迷宮映画館

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ベティ・サイズモア

2001年08月17日 | は行 外国映画
だめ亭主を持つ、平凡な一主婦。カンザスの田舎町に住むのだが、唯一の楽しみは昼メロを見ること。ロングランの昼メロ「愛のすべて」の主人公の医者に完全にはまってる。うんうん、ありそうありそう。このだめ亭主が影でヤバイ仕事をしていたために、取引のトラブルから殺されてしまう。その場面を見てしまったベティは、あまりのショックから一緒に見ていたドラマの世界と、現実の世界の区別がつかなくなってしまった。

完全な現実逃避の世界なのだが、主人公のベティを演ずるレニー・ゼルウィガーの無垢なうまさが、いかにもありそうと思わせてくれる。やることなすこと、危なっかしくてしょうがないのだが、女の信念、岩をも通すで、L.A.まで行って、この憧れの役者に会ってしまう。彼女にとってはあくまでもかっこいい医者。さて、この恋は成就するか・・。

とにかく面白い。等身大の女性の奮闘振りに好感が持てるのだが、ありえなさそうで、いやありえそうで、その設定を描いた脚本に脱帽。レニー・ゼルウィガーも本当にうまければ、若い女に熱を上げてしまうモーガンじいさんもまたいい。いやみなグレッグ・キニアもみんな秀逸。小さい映画で、あんまりお金もかけてないとわかるのだが、うまい話にうまい役者たちが生き生きと演じてるのを見ると、本当にうれしくなってくる。ティム・バートンも昔、こういう映画撮ってなかったかなあと思う今日この頃・・・。

「ベティ・サイズモア」

原題「Nurse Betty」 
監督 ニール・ラビュート  
出演 レニー・ゼルウィガー モーガン・フリーマン 2000年 アメリカ作品



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