ということで、久々(といっても約一週間ですが・・)に見た映画がコレ。
「千年女優」はあまり好きではないが、「東京ゴッドファーザーズ」が結構好きだったので、ちょいと期待。おまけに我らが少年少女の頃の憧れの作家、筒井康隆作でございます。
話はちょいと近未来の世の中。夢を操作してセラピーを行う治療を施している研究所。患者の夢に入り込み、相手の深層心理をえぐろうとする。しかし、その夢に入り込む装置が盗まれてしまう。この装置が悪用されれば、他人の人格をも破滅させてしまう力を持つもの。既に所長も装置の影響を受け、人格が危うい。そして次々と破壊されていく研究員たち。一体、誰がこんなことを・・・。
と、見終わった後も頭の中は????マークの羅列。どうもパビリオンから続いて、????マークのオンパレードだ。まだ頭がしっかと働いたいないこの時期に見るもんじゃない。オタク系の研究員がキーマンになるのだが、人間離れしている体格。物語をアニメにするときには、アニメならでは、アニメでなければ表現できない何かがなければアニメなんぞする必要な無い。「東京ゴッド・・・」の時は東京をクリスマスの時に雪景色にした!コレこそがアニメならではと思ったのだが、今回この映画を見て、アニメならでは思ったのが、この研究員のデブさ加減ではないかと思ったのだ。
人形が異形の動きを見せるのもなかなかおどろしくていい。街並が壊れていくのも迫力がある。研究員・千葉敦子が夢の女パプリカに変化するのもいい。でもどうもピンと来ない。やっぱ、今回のアニメならではの真骨頂はあのおでぶさん。これだ。
ということで、見終わった後もよく分からないまま。狐につままれたような、本当に狐に化かされたみたいな映画だったが、色鮮やかに画が動き出す。次々とストーリーが展開していく。夢なのかうつつなのか、どこが境界なのかもどうでもよくなる。そしてこんな世界を画にしようと思ったことも凄いが、コレが一体どうやって活字になっているのかが私の最大の興味となった。久々に映画見て「読みてーー!!」と思った。筒井さん、あーたはやっぱり凄い。・・・・断筆とかって一体どうなったの?
『パプリカ』
監督 今敏
声の出演 林原めぐみ 江守徹 堀勝之祐 古谷徹 大塚明夫 山寺宏一 田中秀幸
「千年女優」はあまり好きではないが、「東京ゴッドファーザーズ」が結構好きだったので、ちょいと期待。おまけに我らが少年少女の頃の憧れの作家、筒井康隆作でございます。
話はちょいと近未来の世の中。夢を操作してセラピーを行う治療を施している研究所。患者の夢に入り込み、相手の深層心理をえぐろうとする。しかし、その夢に入り込む装置が盗まれてしまう。この装置が悪用されれば、他人の人格をも破滅させてしまう力を持つもの。既に所長も装置の影響を受け、人格が危うい。そして次々と破壊されていく研究員たち。一体、誰がこんなことを・・・。
と、見終わった後も頭の中は????マークの羅列。どうもパビリオンから続いて、????マークのオンパレードだ。まだ頭がしっかと働いたいないこの時期に見るもんじゃない。オタク系の研究員がキーマンになるのだが、人間離れしている体格。物語をアニメにするときには、アニメならでは、アニメでなければ表現できない何かがなければアニメなんぞする必要な無い。「東京ゴッド・・・」の時は東京をクリスマスの時に雪景色にした!コレこそがアニメならではと思ったのだが、今回この映画を見て、アニメならでは思ったのが、この研究員のデブさ加減ではないかと思ったのだ。
人形が異形の動きを見せるのもなかなかおどろしくていい。街並が壊れていくのも迫力がある。研究員・千葉敦子が夢の女パプリカに変化するのもいい。でもどうもピンと来ない。やっぱ、今回のアニメならではの真骨頂はあのおでぶさん。これだ。
ということで、見終わった後もよく分からないまま。狐につままれたような、本当に狐に化かされたみたいな映画だったが、色鮮やかに画が動き出す。次々とストーリーが展開していく。夢なのかうつつなのか、どこが境界なのかもどうでもよくなる。そしてこんな世界を画にしようと思ったことも凄いが、コレが一体どうやって活字になっているのかが私の最大の興味となった。久々に映画見て「読みてーー!!」と思った。筒井さん、あーたはやっぱり凄い。・・・・断筆とかって一体どうなったの?
『パプリカ』
監督 今敏
声の出演 林原めぐみ 江守徹 堀勝之祐 古谷徹 大塚明夫 山寺宏一 田中秀幸
難解ッスか?
ふーーむ。
当方「千年女優」も「東京ゴッドファーザーズ」も◎だったものですから、これは観ねばと思ってたんですが。
うーーむ。この年末年始、あまり観たいのがないんだよなぁ。
あ、「どうぶつの森」は観にいきますデス。
でもってパプリカ、何か絵は凄いんですけど、それだけかな~という感じでした。同じアニメ映画なら「鉄コン~」の方が私は楽しめました。スタンプ満タンの無料券で観たので別にパプリカも損したとは思いませんけれど(笑)
でもこの世界を活字で描いた筒井康隆の凄さの方を感じ入りました。見てみてください。
寺山修司の世界も感じました。
「どうぶつの森」・・・早々に前売り券を買って、ストラップもゲット。ゲームのアイテムも手に入れて、さっさと見ました。子供だけ。
その時間、私は「パビリオン山椒魚」を鑑賞しておりました。ハハハ。
かあちゃん付き添いも卒業です。長かったなあ・・・。
本日も彼らだけで「ブリーチ」鑑賞。あたしは「エラゴン」見てました!
この間、子供らはわがまま言わず、自分達のことは自分達でしてるようです。いやあ、いい子供らだ。で、終るとまたもとの甘えん坊になっちゃうんですがね。
うーーん、絵の迫力はありましたが、ひとえに音楽の力も大きかったのではと思います。あの音楽が異形の世界を増幅させてたような気もしました。まず本を読まねば。
「鉄コン・・・」いつ見よう・・。
今日、「敬愛なる・・・」を見ようと思いましたが、朝起きられずに撃沈。やはり年末は第九だ!と思っていたのに(泣)。
「鉄コン・・・」まだこの映画の悪夢から覚めないのでちょっとまともそうな?映画を見てからにします。あっちもあっちで、すごそうなので。
では、来年もまたよろしくです~
小さい頃、いっぱい読んだもんでした。でもあれは子供向きの本だったので、読みやすかったですが、そういえば大人になってから筒井康隆の本って読んでない。
コレは是非読んでみたいです。
正月の第九もいいかもです。期待を裏切らないいい映画でした。