迷宮映画館

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シュレック2

2004年07月15日 | さ行 外国映画
あの「シュレック」の第二弾、バージョンアップして登場だ。さてさて、フィオナ姫と熱い新婚生活が始まると思いきや、気に入らない婿に対して、当然いちゃんもんをつけるのが父親の常。親が決めてたこれぞと言う婚約者を捨てて、怪物に走ったんだから、心中穏やかではない。

シュレックと姫を呼んで、婿の品定めをすることになる。デモね、父親と娘婿など、相容れるわけがない。そこで悩むシュレック。フィオナ姫の幸せが一番なんだけど、自分がいてはもしかしたら不幸なのかもしれない。しかし、この親が決めた結婚というのは、カリスマ妖精(実は魔女)の陰謀だったのだ!どうするシュレック。フィオナ姫を取られるぞー。

ドリーム・ワークスが手がけた3Dアニメ、これが本当に全部CGなの?と思うくらいの作りなのだが、そこがどうも引っかかる。もうちっとアニメチックでもいいと思うんですが、アレはあれでいいのでしょうか。ピクサーとの違いを感じるのがそこ。どのターゲットを狙って作ったのかの半端な作りも気になるところ。愛の話は普遍です。子どもにも大人にもそれは大事なポイント。だからって大人むきかというと、絶対そうでもないし、低年齢層の子ども達が、心から楽しんで見れるとも思えない。

話はいいです。自分を選んだフィオナ姫に対する、引け目。自信を持てといっても、いままで駆除されるべき怪物として存在していたのだから、そうも行かない。でも、愛するもののためには、なんとしても立ち向かわなければならないという決意がいいです。

あとはみんなよーく知ってるお話キャラが勢ぞろい。今回はなんと言っても長靴猫!バンデラスに敬意を表して、怪傑ゾロをぱくってましたが、日本語版の竹中のおっさんも絶品です。楽しいのがいろいろな映画のパクリですが、これも子どもらが見てもわかんねーだろーなーってなものばかり。うちの高校生と見ましたが、ほとんどわからなかったそうです。まあそんなことを考えてもしようがないということで、まだまだ続くそうですから、それなりに楽しみましょう。

『シュレック2』

原題「Shrek2」 
監督 アンドリュー・アダムソン 
声 マイク・マイヤーズキャメロン・ディアス エディ・マーフィー アントニオ・バンデラス日本語吹き替え版 浜ちゃん 藤原紀香 竹中直人 2004年 アメリカ作品


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