テニスはお休み。娘がくれた入場券があったので、西武ドームで開かれている「国際バラとガーデニングショウ」に出かけました。植物にあまり関心がなかったので、もちろん初めて。
ともかく鑑賞開始。バラのタイムトンネルを抜け、バラの切り花や鉢植えのコンテストなどを回って、たどり着いたのがガーデン部門。大賞を受賞した「もうひとつの未来」と名付けられた庭の前で、しばし足を止めました。古めかしいアーチの壁が立つ緑濃い庭には色とりどりの花と深紅のバラ。もうひとつ、5センチ位のチョコレート色の花をつけた木が。写真を撮っていると、同じようにカメラを向けた女性が「花の名前をご存知?」。「いや、私も分かりません」。見ていると、あちこちで同じ声が聞こえます。
暫くして出展者らしき中年の男性を発見。「失礼ですが、あの木は?」―教えて頂いたのは蝋梅の仲間「カリカンサス(ハートレッジワイン)」。調べると、中国のナツロウバイと米国のクロバナロウバイを掛け合わせた品種。「あまり大きくはならないけれど、暴れるように枝を張る」とも。ジャジャ馬の木です。ついでに出展の経緯を質問。まず、デザイン審査を受け、合格すると3日間で造園。ショウが終わると解体、希望者には販売するそうです。ちなみに今回の作品の費用は400万円+宣伝費。賞金は300万円ですから、まだ持ち出し。でも「最大のバラ展」の栄誉には代えがたいでしょうね。ソフトテニスが大好きな皆さん、我々もテニスの栄冠を目指して頑張りましょう。リバーの練習にもお越しくださいね。アッ、観賞したバラの名前は、ひとつも覚えていません。
(64蛍)