったりしませんように。。。
と、祈るような気持ちでした。
(獣医に確かめたら、「20年獣医をやってるけど、
そういうのは聞いたことがない」とのことでした)
ぼーちゃんがいなくて、
わたしの帰りは毎晩夜の11時。。。
ひとりの珠ちゃんには毛づくろいの時間があり余るほどありました。
去年は獣医から処方された、胃腸の働きをよくする
『プロナミド』という薬と、
毎日のコーミング
(一日でも間をあけると、必ずといっていいほど珠ちゃんは吐いてました)
それからCAT RAXでなんとか乗り切りましたが、
CAT RAXは空腹時に使用しないと意味がないので、
朝・夕のほんの数時間しか一緒にいられないわたしには、
あまり活用できませんでした。
あぁ、なんだか湿っぽいですね。
ごめんなさい。
でも!今年は違います!!
新しい生活をはじめて1年。
職場にも慣れ、学校にも(たぶん)慣れ、←今春休みで時間の余裕があるから元気なだけ(笑)
そしてなにより、珠ちゃんが吐いてしまうことに対する恐怖心が
体質と毛量のせいなんだ、と思うことができるようになってきました。
もちろん、この間のように、体調が悪そうなときは別ですが。
今年は、珠ちゃんの換毛期に、万全の対策を練って挑みたい!!
吐くのは、やっぱり体の負担なので、阻止したいのは変わりません。
現実問題として今年もCAT RAXの使用は難しいと思うので、
準備していません。
ドライフードに抵抗のあるわたしだけど、この一時期のみ、
ウェットフードと半々で毎日使います。
ロイヤルカナンは正直BHAが気になるけど、
そう考えていくともうキリがなくなるので、
比較的安全で、且つ入手しやすいので。
換毛期の抜け毛にはシャンプーも有効だと聞いたので、
今年はそれにも挑戦しようと買ってみました。
でも、シャンプーの購入と前後して右端の新しいコーミングを
知ることができました。
ファーミネーターです。
口コミを見ても、すごく評価が高い。
わたしが購入したのは、逆輸入物のせいなのか、お値段もとっても安かったです。
教えていただいて、本当にありがとうございました!
さっそく使ってみると、
はじめその重量感にびっくりしましたが、
手に力を入れずに、その重量感だけでやさしく長いストロークで撫でると、
すごーーい!!
今までのラバーものより、皮膚を引っ張る感じがなく、
アンダーコートのみがしっかりとれています。
顔だってこの通り。
珠ちゃん、気持ちいいみたいで、
ゴロゴロいってされるがまま。
っていうか、コーミングをするわたしの反対側の手を
ぺろぺろ舐めてくれる。。。。。
珠ちゃんがコーミングでお腹をみせてくれたのは
はじめてです。
気持ちいいみたいです!うれし~><
今までラバーではなかなか難しかった足の先や尻尾も、
これならやらせてくれます。
もしかしたら、ファーミネーターの感触は、
猫の舌の感触と似ているのかもしれません。
手を舐められたとき、そう思いました。
ぼーちゃんがいた頃、
珠ちゃんは今ほど吐かなかった。
ぼーちゃんが珠ちゃんの毛づくろい担当だったからだと思います。
本当によく舐めてあげてた。
好きで仕方なかったんだと思う。
珠ちゃんに離れてほしくなくて、
毛づくろいのどさくさに紛れて、
珠ちゃんのお髭も切っちゃうくらいだったから(笑)
珠ちゃんもわたしの顔や手をしきりに舐めます。
こう改めて見ると、その箇所が同じなのに驚きます。
唇とまぶたです。(ちなみにまぶたはのけぞるくらい痛い・笑)
さてさて、今年の換毛期はかる~く乗り越えようね。