迷宮映画館

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ラ・ボエーム

2009年05月18日 | ら行 外国映画
プッチーニのオペラのひとつ、「ラ・ボエーム」を、当代随一のテノールと、ソプラノが歌う!!!

舞台は1830年代のパリ、七月革命の混乱がかもし出されるんだろうか・・思ったのだが、そんな様子は、あまり感じられない。貧乏だけど、理想はあくまでも高く!!という若者が住む長屋。

詩人のロドルフォと階下に住んでいたお針子のミミは、一目で恋に落ちる。二人の幸せな日々は、永遠に続くかと思われていたが、あっけなく幸せなときは過ぎ去る。

それはミミの病気のせい。日に日に弱っていくミミ。さびしいミミの生涯の最後を彩った愛するロドルフォに見守られ、幸せそうにミミは目を閉じる・・・。

と言うことで、全編これでもかああ!!全開のオペラのフルボリュームで迫られた。考えてみると、登場人物たちは、結構自分よがりの自己中が多いような気もするが、この際、そんなことはどうでもいい。

すべては歌。歌の凄さを堪能するに限る。オペラの凄いところは、ぜんぜん違う台詞を同時に語って、それがハーモニーになること。字幕は二行になるが、あのハーモニーをネイティブの人が聞いてて、2人、あるいは3人の歌っている内容がわかるのだろうか?ここ、だれか教えてください。

語っている内容は、ものすごく俗な言葉をそのまま歌っているわけで、字幕を呼んでいると「この浮気もの!!」とか、「おやすみなさい」とか、「鍵はどこ?」とか、まじめに受け取ろうとすると、少々興ざめしている自分がいた。

つうことで、2時間、お見事な音楽を聞かせてもらいました。

上映の前に、山形大学の教授のお話と、オペラサークルの生の歌を聞かせてもらったが、声というのは、いかに凄い楽器であるかと言うことを再認識した。

◎◎◎○

『ラ・ボエーム』

監督・脚本 ロバート・ドーンヘルム
出演 アンナ・ネトレプコ ローランド・ビリャソン 二コル・キャンベル ジョージ・フォン・ベルゲン ボアーズ・ダニエル アドリアン・エレード ステファーヌ・ドグー

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2 コメント

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土曜日、sakurai さんが歌に酔っている間 (narkejp)
2009-05-19 20:39:19
当方は野暮用で飲んだくれておりました。残念!本当は私も某フィガロ先生のお話と門下生たちの歌を聴いてみたかった!
先日、山響の定演のあと、妻と夫婦50割引で映画「ラ・ボエーム」を観てきました。大いに楽しみました。何度見ても、第1幕・第2幕のボヘミアン四人の愉快な生活ぶりには、自分たちの若い頃を思い出しますし、第4幕「外套の歌」から「海よりも深い~」を経てロドルフォの「ミミ!」という絶叫まで、思わず引き込まれます。
>narkejpさま (sakurai)
2009-05-20 13:18:33
そうでしたか!
さぞや、おいしいお酒だったと思います。
いやーー、さすが山大音楽科!!素人の耳でも、なかなか見事な歌だったと思います。
定演のあとに、また音楽三昧ですか!
それはまた凄い。
たっぷり楽しまれたようで、よかったです。
貧乏学生の様子は、なんとなく身につまされました。

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