迷宮映画館

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ホテル・ルワンダ プレミアム・ナイト

2006年03月26日 | 日記
昨年のアカデミー賞に名を連ねて以来、日本上陸をずーっと待っていた。途中、日本の公開が危ぶまれて、マジに見れないのか・・・と世の無情を嘆いたのだが、やっぱ世の中、そう捨てたもんではなかった。

若い人たちのやる気と勇気はすごい。何かしたい、とりあえずこの映画を日本で上映するためにはどうしたらいいか。始めた事はネットでの呼びかけ、署名集めだった。なかなかやるなあと賛同し、微力ながら署名に参加した。周りに声かけて、いろいろと書いてもらった。送ったのは夏。どうなるんだろうと少々の期待と心配を込めて、見守るしかなかった。そして、上映する事に。配給会社となった『メディア・スーツ』さんのご英断に心から感謝申し上げる。

いよいよ当地でも上映が決まったが、いつも行く映画館の方から、なんか話をしてくれないかと頼まれた。映画自体は非常に良く出来ていて、余計な説明などいらない素晴らしいものになっているのだが、既に10年前の虐殺事件も風化してきている。「こういう内戦があったんだよ」と言っても「へーー」といわれるくらい時が経ってしまっていた。

なんで世界で内戦が後を絶たないのか、民族対立が起きてしまうのか、アフリカの民族対立はどうして起きてしまったのか・・・。所詮、遠い所の出来事だ、で終ってしまうのはどうしても悔しい。世界の片隅で、私がなんだかんだ言っても世の中に何らの影響があるかは分からない。でも、どうしてもなんか言いたい。何かを伝えたい。いい機会を与えてもらって、貴重な時間を頂き、話をさせてもらった。

時間が気になって、最後の方は尻切れトンボになってしまったが、どんな風に伝わったものやら。まあ後は映画でたっぷりと堪能してもらえれば十分なのだが、拙講座をもしお聞きになった方、是非、建設的なご意見、ご批判、感想などありましたら、よろしくお願いいたします。
直接と言う方は、こちらまでsakura1043x@yahoo.cp.jp どうぞよろしく。 

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4 コメント

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TB返しさせていただきます。 (アガスケ)
2006-03-31 16:48:06
椅子に座って人の話を聞く生活から離れて大分経つので「講義」と聞いて実は『寝ちゃったらどうしよう』なんて大学時代を思い出しました。

実際先生の講義が始まるとお話も上手ですし大変有意義な時間でした。(先生が映画好きで歴史好きであるので情熱を感じました。先生個人の意見がところどころに聞けたのでいわゆる講義と違い眠くならなかったのだと思います。)

私はキリスト教の学校(小学校から高校)で育ちましたので「アフリカの飢餓を救う募金」や「アフリカの子供のためのバザー」などで折に触れ募金させられてきました(言い方は悪いですが)。

だけど一度も「なぜアフリカが飢餓に陥ったか」を考えたことがありませんでした。「暑いからな~水不足なんだろ」と漠然と思ってただけです。

今回先生のお話で外貨獲得と飢餓との関係に驚きました。

ヨーロッパの自国の利益しか考えない勝手な政治介入も初めて知りました。

映画とあわせて素晴らしく有意義な時間を過ごすことができました。

『知は力なり』これからは肝に銘じます。

これからもよろしくお願いします。

丁寧に (sakurai)
2006-03-31 20:28:38
ありがとうございました。

つい、笑いをとろうとしてしまういつものクセを押し殺して、かなり真面目に迫ったので、どうかなあと。

とっても嬉しい意見が聞けて、恐縮です。ありがとう。

色々なことを考えてもらうきっかけになれれば嬉しいのですが、とにかく映画に力がありましたからね。

映画様、様です。

また何かの機会がありましたら、是非また足をお運びください。完全な講座の方も結構お勧めですよ。

まあこっちは、オーナーのご好意でやってるのですが。
先生 (kossy)
2006-05-28 13:20:21
あれ、sakurai様が講演なさったのですね。

先生とは知らず、ご無礼いたしました。

俺も直接講義を受けたいです。
そうなんす (sakurai)
2006-05-28 14:18:51
恥ずかしながら自分です。

まあ好き勝手なこと言わしてもらってますが、なかなかやりがいがあります。

不特定の人に話すという難しさも感じてますが。

でも、これは映画にものすごい力があったので、全然苦になりませんでしたが。

んじゃあ、次の機会は是非山形までおいでくださいませ。なんてか。

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