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外事警察

2012年06月13日 | か行 日本映画
ただいま、BSでの再放送中のドラマを見ているが、たぶん来週放送の6話のあとの話~始まっている。なもんで、まず6話までいかないと、話が続かない。とりあえず若干の脳内補完をしながら鑑賞。

面白かった!!ちいと画面が暗くて、所々「何?」という場面もあったのだが、とにかく話が面白い。これはひとえに、脚本の力が大きいのではないかと思う今日この頃。最近、面白いなあ~と思う物語の脚本は、古沢良太さんのもの(コサワと読むらしい・・)。

何気に「リーガル・ハイ」も面白く見ているのだが、これも脚本は古沢さん。ちょっと前は井上由美子さんの本がおもしれえーーと思っていたのだが、最近はこっちに軍配が上がる。

日本に核はある!あったではないか。あの原発事故で、それは明白になった。原発を抱えていると言うことは、いつなんどき甚大な被害をぶちまけるかわからない、とんでもないものを抱えていると同じことだ。

浦沢直樹の名作、「パイナップル・アーミー」の最終回は、くしくも簡単に原爆をふっ飛ばす方法が描かれた。書いたのは1988年。まだロシアも崩壊されてない頃。いまだチェルノブイリの影響が残っているときに、もし原爆が爆発したら・・・という恐怖のシナリオだった。

今のずたぼろの日本。何が起こってもおかしくない津波の後が舞台だった。人の住めなくなったところから盗まれた情報。そして、その情報を何より渇望している国が持った時の恐ろしさ。その危機を乗り切るためになんでもする!という気概を持った警察。じゃあ、そのためにはなんでもしていいのか。。。。

これって「マシンガン・プリーチャー」と同じ理論だ。正義のため、人を救うため、国を救うためには何をしてもいいのか。。。何をしてはいけないのか。。人をだましてはいけないのか。情報を操作してはならないのか。うーーん、難しいし、答えは分からん。でも、きっとこういう気概を持った人間がいたことによって、この世は長らえてきたんだろうなあ~と思った。

渡部さん、・・・・いいです。眉間にぐぐっとしわ寄せた風情がぴったり。

◎◎◎○

「外事警察」

監督 堀切園健太郎
出演 渡部篤郎 キム・ガンウ 真木よう子 尾野真千子

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KLY)
2012-06-13 21:49:11
渡部さんはこの作品を寅さん化したいんですって。
まあ要するに続編を作り続けて行きたいってこと
なんですけど、監督とPと脚本家さんは苦笑いしてました。
脚本作るのがマジできついそうです(苦笑)
>KLYさま (sakurai)
2012-06-23 12:21:57
これ作り続けて行くのなら、一話作るのに、2年くらいはかかりそうですね。
震災がらみで、いろんなデータの流出もあったんだろうな~と言うのも真実味があって、怖ろしかったです。はい。
こんばんは (はらやん)
2012-06-24 08:57:28
sakuraiさん、こんばんは!

国益のためだったら何をしてもいいのか、難しい問題です。
きれいごとだけではすまないこともあるのでしょうけれど、それを担う役割になったときは、眉間にしわがよるのもわかりますね。
よほどの信念がない限りは・・・。
核開発問題にしても、原発の問題にしても、フィクションを現実が越えているのが、ちょっとこわいですよね。
>はらやんさま (sakurai)
2012-06-25 20:10:31
これのちょっと前に見た「マシンガン・プリーチャー」と、かぶる部分があったのですよね。
正義のため、子供を守るため、国益を守るため・・・そのためにだったら何をしてもいいのか??
小心者で、自分からは何もできない身としては、なんともいたしがたい。
身の置き所のない自分としては、映画見て、ううーーんがんばってくれええ!と思うばかりです。
事実は小説より奇なりとはよく言ったもんですが、人間がやること、考えることですから、そんなもんなのかもしれません。
Unknown (Quest)
2012-06-26 17:18:10
こんにちは。

以前に『4デイズ』という映画を観たのですが、その作品も、目的のために手段は正当化されうるか、というテーマがありました。
目の前の男に何としても核爆弾の場所を吐かせないと何百万人が死んでしまう、というお話で。

人生なかなかそんな極端な選択を迫られることもないとは思いますが、スケールダウンしてみると、企業競争とか出世レースでは当たり前の事なのかもしれません。勝てば官軍、かも。

難しいですね(笑)
>Questさま (sakurai)
2012-06-26 20:04:09
「4デイズ」は見逃してしまいました。
映画だからこそ、目的のためには手段を選ばずに何かをする・・・。そうなるとどうなるか?ということを描くことができるわけですよね。
こちらは、どんどんと投げかけられて、ストレスたまる一方ですわ。
でもやっぱり面白い!

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