迷宮映画館

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まとめてドン

2007年08月29日 | 一言映画群&おしばい(ゲキシネ)
見たのを忘れてしまいそうなので、書いておかないと。

『怪談』

うーんん、ぜんぜん怖くない。っつうか、実は私、中田監督の映画をちゃんと見たのは始めてかもしれない。もしかして『怖さ』というのは『どっきり』なんすか??違うんでねえの。

武士の無理な借金の逆恨みで殺されてしまった金貸し。急に帰ってこなくなって父親に捨てられたと思った姉妹はどんだけ苦労をしたことか。姉は小唄の師匠となって、江戸で教室を開く。

一方、金貸しを殺したお武家様もろくな生き方ができず、お家断絶。一人残った息子は、中間が育て、こちらも江戸に。出会ってはいけない二人が出会う・・・。ということで、話は完成している『怪談』なのでいちゃもんをつける気は起きないが、着物とタバコ売りの声だけは似合ってた新さん。何ぼきれいでも、表情と演技があまりにお粗末。

冒頭の恨みはどこに行っちゃったのぉ?ということで、はなっから何の期待もありませんでしたが、とんと怖くもなかったのというのは、もっと期待はずれ。


『ベクシル  2077日本鎖国』

オールCGアニメという、そろそろ人間は不要な時代なのかなと思いつつ、そんなあたりも空気に含まれる映画。

登場人物もCGでいけますよ、役者は要らなくなるかも。。。といわれたのは「タイタニック」だっけ?「バットマン」?生身の役者を使わなくても、さまざまな可能性を感じさせた。でも、やっぱり主要なところはどう考えても無理。

ストーリーはトンと暗いままにオールCGアニメっぽいのにつられて見に行ったのは「ファイナル・ファンタジー」だっけ?どうしても表情がなじめなかった。新さんか!

というあたりに比べると、ずいぶん進化しましたね。すごいっす。人の表情がうまい。人というべきか、どうか悩むところですが。特にきれいなものはすばらしい。きっと美しいものは作りやすいんですよ。となると、後は有象無象の、その他もろもろの描き方だわな。

ということで、スクラップ部品の大群の迫力やよし。ストーリーもなかなか。日本って言う島国の特性が生きてる発想の勝利の一本。これはありかも。


『ラッシュアワー3』

すごい豪華な役者陣で堪能。ラトナー監督、、、出世したなああ。って感じたことはそれくらいだったりして。だって、最初から、読めたし。それが狙いでしょうか。やっぱり、「X-men」なんか撮ってないで、「ラッシュアワー」の方がコンセプトは合ってますよ。

まあその豪華な役者陣の中の工藤夕貴はどうよ?あたし的にはイヴァン・アタルがアタリです。


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4 コメント

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Unknown (mariyon)
2007-09-02 10:50:33
「ベクシル」世間の評が厳しいのが残念なくらい、よくできたアニメでした。突っ込みどころは言えばあるでしょうが、まあ、SFそのものが突っ込みカテゴリでしょうから。
ラストのどうしようも無さに、賛否がわかれるようですね。

ファイファンに比べれば、はるかに表情とかキャラがたってました。あえて、人間をCGだらけにしないで、アニメっぽいつくりになっていたもも良かった。女の子が魅力的だったなぁ~~。でも、すっごいスレンダーで、胸のラインとかまったくな食って、男の子みたいでした。って、女のわたしが言うのもなんですが。。。
>mariyonさま (sakurai)
2007-09-03 13:20:07
そっか、厳しいのか。
あたしはものすごく、ありだなあと思ってみてました。
あそこまで破滅的で、半端じゃないのに座布団3枚。
もっと半端くさい映画かなと思っていたのも、プラスになったかも。
ほんと、キャラがずいぶん成長した。「FF」は、見てるこっちの方がなんか恥ずかしくなってきましたから。
工藤夕貴さん (miyu)
2007-11-08 23:29:51
ビミョーでした?
あたしは真田さんにしても工藤さんにしても
あのジャッキーとアクションをしているってだけで
興奮してしまいました (。・x・)ゝ
>miyuさま (sakurai)
2007-11-10 08:27:44
1と2に比べると、貫禄っつうか、余裕っつうか、なんか重たく感じました。
まあ、みんな貫禄ついちゃったもんね。
真田さんは、いったいどこの道を行くんでしょうね。
楽しみでもあり、怖くもあり。

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