とても有名な本なので、知ってはいたが、真面目に読んだことはなし。立ち読みで、ぱらぱらめくる程度だったが、日本にいる外国人ならではの、トンチンカンな勘違いや、普通の日本人なら疑問には思わないようなことに対して、「なるほどねえ」と、時折思わせる哲学がちりばめれれていると認識していた。
遠からず当たってると思うが、予告を見た限りでは、その辺をずいぶんとアプローチしてて、きっとコメディタッチで、突き進んでいくのだと勝手に思ってた。
で、途中まではそんな感じで、トニーの含蓄のある日本語への素朴な疑問などにひざを打っていたのだが、なんか途中から悲恋物語に・・・。
え、そこですか?
紆余曲折、すれ違い、そんな齟齬は、外国人との恋愛でなくても、ごく普通に転がってる内容で、映画も国籍の違いがハードルではなく、どうやってお互いをさらけ出せるか!が重要なんだ!!といいたいことはわかる。
たぶん、この映画を見に行く大部分の人は、そんな苦労の連続だった恋愛物語が見たいのではなく、『おおぉぉ!勘違い』や、『外国人が感じる笑える日本の疑問』だったり、その辺だと思うのだが、違うだろうか。
で、考えてみると、その一番見たかったあたりは全部予告で鑑賞済み。残りのうまく行かない恋愛部分は、別にどうでもよかった。
この本のファンである息子に、「アパートを借りるくだりの苦労は、どうだった?」と聞かれたが、あっさり借りれてましたよね。こっち側の見たい物語と、作った側の感覚の違いが気になった作品。もうちょっとはじけてもよかったのでは・・・。
トニーさん役の外人さんが、とってもいい感じだったのになああ。
國村さん・・・出すぎの感あり。この2週間で見た邦画のほとんどに登場。
◎◎●
「ダーリンは外国人」
監督 宇恵和昭
出演 井上真央 ジョナサン・シェア 国仲涼子 戸田菜穂 國村隼 大竹しのぶ
遠からず当たってると思うが、予告を見た限りでは、その辺をずいぶんとアプローチしてて、きっとコメディタッチで、突き進んでいくのだと勝手に思ってた。
で、途中まではそんな感じで、トニーの含蓄のある日本語への素朴な疑問などにひざを打っていたのだが、なんか途中から悲恋物語に・・・。
え、そこですか?
紆余曲折、すれ違い、そんな齟齬は、外国人との恋愛でなくても、ごく普通に転がってる内容で、映画も国籍の違いがハードルではなく、どうやってお互いをさらけ出せるか!が重要なんだ!!といいたいことはわかる。
たぶん、この映画を見に行く大部分の人は、そんな苦労の連続だった恋愛物語が見たいのではなく、『おおぉぉ!勘違い』や、『外国人が感じる笑える日本の疑問』だったり、その辺だと思うのだが、違うだろうか。
で、考えてみると、その一番見たかったあたりは全部予告で鑑賞済み。残りのうまく行かない恋愛部分は、別にどうでもよかった。
この本のファンである息子に、「アパートを借りるくだりの苦労は、どうだった?」と聞かれたが、あっさり借りれてましたよね。こっち側の見たい物語と、作った側の感覚の違いが気になった作品。もうちょっとはじけてもよかったのでは・・・。
トニーさん役の外人さんが、とってもいい感じだったのになああ。
國村さん・・・出すぎの感あり。この2週間で見た邦画のほとんどに登場。
◎◎●
「ダーリンは外国人」
監督 宇恵和昭
出演 井上真央 ジョナサン・シェア 国仲涼子 戸田菜穂 國村隼 大竹しのぶ
もし後者なら、カン違いもいいとこですよ。
なんで感動作にしないとならないと思うんでしょうかね。
予告が一番面白かったです。
世間にウケた原作を映画化するくせに原作のテイストは変えちゃうという…本末転倒ですよね。
まぁそこに関わらず面白く無かったです。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
なんでしょね、書けなくなったり、トニーに対するイライラだったり、重く描いてあって、原作者さんのキャラから行くと、結構飄々と乗り越えて行ったような気がするんですよ。
そんなギャップを感じました。
トニーさん役の軽妙な雰囲気を、この映画のテイストにして欲しかったかも。
僕は原作を映画を観た後、読みました。
エッセイだから軽妙なんですね。
映画の後半はちょっと泣かせる展開だったので、原作はお父さんのことはさらっとさせていてちょっと意外でした。
映画の脚本は原作をうまく膨らませたのだなと思いました。
日本の良いところが欠点でもある、そんな外国人の目から見た切り口で、人と人が理解しあうってこういうことなんじゃない?と提案された気がして、そこに共感を覚えました。