帰りの車内が大分すいてきた頃、私の前に座っていたお婆さんに
「あなた、足が痛いの?」と声をかけられ
さらに「私の好きなタイプだわ」と言われ、持っていた薬を
すぐ塗りなさいと言って渡されました。
そして、「あなた、足の大きさは何センチなの?」と。
毛糸で靴下を編んで送ってあげる、と言うのである。
このお婆さん、たしか私と同じ銀座一丁目から乗った人だ。
時々、こちらを見ていたようだったが・・・
どうしてなの?? (優しく声を掛けられ嬉しいが、何か不思議!)
座席を、お婆さんの隣に移した。
「あの、お婆さんほんとに90歳なの? お元気ですね・・・」
「そうよー」
「ねぇ、お婆さんは普通のお婆さんなの?」
「そうよー。泥棒でも何でもないわよ」
「もしかしたら、特別な技でも持っている仙人か何かじゃないの?・・」
「笑い」
そのお婆さんが、降りるまでのわずかな時間、私達は初めて会った
人間同士とは思えないほど、テンポ良く会話が弾んでしまったのです。
最後に「気をつけなさいよー」とこちらが言われてしまいました。
これじゃ逆だわ! と思いつつ、電車の中でここまでの経験も
初めてだ~・・
とあらためて不思議な縁を感じてしまいました。
元気なフリして出かけて来たのだが、初対面の、しかも
90歳のお婆さんに、元気をもらってしまったのでした。
やれやれ・・・
「あなた、足が痛いの?」と声をかけられ
さらに「私の好きなタイプだわ」と言われ、持っていた薬を
すぐ塗りなさいと言って渡されました。
そして、「あなた、足の大きさは何センチなの?」と。
毛糸で靴下を編んで送ってあげる、と言うのである。
このお婆さん、たしか私と同じ銀座一丁目から乗った人だ。
時々、こちらを見ていたようだったが・・・
どうしてなの?? (優しく声を掛けられ嬉しいが、何か不思議!)
座席を、お婆さんの隣に移した。
「あの、お婆さんほんとに90歳なの? お元気ですね・・・」
「そうよー」
「ねぇ、お婆さんは普通のお婆さんなの?」
「そうよー。泥棒でも何でもないわよ」
「もしかしたら、特別な技でも持っている仙人か何かじゃないの?・・」
「笑い」
そのお婆さんが、降りるまでのわずかな時間、私達は初めて会った
人間同士とは思えないほど、テンポ良く会話が弾んでしまったのです。
最後に「気をつけなさいよー」とこちらが言われてしまいました。
これじゃ逆だわ! と思いつつ、電車の中でここまでの経験も
初めてだ~・・
とあらためて不思議な縁を感じてしまいました。
元気なフリして出かけて来たのだが、初対面の、しかも
90歳のお婆さんに、元気をもらってしまったのでした。
やれやれ・・・