どうもやる気の見えないサラリーマン。毎朝の朝会にも必ず遅刻してしまう。契約も全然取れない銀行マン、それが主人公デホ。高血圧上司はそんな彼にヘッドロックの罰を与える。父親はこんな息子を雇ってる銀行を気の毒がってる。
何とか上司のヘッドロックをはずしたいデホは、プロレスのジムを見つけ、プロレスを習うことにする。なんとも先の見えないサラリーマンが夜に変身、自分の新しい1面を見つけていくのは「Shall we Dance?」だ。ダンスとプロレスというまったく違うジャンルだが、最初、へろへろになりながらトレーニングをしていくデホが、めきめきたくましくなっていく過程が面白い。そして、とうとう反則王としてリングの上に登場してしまう。
「シュリ」や「JSA」で強烈な印象を残したソン・ガンホの主演作。妙に肩に力が入った韓国映画や韓国の俳優の中で、存在感はあるのにどこか飄々と演技しているところがなんともいえない。真面目な映画でも3枚目の役柄だが、その真骨頂だ。いい。どこかで見た顔だなと思っていたのですが、本日TVを見ていてわかりました。子沢山の石田家のお父さんでした。
あまり(もとい全然)、プロレスはみないのだが、幼い頃、一家にTVは当然1台、父親がプロレスを見るといえば、有無を言わさず見なきゃならなかった昔を思い出してしまった。そういや、いやだいやだといいつつ、マジに見てたっけ。タイガーマスクの伊達直人が最高だったころだ。スターの出るプロレスなんて見え見えのプロレスのひどそうなのと思ったら大間違い。2ヶ月間のトレーニングの成果がばっちり。思い切って演じきって気持ちよさそうだった。生半なものじゃない。
コメディだけど、いろいろな要素を含んでいる。やけにシリアスな部分もあるのだけど、その辺のバランスもそれなりにいい。去年の夏に東京で公開されたのだが、某社長には眼中になかったらしい作品だ。ぜひぜひ公開してと頼んだのが私。引っ張ってきた責任上、みんな見てください。私用で紹介するのが遅れましたが、ぜひどうぞ。
「反則王」
監督 キム・ジウン 出演 ソン・ガンホ チョン・ジニョン 韓国作品 2000年
何とか上司のヘッドロックをはずしたいデホは、プロレスのジムを見つけ、プロレスを習うことにする。なんとも先の見えないサラリーマンが夜に変身、自分の新しい1面を見つけていくのは「Shall we Dance?」だ。ダンスとプロレスというまったく違うジャンルだが、最初、へろへろになりながらトレーニングをしていくデホが、めきめきたくましくなっていく過程が面白い。そして、とうとう反則王としてリングの上に登場してしまう。
「シュリ」や「JSA」で強烈な印象を残したソン・ガンホの主演作。妙に肩に力が入った韓国映画や韓国の俳優の中で、存在感はあるのにどこか飄々と演技しているところがなんともいえない。真面目な映画でも3枚目の役柄だが、その真骨頂だ。いい。どこかで見た顔だなと思っていたのですが、本日TVを見ていてわかりました。子沢山の石田家のお父さんでした。
あまり(もとい全然)、プロレスはみないのだが、幼い頃、一家にTVは当然1台、父親がプロレスを見るといえば、有無を言わさず見なきゃならなかった昔を思い出してしまった。そういや、いやだいやだといいつつ、マジに見てたっけ。タイガーマスクの伊達直人が最高だったころだ。スターの出るプロレスなんて見え見えのプロレスのひどそうなのと思ったら大間違い。2ヶ月間のトレーニングの成果がばっちり。思い切って演じきって気持ちよさそうだった。生半なものじゃない。
コメディだけど、いろいろな要素を含んでいる。やけにシリアスな部分もあるのだけど、その辺のバランスもそれなりにいい。去年の夏に東京で公開されたのだが、某社長には眼中になかったらしい作品だ。ぜひぜひ公開してと頼んだのが私。引っ張ってきた責任上、みんな見てください。私用で紹介するのが遅れましたが、ぜひどうぞ。
「反則王」
監督 キム・ジウン 出演 ソン・ガンホ チョン・ジニョン 韓国作品 2000年