川越リバーのブログ

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陽を集める花

2018年02月22日 16時56分11秒 | ソフトテニス

 スケート女子のパシュートの金メダルをテレビで確認。床に就く前に何気なく変えた画面で、個性的脇役の大杉漣さんが急死したことを知りました。「漣」という字は「さざなみ」。寄せては返すさざ波のように、何度も挑戦して高みを目指そうとの思いだったとか。同じ“さんずい”の名前を持つ身としては、親しみを感じていただけに残念。66歳、早過ぎますよね。

 明けてリバーの練習日。小雪が舞う中で集まったのは9人。前日の水曜会で4時過ぎまで頑張ったこともあって、総合練習を1回こなした後、早退して花探しです。ネットで見て「どうやら小畔川から近い延命寺あたりらしい」と目星をつけていた「フクジュソウ(福寿草)」の“畑”です。まず、笠幡の交番に立ち寄って訪ねましたが「さあ…分からないな」。3人のお巡りさんは、首を傾げるばかり。

 今度は車を降りてたまたま出会った男性に訪ねると「それなら、あの先の林の辺り」。たどり着いた金網のフェンスに囲まれた畑地に、50センチ前後の幹だけが50株ほど残る桑の木の根元に黄色いフクジュソウが群生していました。写真を撮る許可を得た年長のご主人に尋ねると、「カイコはもうやっていないけど、夏場に福寿草の日除けになればと(桑を)残してあるんだよ」。なるほど。幸福と長寿を祝う花。旧暦の元日のころに咲くから元日草とも。落葉樹の根元に自生。日が照ると20~30枚ある花弁を広げて太陽光を集め、中心を温めて受粉を手助けしてくれる昆虫を呼ぶのだとか。そして夏前には休眠します。日本の固有種ですが、乱獲で自生するものは減っているそうです。

(64蛍)