迷宮映画館

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GSワンダーランド

2009年01月31日 | さ行 日本映画
時は1960年代。ビートルズ全盛で、どこでもここでもグループ・サウンズが流れてて、女の子たちは、とにかくきゃーきゃーと!!

下手な鉄砲数撃ちゃ当たると、レコード会社は、スターを発掘しては、なんとかこの流れにのって、自分らもいい目を見たいと。

その悪魔のような世界に引っかかった若者4人。純粋にバンドがやりたい!ギターが弾きたい、ロックをやりたい!!!と思ってただけなのに、どんどんと大人の思惑で、変な方向に・・・・。

いや、夢は日劇に出ること。それができるなら、少々のことなら我慢しようぜい、っと。でも、実はかき集めたメンバーのうち、一番の人気になった美形のミックは女の子。これがばれれば、日劇どころか、即刻解散だ。

てなことで、これも見たくて待っておりましたが、やっと鑑賞できました。
いやーー、おもしろかった。
この際、主人公の4人のキャラよりも、とにかく周りの人間たちが面白くってしようがない。

まず、彼らの先輩格に当たる妙なバンドの高岡クン。日和る、日和る。でもって、歌がまた上手い。いや、仰天のうまさは主人公の石田卓也!!うま!

彼らをスカウトした武田真治の悲哀がまたいいわあ。杉本哲太のつるしあげられ方に、圧巻はサリーっすよ。サリー、もとい岸部一徳にあんな役させちゃって、余裕でやっちゃう凄さ。おっきいわぁ。

後は、ところどころでいいポイントになってるフレッシュ・フォーですかね。あられもなく笑ってしまいました。一緒に劇場にいた方、ごめんなさい。

全編セピア色で、昭和の匂いがぷんぷんしてました。西暦で年代が出てましたが、あすこは昭和何年・・・って言ってもらいたかったなあ。

小学校三年の時、一番好きな人はジュリーでした、ハイ。

◎◎◎○●

『GSワンダーランド』

監督 本田隆一
出演 栗山千明 石田卓也 水嶋ヒロ 浅利陽介 高岡蒼甫 武田真治 杉本哲太 岸部一徳


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2 コメント

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あら??ジュリーですか? (mariyon)
2009-01-31 20:55:18
sakuraiさんもジュリーでしたか??
わたしもなけなしの小遣いはたいて、タイガースのレコード買ってました。
でも、それはかなり早かったほうじゃないですか(笑)
たしか、わたしなんかが小学校の4年くらいでしたから。GS全盛期。

この映画懐かしかったのもあるけど、
水嶋ヒロくん目当て(笑)だったんです。
なんで、あの時代の男の子の
ロングヘアーが重いのか・・・って、思ってたんですが、そう、髪を染めてないんですよね。でもって、シャギーも入ってない。だから、なんか、かつらっぽいの。

個人的には、「海岸線のホテル」のVにになごみました。

最後はフッレッシュ・フォーにもっていかれましたね~~。

>mariyonさま (sakurai)
2009-02-01 09:41:09
やっぱジュリーっしょ。
サリーは眼中になかったですねえ。
姉がいたので、普通の年代よりは、ちょっとませてたかもしれないですね。

水嶋ヒロ君・・・すいません。さっぱり知りませんでした。
河相我聞だと思って見てました・・・。

だれでもかれでもマッシュルームヘアーでしたもんね。
あたしもやってましたよ。前髪ずっしり切りそろえて。あの空気、よくも描いてくれました。

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