迷宮映画館

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アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~

2009年08月05日 | あ行 外国映画
とってもいい家風のお坊ちゃまのジニョク。突然、勤めていた会社を辞め、ケーキ屋さんのオーナーになるという。なんで?
「ケーキ屋さんには、女性のお客様が多いから!」・・・なるほど。

でも、このジニョク。実はケーキアレルギー。
世の中にそんな人はおるんかい!と思うのだが、どうやら、幼いころに何かあったらしい。

ケーキ屋を開くために必要なのは、腕のいいパティシェ。そこにやってきたのは『魔性のゲイ』と言われるソヌ。勤めるケーキ屋、ケーキ屋で、次々とトラブルを巻き起こして、やめて締まったいわくつきのゲイ。

実はソヌとジニョクは高校のときにひと悶着あった仲。ソヌになびかなかった唯一の男がジニョクとわかって、店のパティシェになることに。

+ケーキのおいしさにひきつけられた元ボクサーと、ジニョクの幼馴染のぶきっちょ男が加わって、【アンティーク】の営業が始まる・・・。

ということで、あたしは目はひたすらどんなケーキが出てくるのかという、その一点のみ。
麻薬でどうのというチュ・ジフンも知らなければ、その他の男前(?)の連中もさっぱり知らんわ・・・で、とにかくどんなケーキなのか?どんな作りなのか?どんなデコレなのか??

うーん、いまいちだったかな・・・。おまけに天才パティシェとか言われたんだから、せめて絞りぐらい、ちゃんと手添えて、プロっぽく絞れ!などと余計なところに目が・・・。

数年前にやってたTVドラマはなんどか見たが、中身は失念。こんなドロドロしたトラウマ物語だったとさっぱり知らなんだ。そ、そこっす。シリアスにしたかったのか、コメディなのか、サスペンスなのか、おいしい物語にしたかったのか、どっちつかずの半端な作り。

ま、よくある韓国風の作りだが、半端すぎた。
日本のコミックがうまく生かされてるのは嬉しいが、なんか納得のいかない映画だった。

◎◎

『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』

監督・脚本 ミン・ギュドン
出演 チュ・ジフン キム・ジェウク ユ・アイン チェ・ジホ ジャン=バティスト・エヴァン アンディー・ジレ キム・チャンワン イ・フィヒャン ナム・ミョンリョル


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2 コメント

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TVドラマは… (KLY)
2009-08-05 22:31:34
BL要素はばっさりないので全く別物と捕らえてます。アニメは原作に忠実で、この作品もかなり忠実じゃないかなぁ。ケーキ視点で見るとかな~り物足りないかも。っていうか韓流映画って食べ物系がいま一つ撮り方が下手に思えるんですよね。もちろん味は別でしょうから、韓国の食べ物がどうこういうんではなくてですけど。

私はゲイものはメチャクチャ苦手なんですが、この作品のキム・ジェウクはいい芝居してるなぁとと思いました。^^
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>KLYさま (sakurai)
2009-08-06 23:27:59
アニメも原作も全然見たことないです。
TVドラマをちょっと見たかな。
なので、こんな話だとは思ってなかったのもちょっと引いた原因かもです。

ソヌはよかったですね。
なかなかはまってました。
あたしは「犬とオオカミの時間」では硬派だったチェ・ジホのちょっと抜けた役柄がよかったです。
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